YomuAA

読むアスキーアート/ よむえーえー / やる夫スレ自己まとめ
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　　┌　　　　　　┐ 　　│オモール  │ 　　└　　　　　　┘ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿//l 　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 [l＿_ l-|]　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿ 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |＿＿ｌ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 [￣ ] 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　ｌ 三三 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　| 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　|　[][]　| /l/l ＿_/l/l_　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |―｜ 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 †ii†ii†ii|＿＿_ l_|二ニニ二| |　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿∧ _∧,森森森森森森 　　　　　　　　　　　　　　　　　￣l￣ l 　 l　　 | U´￣｀U | 山山1　 　 　 　 　 　 |￣￣|/,森森森森森森森森森森 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ﾛ｜　　 ｌ l | 　 ｌ門ｌ　｜l門l　|　　　　　　　 　 | l門l |ｉ森森森森森森ｉl三三三三 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 †iii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ii†ｉi†森i|　 |門|　- ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ { 二二二二二二二二二丶ヽ ニ二二二二二二二二二二二二二二|i†ｉｉ†ｉi†ｉi†ｉi†ｉi†! . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .l　/　/､　　L ノ､　　 ヽ ＿λ..................................................................................|.......|..................... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ 丿　! ／ｌ ノ､　l 〉 　 _ﾉl￣ ｀)、.............................................................................|.......|..................... . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . { /ヽ　 ﾉ　　{　　ー‐≦　ﾉー‐ ヽ＼----__ ................................................ _---／￣￣＼--_ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .〉ー入ヽ 　 l　し ⌒ﾉ ヽ　　 　 人　＼----__ ................................... _-----ｌ　　l　!　|　ヽ-_ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . l　/　　　 _ ﾉ　!　 /　r‐ }　∧´ヽ　￣- ￣＼---__ ......................._------ﾉ　　ｌ ﾉ　j　　 - . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . |　　} 　 -　　/　　　　　 Ｖ　　￣ l　　|　 l　　ヽ----__ ......... /￣￣l￣/ ヽ ノ　 ´　　 " . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./､　ﾉ　 l　　 ﾉ 　 ((　　　 l､　 {　＼　ノヽ 丶　 ｌ ＼ノ￣ ヽ´￣＼_ ﾉ 　 　 l　 　 〉　 ／ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./　 l　 ／　　丶　ノ...ヽ　　j...l　　　　l､　　l 　 }　 ー ヽ　　ﾉ､　　 /　　 "　 ﾉ　　/ ￣、 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . {......ﾉ.....ヽ..../..._..ﾉ............}　ノ....ヽ　　　j...ヽ　＼ l ＼　 ﾉ..＼......}､　l{　　/..ヽ {　　/　　　l　 } . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .￣丶　　ﾉ､
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-─‥…‥─- 　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 　　　　　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 　　　　　　　　　　　　　/::::::::「＼､、:::::::::::::::::::::::::::::::::ノｸ::::::::::. 　　　　　　　　　　　　 ,.:::::::::/　　 ｀¨¨＾^ヾ)／^＾¨¨´　 ::::::::::::: 　　　　　　　　　 　 　 {:::::::: |　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }::::::::::} 　　　　　　　　　　　　 {::::::::ﾉ　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }::::::::::} 　　　　　　　　　　　　 |::::::{　 ､、　　　　　　　　　　　 , ,ヽ:::::::} 　　　　　　　　　　 ┌┤:::{{ 彡ﾍ、ー=彡'　 {ミ=ー　彡ﾍ }}:::├┐ 　　　　　　　　　　　| ⌒Ⅵ　｀弋惹ア㌢　　斥戈惹ア´　Ⅳ⌒ |　　　　　  斥候より報告が届いた。 　　　　　　 　 　 　 　 ^ヽ}} 　 　 ￣／　 　 {::＼　￣　 　 {{ ,/^ .　　　　　 　 　 　 　 ', ＼}} 　 　 　 　 　 　 |::　　 　 　 　 {{/　/　　　　　　 ヤラナイトの軍団はコルノバスにてクヌートの軍団に大勝。 　　　 　 　 　 　 　 　 　 八　　　　 　 　 　 |::　　　　　　 八　' 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼| ＼　　　　 -､__ﾉ::}　　　　 ／ |／　　　　　　　  クヌートは兵の半数を失い【1D3:1】とのことだ。 　　　　　　　　　 　 　 　 八　　　　　　｀ヾ ／ 　 　 　 　 八 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }:::.　　　 -―　-　―-　　　 .::::{ 　　　　 　 　 　 　 　 　 　_}::: ＼　　 　 ｀¨¨´　　 　 ／ ::::{_ .　　　　　　　 　 　 　 　 /ニ=-:::＼　　　　　　　 ／ -=二∧　　　　　　　　　　  （1‐2、カルグレフまで退いた　3、レヴィルまで撤退した） 　　　　　　　　 　 　 　 /ニニﾆﾆ=-＼_＿j＿_／ -=ﾆ二二∧ 　　　　　　　 　 　 ＿,/ 二二二二|　　 ||Χ||　　 |ニニﾆﾆﾆ∧＿ .　　　 　 _　 -‐=ニ＼＼=ニ二　_├┐ ||Χ|| ┌┤_　二ニ=／／ニ=‐-　 _ 　　　 ﾆ.............................＼＼ 二│││ ||Χ|| │││二 ／／ ......................... ﾆ 　　　................................._＿＼＼ﾆ＼＼＼|l,Xｌ|／／／ﾆ／／＿__............................... 　　 　 _ 　 -=ﾆニニニニ二＼ ￣|　 |　|l,Ｘｌ|　|　 |￣ ／二二ニニニﾆ=- 　 _ 　　 　 ﾆニニニニニニニニ二＼l|　 |　|l,Ｘｌ|　|　 |l／二二ニニニニニニニﾆ 　　　　　　　　　　　　 ＼三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ﾆ.／ 　　　　　　　　　　　　　　Yニニニニニニニニニニニニ冂ニニニニニニニニ| 　　　　　　　　　　　　　 ／三三三三三三三三三三三＞ ´￣￣￣￣￣￣￣＼　./ 　　　　　　　　　　　 ／ニニ三三三三三三三三＞ ´　　 　 　 　 　 　 ∨.　　　 ∨ / 　　　　　　　　　  ／ﾆ三三三三三三三三＞ ´ .l　| |＼　　 　 ＼　　 　 ∨.　　　 ∨ / 　　　　　　　　 ／＞''7¨¨¨''＜三三三＞ ´|＼＿.|__| l. 　ヽ＼ 　 . |.　　　　∨.　　　 ∨ / 　　　　　　　 f≦三.///　 .l＼＿|／|　 　 ||｀´＼ ＼ヾ　　　| l===.|　　　　　∨.　　　 ∨ / 　　　　　　　　　 .／/ .!　　.| . !ヽ|＿|　 　 ﾘ　 ＿＿＿＿＿,|.|　　 ト、 . 　 　 |　　　 　 ∨ / 　　　　　　  ､_／　/l/ll　　 |　T"TｉT＼ 　 !　 ￣「i￣|￣/　.|.|　　 | .|.　 　 　 | . 　 　 　 ∨ /　　　　　　　  寄せ集めだったとはいえ、あのクルピンスキー率いる1.5倍の相手に大勝か。 　　　　　　　 ￣￣　l| |　　 　 | ､ヽﾉ 　.＼ ＼　､ヽ .ノ　.／　 |　　 |./ 　 　 　 |.　　　　 　 ∨ 　　　　　　　　　　　 l| |　　 　 |　｀ ´ ,　　 ∨ﾘ　 ¨¨　／　　　|　　 |　　　　 　 |.　　　　　　 |　　　　　　　　  まったく大したものだ。 　　　　　　　　　　　 l| | |＼ ＼ヽ　 く　　　　　　　　　　 　 　 |　　 ﾄ.　　　　　 |.　　　　　　 | 　　　　　　　　　　　 l| ＼　.｀ヽ｀ﾆ=- ｀　　　　　　　　　　　　 |　　 |∧.　 　 　 |.　　　　　　 |　　　　　　　　  それにしても事前の予想とはずいぶん違った戦になったものだなあ。 　　　　　　　, -―- . '⌒,ニ二ノ.∧　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 | .∧　　　　|ヽ　 ､　　　 | 　　　　　　 (_　 (￣｀ー '　 　 　 　 ＼ ＞,――-､　　　 　 　 |　　 |　 ∧ 　 　 |ヽ＼　＞ ､ | 　　　　　　  .(__,.｀ー‐'⌒ヽ_　 　 　 |／／￣￣￣｀ 　 　 ＜　|　　 |. //∧ . 　 j三ヽヽ_　　　＞ ､ 　　　　　　　　  ￣rL_,.r≦∧ 　 ／.／　| ＼＿　　≦7ヽ 　　|　　 |////,'|. 　/.|=三| |_≧s。.　　 ＞ ､ 　　　　　　　　　　 ∨ﾆﾆﾆ三|／ ／! 　 .l.ﾆ//_三／////,＼..|　　 |////,'|　/　|=三| |＜_三≧s。/.　 ＼ 　　　　　　　　　　  .＼三三ﾉ_／ 　l　　 !.//ﾆ／////////|. |　　 |///// /　 .|=三| |　　"＜三/.　 　 　＼ 　　　　　　　　　　　　　￣￣ 　 .／|　　.| /　/／￣￣ ＼,/　|　 ./'////　　　/ﾆ三| |　　　　　/.　　 　 　 　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ￣￣￣｀ ｰ 、 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／／＾⌒＼(＼(＼＼ 　　　　　　　　　　　　 　 　 /:/ ,　　　　 　 　 　 ＼:.、 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /:/ /　 ＼ 　 ,　 　 　 }　}:. 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 { {　__＿＿〉　{__彡⌒ 　 } } 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {: }　｀<__ﾟ_>　 У(_ﾟ__>　〈: }_　　　　　　　　　まったく、当家はあくまで中立だと言うのに。 　　　　　　　　　　　　 　 「Ⅵ　　　　　 　 ';::..　　　 ｲⅣ} 　　　　　　　　 　 　 　 　 Y＾{ヽ　 /,,ト __, イヽ 　 / |＾Y　　　　　　　　 その領地で断りもなく戦を始めるなど！ 　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ_|　} / ,-- 、＿'''_ ＼{　|_/ 　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　/┴┴┴┴ﾍ　｝　|　　　　　　　　　　 【1D100:46】ほど被害が出たと領民の訴えが相次いでおります。 　　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾄ　└┴┴=ﾆｴｴﾉ 　 / 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _}　＼　｀¨¨¨¨´　 /／{_　　　　　　　　　　 御方様、これは厳重に抗議し賠償を要求すべきではありませぬか？ 　　　　　　　　　　　　　　 /三卍ﾍ＼_＿＿__／卍三ﾍ 　　　　　　　 　 　 　 _＿〈三三卍ﾍー―‐―'/卍三三〉＿_ 　　　　 ,　,　ｧ 7´　　　 　 ｀ﾟ'＜三=ﾍ_＿＿_/=三＞'ﾟ´　　　　＼__ 　　 　 i|　|　|　|　　　　　　　／　｀¨¨¨＾ー'＾¨¨¨´　＼　　　　　　l　「 Yヽ 　　 　 l|　|　|　|ｰ―――＜　　　　　　　　　　　 __＿ ＞―――|　|　|　i ＼ 　　 　 l|丁丁丁}　 　 「|　　 ＼　　　　　　　　　　　／　　「|　　 i|丁丁「「　ハ 　　　　　　　　　　　　　　　　  ＞　´￣￣￣￣￣＼ 　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　 ／　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ 　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ 　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／ 　　　　　　　　　　　　　 |＼　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／/ 　　　　　　　　　　　　　 ﾄ､　＼＿＿＿＿＿＿＿＞ ´ ./ { 　　　　　　　　　　　　　 |　＼　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ｉ. | 　　　　　　　　　　　　  /　ｉ　 ＼　　　　　 　 　 　 .イ　 .| ∧ .　　　　　　　 　 　 　 /　 .|　　 {ミ云示──芹云ﾃ　　 | . ∧ 　　　　　　　　　　　 /　　 |　　 |　￣´ }从／　￣´　|　│　 ∧　　　　　　　　　　　　 …………まあ、待て。 .　　　　　　　 　 　 /　 　 .|　　 |　　　　　ｉ　　 　 　 ﾉ　│. 　 ∧ 　　　　　　　　　  /　　 　 |　　 ﾄ､　　　　　 　 　 ／| 　 |　　　 ∧　　　　　　　　　　　その前にこの結果を受けて、クーザイトがどう動くか。 　　　　　　　　 ／　　　　人　　　 ＼　 ｀￣´　ィ´ . | 　 |.　　 　 ∧ 　　　　　　  ／　 　 ／￣￣} 　 　 }　＼＿ ／　　　| 　 |　　　 　 ∧　　　　　　　　　  それを見極めてからでも遅くはない。 .　　　 　 ／　 　 ／　　　／ ∨　　|　{　　　　 / 　 .|　 /＼￣￣＼∧ 　　　 ／　　　／{ 　　／　　　}　　 |　| 　 　 ./⌒∨　 |　　 ＼　　　＼ヽ 　 .／　　 　 /　　￣　＼　 　 |　　 |⌒＼　 /　　 { 　 .|＿＿/￣￣＼」　∧ 　/　 　 　 ./　　　＿＿ _＞　.|　　 |　　　∨　　　|　　.|　　　＼　　　　∨ ∧ ./　 　 　 ./ 　 　 {　 　 　 /　 |　　 }　　　 ｉ 　 　 .|　　.|　　 　 ∧　　 　 ∨ ∧ 　　　　　/　　　　|. 　 　 /　 /　.//　　 　 | 　 　 从{　|.　　　　 ∧　　 　 ∨ ∧ .　　　　/　　　　 .|　 　 /　 厶イｲ　 　 　 .|　　　　　}.人　　　 　 ∧　　 　 ∨　} 　　　 / 　 　 　 . |. 　 /　　　　 　 　 　 　 |　　　　　　　 ＼　　 　 ∧　　 　 }　 | 　　／ 　 　 　 　 |　 /{ 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　}⌒Y　　 }　　　 .|　 | .／　　　　　　　　|. / .| 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　 　 |⌒Yヽ　 |　　　 .|＼{ 　　  ／　　 　 　 |/ 　 ＼　　　　 　 　 　 .|　　　　　　　　 ﾉ⌒ﾌ　.|　|　　　 .|.　 ＼ 　／　　　　　　　/　　　　|＼＿　　 　 　 人　　　　　 　 厶⌒ﾌ　 }＼ 　 　 .| 　 　 ＼ /　　　　　　　　/　{ 　 　 |　　 /｀￣￣￣￣￣￣￣￣￣´　　　 /　　}　　　|　　　　　＼ 　　　　　　　　/　 .| 　 　 {　　{_　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 .|　　　|　　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　  {　　.|　　 　 ＼＿＞､＿＿＿　 　 　 　 　 　 　 /　　　 |　　　|　　　　　　　　 ＼ 　　　　　　　  |　　.|　　　　　　　　　　　　／｀＞､＿＿＿＿,ノ{　　 　 |　　　|　　　　} 　　　　　　　  |　　 ＼　　　　　　＿／￣´＿＿＿／　　　 　 .|　　 　 |　　　|　　　　| 　　　　　　　  |　　.|￣￣￣￣´　　￣￣´　　　 　 　 　 　 　 人　　　.|　　　|　　　　|
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　　　　　　　　　　　 |三三☆三☆三☆三三三三三三三三| 　　　　　　　　　　　 |三三三三三三三三三三三三三三三| 　　　　　　　　　　　 |ﾆ三ﾆ=-::''"i´￣::::|:::::::::::::::::::::|:￣｀i゛''マ| 　　　　　 　 　 　 　 .゛／:∥:::::::::::|:::::::::::|ｉ::::::::::::::::::::|:::::::::|:::::::∧ 　　　　　　　　　　　 /:i:::∥ :::::::i:∧:::::::::|∨::::::::::::::/i:::::::/{ :::::::∧ 　　　　　　　　　 　 .::::l::∥ ::::::::|' .￣￣:「 ∨ :::::::/.丁不￣ :::::::::| 　　　　　　 　 　 　 |::::|∥ : :::::::|　――― .＼;／ ―――} ::::::::|| 　　　　　　 　 　 　 |::::' |::::::::::::::|　　 |ilili|　 　 　 　 |ilili|　/;ｲ;::ノﾘ 　　　　　　 　 　 　. :::::::|::::::::::::::l　　 ヾﾂ　　　　　　ヾﾂ .'"|::::|　　　　　　　　　　  と言うと？姉様。 　　　　　　　　 　 　 ::::::|::::::::::::::|　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |::::| 　　　　　._＿＿＿＿∨|::::::::::::::|　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |::::| 　　　　　{.{三三三ﾆ>'゛|::::::::::::::|　 　 　)――――(　 　 / :::|　　　　　　　　　　  ←エピノサから帰って来た 　　　 　 .',',三三.／ ::::;.∨::::::::::|､　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::| 　　　　　..ヾﾆ.／ ::::::://..∨::::::::　＞ .　 　 　 　 　 ィ::::::::::::::::l 　　　　 　 .／:::::::::::://ニ|.∨:::::|ﾆ=--_ ≧=-　イ三|:::::::::::::::/:＼ 　　 　 　 /:::::::::::::::::l::|.三|　∨:::i-=ニ三三ﾆﾆト|.三|:::::::;ｨ::/::::::::::＼ 　 　 　 ./ ::::::::::::::::::l::|￣_.ノ .＼|.:.:.:.:.:.:.:.:｀ア^く人 ./_／..|/､::::::::::::::::＼ 　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　 ｀￣￣｀＼ 　　　　　　　　　　|´￣￣￣￣￣￣＼＿＿.　　　　　 　 ＼ 　　　　　　　　　　}　　　　　　　　　　　}　}　}＼＿　　　　　ﾉ .　 　 　 　 　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣｀＞ /　　 　 ＼＿／ 　　　　　  ／　　　　　　　　　　／￣´　　∧￣￣￣｀} 　　　　　（　　　　　 ＿＿　 イ´　　{　　 　 ∧　 　 } ∧ 　　　　　　厂77￣{　 |　　ト ヘ　　.|＼斗─ |　　　| 　 } 　　　　 ／ / /　　|　│ｉ　{　 　 ＼ {　 ＼ 从}　 　 | 　 | 　　  ／ ／.ノ　　 .|{　　| 芹云　　 ＼　芹云ｱ　　 ト　人　　　　　　　　　　　　　　 クヌートの勢力が後退した事でもはや当面、北方を再統一出来る者はいなくなった。 ／￣､＼／　　　 八　 .!　辷ﾂ　　　　　辷ツ|　 　 .|ﾉ＼　＼ 　 >　冫/　　 　 / . |　八　　　　 '　　　　 　 |ｉ　　 .|　　 ∨　＼　　　　　　　　　　　 ガンダロヴィング家やオルミドヴィング家はあの様であるし、 　ゝイ_厶⌒ﾌ　/　　|　　{＼　　 　 r'二ヽ　 ﾉ}　 　 |.　 　 ∨ 　 ＼ ＿＿＿ ／　 /　　 .|　　|　　＞ ､　｀￣´ イ /　 　 |　　 　 ∨　 　 ＼　　　　　　　  ヤッサバのイシャロヴィング家も既にチャイカンドに誼を通じている。 　　 {.　　 　 /　　 　|　　|　　r＜　|＞　´斗/　　　 |.　 　 　 ∨　　　} } 　　 |　　 .／　　 　 .|　　|＿/|　　ﾉ　　　 |/ イ　　 .}＼＿＿　∨ 　ノ,ﾉ　　　　　　　 事実上、スタルジアの諸公国はクーザイトの属国群になったに等しい。 　　 |　／/　　r─‐ |　 人　丿 ィ∨　 　 } 　 }　　/　　　　　 ｀￣＼{ ＿ノ /　/ 　 人＿ ,」 ./　／　 /.　∨　 ∧　 |　 /＼＿＿＿＿　／{ . 　 /　/　 ./　　　　}./／　　 /￣＼}. /　 ヽﾉ ./　　　/　　　 　 　 人 　　{　 |　 / 　 ／ //{ 　 　 ./ 　 　 .|/　 ／/ /　 　 /　　　　　　　　 ＼ 　　|／{／　／　 //　＼　 /　　　　厶イ　/ / ヽ　 厶── ､ 　／　　　　　 .／/＞　´￣　　　　/　　　 {.ｲ　　 ＼{__　　　　＼ /＿＿＿＿／／　　　　 　 　 　 /　　　　.| |　　　　 ＼＼　　 　 ＼ 　　　　　　 ／　　 　 　 　 　 　 /　　　　　| | 　 　 　 　 ＼＼　　 　 ＼ 　　　　　 / 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　　 .| |　　　　　　　　ヽ ＞─ .　　　　 /　　　　　　　　　　　{　　 　 　 　 ＼　　　　　　　　 }
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　　　　　　　　　　　　家臣の私戦に便乗して、ずいぶん大きな獲物を手に入れたものだ。 　　　　　　　　　　　　モンチャグ・ハーンめ、どこまで筋書き通りだったのやら。 　　　　　　　　　　　　だがその獲物にどの程度の“くびき”を嵌めようとするのか。 　　　　　　　　　　　　その重さ次第では、少し考えなくてはなあ…………。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞──=≦⌒＼ 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿ ／￣￣￣￣￣／￣{　　　　　　　 〈　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 }　　　　　 　 .|＼　　　　　　｀￣￣￣ 　　　　　　　／　 　 .|　　　　　　　　∨　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　 　 　 　 　 | 　 ￣＼＿ 　　　　　 ／　　　　 .|　 　 　 　 　 　 ∨　　　　　　　　 　 　 　 　 　 イ{　　　　　　　　{　　　　　　　＼＿＿ 　　　 .／　／￣￣＼　　　　　　　　　 ∨＼　　　　　　　　　　　 ／／.|＼　　　　 　 ／￣￣￣＼　　　＼ 　　／　／　　　　　　 ＼　　　　　　　　ﾉ}＼＼＿＿＿＿　　 ／／　　|　{ ＼＿　／ 　 　 　 　 　 ＼　 　 ＼ .／　.／／　　　　　　　　７＾Y＿＿ ,／//　 ＼＿＿＿＿　彡イ 　 　 .|　|.　　 ／､　　　　　　　 　 　 ＼ {　／／　　　　　　 　 ／　　ﾉ　　 　 ／{　　 　 　 　 　 　 イｉ云テ ト　八人　　{　　＼　　　　　　　 　 　 ＼ /　/　　　　　　　　／　　／{　 　 ／　　＼＿＿＿　＜´{＼{ゞﾂ}　}/　　}　 ＼ ∨　　∧　　　　　　　　　　∧ 　/ 　 　 　 　 　 /　　　/　 |.　／　　／　/　 从　　　 _　　　　ﾉ /　　　.|　　　}. ∨　　∧　　　　　　　　　　∧ ./ 　 　 　 　 　 /　　　/　 /／　　／ 　 /　／{　＼ `ー一' ／ ./　　 　 |　　　|　 ∨　　∧ {　　　　 　 　 ./　　　/＿厶イ7 /　　　/／　/　　∧＞=≦У /⌒ヽ　　|　　　|／/∨　　∧ |　　　　　 　 /　　　/　 /　　 ′{ヽ　 ィ＿／ ー─ｚ ＼　 /　　{､ ﾄ､ ＼ｈ　 　ﾉ　 　 ∨　　∧ |　　　　 　 ./　　　/　 /￣＼{　 |　∨　　　　　＜　　　{　{　　　＼}　ト∧∨{⌒Y／⌒∨ 　 ∧ 　/￣￣￣＼＿_/＿/＿＿ 八人,ノ　　　{　　　　 ＼　∨　　／⌒ヽﾍ Yｊ　}Y ノ　　　　∨ 　 ∧ ／￣￣｀ヽ 　{　　　　　　　　　　　　　　 ∨ ./　　　　.|　　　　　　ヽ}/ ／　 　 ＼∨丿 ｊﾉ｀￣￣￣￣￣￣　　　　　　　ﾉ 　＞､＿＿＿＿　　　＿＿／ ∨ 　 　 　 |　　　　　　 ./　}　　／￣ }　 　 ./｀￣￣￣￣￣￣´　 　 ＿　／ 　　　　　　　／￣´　　　　　 /　　　 　 /八　　　　 ／二つ──ァ　}　　 /＼＿＿＿＿＿　＜´ 　　 　 　 ／　　 ＞　´￣￣/　＿＿　/　/　7７⌒´　　　　ニﾆフ　/　　 {　　　　　　　　　　　∨　∧ .　　　 ／　　／　　　　　　/　　　　　/￣￣//　　　　　　　─ｧ　ノﾆﾆﾆ彡ﾍ　　　　　　　 　 　 ∨　∧ 　　／　 　 /　　　　　　　 {　　　　　 |　　　{ {　　　　　＿／　 /人＿＿＿/ ＼　　　　　　 　 　 ∨　∧＿　／ 　/　　　 　|　　　　　　　 人　　　 　 {　　　∨､＿厂　{　　　　∨　＼　 　 　 　 ∨＿　　 　 　 　 ∨　∧ ./　/　　 　|　　　 ／￣´　　｀￣＼＿＼＿　∨ 　 　 .|　　　　　 Y　　ヽ. 　 　 　 }　　 ＼　　　　　 ∨三彡 {　/{　 /　 | 　 ／　　　　　　　　Y/　.／､　＼　　　　│　　　　／}　　　 ＼　＿ ﾉ　　　　＼　　　　 ∨ . / .|. /{　 .|　/　　　　　　　　　　{{／　　/＼　＼＿＿＿　 ィ　／＼＿.　　　　　 　 　 　 　 ＼　　　 } i 　 |/ 人　|/　　　　　　　　　　　ゝ≧イ　　　＼＿＿＿／　／　　　　）　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ 　 | 　　　　　 ヾ{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / /　／　　　　　/　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼| 　　　/　　/　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 / /イ{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ｉ .　　/　　/　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 { 人　 ＼＿　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | __／ 　 /　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 //　 ＼　　　 ＼＿＿　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | 　　　　　　　　──────────────────────────────── 　　　　　　　　　　コルノバスの勝利を受けて、クーザイトの北方政策は――――【1D10:10】 　　　　　　　　──────────────────────────────── 　　　　　　　　　　 _,,,,,,,,,,,_ 　　　　　 ._,,..-''"´..;;;;;;;;;;;;;..´ 　 .,;-'''ﾞﾞ´.::;:::､,,_;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 　　ヽ;;;;;;; / 　　/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 　　　ﾞｯ'/ .,;!　 { ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 　　　/　,彡ｼ'　 . ＼ ;;;;; ,-'''" 　　 .l　|/'ツ"　　　 .ヽ.lﾞ .r 　　 .,ゝ ＼ 　 　 　 　 !　!　　　　　　　　ヤラナイトめ、勝ちおったか。 　　 /　　　゛　-‐ 　 ./　　　 　 　 　 　 　 'ﾐｰ　　　　　　　もう少し苦戦すると見越しておったのだがな。 　 ヽ..、　　　　　　　　　 / 　　　　 .. ‐'＝＝　　　 ./ 　　　　　 ｌ. -‐　　　　 / 　　　　　 ｌ　　　　　. /　　　　　　　　　　　　　　 1‐6、最小限の介入に留める 　　　 .,..┴ ......＿／ 　　 ,;";;;;;;;;;;;;;;;;;;; ! 　　　　.,．　　　　　　　　　　　 7‐9、各地に役人を派遣するなど積極的に介入 　 ,;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;.､.!　　 ,..‐'ﾞ.y 　 |;:;;;;;;;;;;;;;_／ /._／ﾞ δー　　　　　　　　　　　　 10、長恭ウルス 　　ｌ,, ｰ''" 　,／´ ,￡ィ'丶ﾝ 　　　　  . /ﾞτβろ ふ彡'" 、 　　　　  ﾉ : 丶~ニ. ‐'. イ...;:;
6
┌　　　　　　　　┐ │チャイカンド  │ └　　　　　　　　┘ 　　　│　　　　　　　　　　 l　　 | 　|＿＿＿＿＿＿| 　|┏━━━━━━━━┓| 　|＿＿＿＿＿＿| 　| 　  |　　　　　　　　　　　　　| 　　　 lﾞ　　　 　 　 　 　 　 |　　 | 　|　 　 |　|ﾞ.　　　 | 　|┃ 　　　　　　　　　 　 .┃| 　|　　　　|　|　　　| 　| 　  !　　　　　 　 　 　 　 　 ', 　　　 !　　　 　 　 　 　 　 |　　 | 　|　 　 |　|ﾞ.　　　 | 　|┃ 　　　　　　　　　　　.┃| 　|　　　　|　|　　　| 　| 　 |　　　　　　　　　　　　　! 　　　.!　　　 　 　 　 　 　 !　　  | 　|　 　 |　|ﾞ.　　　 | 　|┃ 　　 　　　　　　　 　.┃| 　|　　　　|　|　　　| 　|  　  !　　　　　 　 　 　 　 　 ', 　　　!　　　 　 　 　 　 　 ｌ　　  | 　|――|　|ｆ┬─‐| 　|┃　 　 　 　 　 　 　 　 ┃| 　|ﾄ─f┬|　|──| 　| 　　 ｌ　　　　　　　　　　　　　! 　　 lﾞ　 【】 　 　 　 　 　 !　　　 | 　|　 　 |　||..|...　　| 　|┃　 　┌ｌf⌒ｔｌ┐ 　 　.┃| 　|. 　 |..|..|　|　 　 | 　| 　　 ',　　　　　 　 【】　 　 　 ', 　 . l　　囚　　　　　　　 ,'＿＿  | 　|　 　 |　||..|...　　| 　|┃　 　 |┌Π┐| 　 　 .┃| 　|. 　 |..|..|　|　 　 | 　|　 ____ .ｌ　　　　　 　囚　　　　 ｌ 　 /　　 ||_,,,..　-―''　　　　　　 | 　|　 　 |　||..|　　_,,-‐''´/三// 三三三ﾍﾍ三ﾍ｀¨ﾞ''‐,,_ 　|..|..|　|　 　 | 　|  　 ｀.￣￣^"'''''―||_..,,,_　　　ｌ. 　彡‐'" ||　　　　　　　　　　　　| 　|――!,,,,!　 ,,''´　　　/三// 三三三三ﾍﾍ三ﾍ　　　｀¨ﾞ',,　!!,,!──| 　| 　　　　　　　　　  . ||　 　 ｀'''ｰ.ｌ. ／　　 ￣　　　　　　　　　　　　 ﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　 ￣￣￣|三 | |三三三三三|　|三.|￣￣￣　　　　　　　ﾞﾞﾞﾞﾞ  　　　　　　　　　 ￣　 　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /_二二二二二二ヽ 　　　　　　　　(ヽ、００　　∩ 　　　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃ 　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇 　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ） 　　　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ヽ、００　　∩ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ 　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿ 　　　　　　　　　 ,-､￣￣　　　 　 ￣ヽ 　　　　　　　　／⌒ヾ　　　　　　　　　ﾄ､ 　　　　　　　　| ﾚ─ﾏ Y　　　　　　 　 | | 　　　　　　　／ ／ﾄ　! i　 　 ./ x‐､＼ | | 　　　　　　  {／}　:| L| |　　 / / ＿> Ｌ|_| .　　　　　 　 ヽ　 _〉イ￣￣￣匸＿_「￣｀Y 　　　　　　　  |／　 　 ＿ァ=ﾆ￣￣￣｀ｰ〈 　　　　　　　  j-､イ|／ ／　＿ヽ　　 /二 '.　　　　　　　 な、なんと……。 　　　　　　　 /　 Y |　　 　 |　・|　　　| ・ j　i 　　　　　　　{　i　l| |　 　 　 ー'　　　 〉‐´　 |　　　　　　 恐れながら本気でございますか！？ 　　　　　　　 >､　| | 　 |　　　　　 　 ′　　 | 　　　　　  ／|{ 「 | |　　{j　 f───-ヽ　　, ＿＿＿／/∨∧ i {　　 　 ﾑ-──-､ｲ　 / 　　　　＼∧∨∧ゝ＼　　 ′　　i　　 ´／　　　　　　　  弟君に、一国を与えると。 　　　　　 ∨/∨∧ ｀ーヽ､＿＿＿ ｘ ´ 　　　　　　∨/∨∧　　￣7ヽ-j⊃ |　＼ .　　　 　 　 ∨/∨∧＼　 ￣{j /∧|　　 ｀ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　 _＿,. -─-　._ 　　　　　　　　　　　 _,.-_'"==ﾆニニﾆ＝-､ｰ､ 　　　　　　　　　 _r'´,=午三三三三三三三卞ヽ、 　　　　　　 _,.-'´-=午三三三彡'｀マ三三三ミﾐ ヽ 　　　　　　 |　ﾐミ三三三アイ,　i从　 ｀マ三二ﾆ ﾘ 　　　　　　  | }:::｀::ｰ≠'.:::´::::/　ﾉﾉﾉ　　,午ア｀マE| 　　　　　　  |ｲ1:::::::::::::::::::::::::ﾞ彡イ　 　 ヾミ||'⌒|ﾐi| 　　　　　　 ｌ ､!::::::::::::::::::::::,ｨ=tﾗフ´　　　 ヾｌﾍ〉〉ｌ|　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、 　　　　　 ヽ､ヽ.弐ｰtｯ.:::ｨ='ミﾆ彡 ,　　　　　|〈 ﾉﾊl|　　　　　　　　　　　　　　 うむ、我が弟は余が命じた通りヤラナイトを従え 　　　　　＼|从|i::::ミ彳ミ　 ∨.::ﾐ彡　ノ 　 ,ｲﾋ ｲ川 　　　 _＼ヾ 　 !k::::::::|f´　　 〉.::::::::::.´ 　 ノ ├行ﾐﾊ,　　　　　　　　　　　　　  見事に大敵クヌートを打ち破ってみせた。 　　＿ _≧　　 ﾊV.:::ﾉﾐ＿ﾆ〈ﾐヽ::::::=-　´　 li|　 ｀ヾ,ﾊ, 　＿ = ニ　 　 込､ﾐ辷､ﾆイ.::::　ヾ　　 　 ｉ |!|i　　　ヾﾊ　　　　　　　　　　　　 その将たるやまさしくウルクナイトの証、一国を統べるに相応しい。 ￣＝￣／/ ∧∧ ﾄ,V.::::ニﾆ:::.＿　　　 从」:::}　 　 　 ﾊ､＿ _ 　　　　  ///　l|　l | i Vニ三´__,.　　 i ilili/.::::　　/,　　 ﾐﾊ=-､＼_　　　　　　 あれにハン(王)の称号を与え、ハーン(皇帝)たる余の名において ┐「l 「l　〃　　|　l | k i:::::::::≠¨ 　 ,iｌiliｼ/.::::　　//　　　ﾐハﾐﾘ　　｀ └|_! !,! /　　　 　 .| |::〉ぅ:::::::::::::ｯilili／ｲ::::::::　　//　　 　 ﾐ,ノ　　　　　　　　  旧スタルジアの諸公に対する宗主権を与えるものとする。 　匚_　　　　　／ ｀i |ﾉ/.:::::::::::::::: '´〃:::::::::: 　 //,　　　 ／ _ ┌┘　　 ／　 .:从''/.::::::::::::::::::　 {:::::::::::: 　 /// 　 ／ ..|　!　　 ／　　 .::::://.::::::::::::::::::: 　 {:::::::::::　　/// ／ └┘イ＿　　 .::::::{ {:::::::::...........::　　}::::::::: 　 // イ　　　 　 　 　 ／ イ￣┌┐|＿.:::::::ﾊ V.:::::::::::::::::;　 ﾉ.::::::: -='´:::彡' 　 　 　 　 ／ ..|　 .└┘「　|:l￣lハV.::::::::;　,' イ::::::::::::::::::::::::::::::. 　 　 　 ／ └── ┤_」 |　 !::::} }:::;　'イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. 　 ／ :::::::::::::::::::::::::::::|　 !::::ﾊY〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i／ 　　　　　　　　　  メ二ﾆ=ー-ﾐ: ﾊ ﾒ,: : ; : : ヽ 　　　　　　　  ＞. :ー-　..,｀ヾ: ∨{: :{: /.:/ /∧ 　　　　　　／. : : :-‐=ミﾒvﾒvﾐVﾊ; :j/ｨｲ彡ｧハ 　　　　　ー=≦≠:ｨｲ　　　　 　 　 　 　 　 ∨∧ 　　　　　　/≠. ≠7{　　　　　　　　　　　 　 v: 乂 　　　 ー=;≦／/: ≠ }ﾄv,　　　　　　 　 ／L,{: ー-ﾐ 　　　　≠, : : : : :ｲ　 ヾ≠ミﾄ.,,_　　　ィ≠云^; {: : :ﾊ乂 　　 イ.／, : : : : :.{　､气二f示xﾒ　ｨf辷えﾒ;"{ﾊ: :ー-ミ .ー=イ. :/. /.ｲfV.{　　　　-‐　　ﾊ　^ ￣　　 , 从: :{汽 　 /ｲ. /. /.:.人 .v{　　　　　　　. :{ i{　　　　 ,: : : :八　　　　　　　　　  （また思いきった方針を打ち出したものだ、この方にしては） 　 乂ｲｨ/. : : : :≫; ,　　　　 　 . : {.」;　　　　′. :乂:ﾊ 　イ(. :ｲ. : : : ; : }. ∨; 　 ,　ｨィ≠ ; ｰ=ミ;､　′. :i八))　　　　　　　　　 （どんな心境の変化だ？それとも太子様の入れ知恵か……？） 　 :刈从: : : { : } 从; ,　　^　二二二才　/ . : : {人( 　　　 ｲ/ﾊ: : }/∧　.＼; , , 　 ￣ ￣ 　 ;/|_＿: 八ヾ 　　 r-.{乂}/(　 　∨ ヽ '≪; i 　 　 　 ;/ i|ﾄ.ニニ｛ 　／{.ﾆﾆﾆニ.＼ 　 ＼　　　 ー-≠刈′7　∨ニ{ー-ﾐ 'ニﾆ∨ニニニ-.＼ 　 ＼　　　　 /　　 ,　　/ニﾆ∨ニ ＼ ニニ-Vニニニニﾆ＼ 　 ＼　 　 　 ／　 ./ニニ７ニニニ＼ー- .., ニニニ＼ニニニニニ＼ 　 ＼ . ／　　 /ニニ /ニニニニ7ニニニ
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　　　　　　　　　　　　　 _,. -―‐- ､ 　　　　　　　　　　　  く､､::::::::,､:::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　　　{^ｰ-''",,,.ｨヾ::::::::ヽ 　　　　　　　　　　　　 ﾄ｡ kr・っ　ﾞ|f^ヽ::| 　　　　　　　　　　　　 |l/ 丶　　, ｲ!ソ::ﾉ 　　　　　　　　　　　　　ゝ　ヾ　'　;;i　ﾞﾞ| 　　　　　　　　　　　　　 |￣｀ ）,,;;'' / ／ヽ 　　　　　　　　　　　　 /⌒ヾr／,,. 彡　　 ヽ 　　　　　　　　　　　　,{　 .::::ﾉr "　　　　　- ^丶、 　　　　　　　　　,. イ　ﾊ.:／　　　　　,. イ　　　　　｀ヽ、 　　　　　　　　/　　 　〉　　　,. -‐''　　　　　 ／　　　:::ヽ 　　　　　　　 { /　　 /　　 /　　　　　　　　/　　　　　:::::i 　　　　　　　 Y　　 /　　 /　　　　　　､　 /　　　　　　::::| 　　　　　　　 l 　　 !　　 /　　　　　　　､ i　　　　　　　 ::| 　　　　　　　　　　　　　【1D100:50】 　　　　　　　　　　　　　(高いほど太子の意向、低いほど当人のヤケクソ) 　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿ -ミヽ､　 , 　　　　　　　　　　　　　　　 　, ニ￣　　　　｀ム=､ 　　　　　　　　　　　　　　　 /／　　 // 人_　｀ヽ、 　　　　　　　　　　　　　　／　 　.,　//|/　　|l|lうミ}　　　　　,　≦⌒ヽ、 　　　　　　　　　　　　　/＿_　 　|/|/ `, -　 ＿|_ﾉ_＿__ ＜＿＿＿＿ >＿ 　　　　　　　　　　　　　　　＜´　 　 ヽ、　　,ヽ ／　　　　　　　　　　　　　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ＿＿.ﾉ､^ヽ/　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ´　　　ヽヽ⌒)　　　　　　　　　　　　　　　　　　≧ ､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / { ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / | 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　｛　|　　　 .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　!　　 　.|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Y　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ
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　　　　:　　　 　 　 　 l　　　　　　　　　　　　丶　　　＼　 ｀ヽ 　　 　 i　　　　　　 　 |　 　 　 {　　　　　　　　　　　　　　　 八 　 　 ） 　 　 　|　　　 　 　 　 |＼　 　 l＼　丶 　 　 　 　　　　　　＿_＿_彡′ 　＼ 　| ィミ、　　　　 |　 ＼　 |　 ＼　＼ 　 丶　　　 丶 ＼ 　　 ＼{ 厂入､　　 ｌ　|─‐-＼}　　　＼　＼７　＼ 　 ＼＼ ＼ _＼　　Ⅵ　 }｝　 ｌ　|　抖ｬ===ｧヽ　　　斗=ｚ′＼ ＼　　＼ー─－ 　　ヽ 　∨ 八　 |　|,.八_乂ツ　　　　　(_{ﾂ,　　　 ヽ　＼ 　 ＼ 　　　∨ハ､＿＼j:l !　　　　　　　 　 　 　 ,′ 　　　＼　丶　　ヽ 　　　 }}iⅣ 　 　 八}　　　　　　　　　　 〉 ｀ー‐=ミ､ 　 ＼ 　　　从癶、　丶　 　 　 　 　 　 　 　 ´ ,′　　　　＼　　＼　　　　　　　 （北の分裂状態を放置しておけば、いずれ第二のラガンバドやクヌートが出ないとも限らない） 　　　{{二:::::::::..　 ＼　　　　　　 -一　／　 　 　 　 　 丶　　ヽ 　 　 }二二二二ニニ=‐z＿＿　￣／　　　　　　 　　　　）　　}　　　　　 （ならばいっそ完全に属国としてこちらで再編して“くびき”に嵌める） 　 　 }　　　　 　 　 　 ｀￣￣ヽ}_／=====ｧ 　　 /　　　　　　　 　 　 　 　 ||　｀￣〉／　　　　　　　　　　　　　　　　　 （カチューシャとて自分の血筋が北の盟主に返り咲けるのだ、文句はあるまい） 　∠＿__＿　 　 　 　 　 　 　 {{　　 // ｀￣￣＼二＼　　 　 　 　 　 《　　//≧==‐-: : .､ : : : : : : : ＼二＼　 　 　 　 　 ｀ｰ====┐＼＼: : ＼ : : : : : : : : : ヽ　　ヽ　　　 　　　　　 (◯}}　　＼＼: : ＼　　　　　　　　　  （……それに上手くすれば、“もう一つの問題”にもカタを付けられる） : : : : : : : : : : |　　 }　　　　　　　　　 〉７ヽ　　　＼＼: : 丶 : : : : : : : : : : |　　 | 　 　 　 　 　 ／{ { 　}　　　　 ヽ_} : : : .　　　　　　　　 （にしても初めてだな、父上とあんなに長く話したのは） : : : : : : : : : : |　　 | 　 　 　 　 ／　 {乂ノ丶 　 　　 ∧ : : : : : : : : : : : :／＼_/　　　 　 ／　　 /＼_ﾉ 　 ＼ 　 / ∧: :,′ : : : : : :_:／＼_／　　　　／ 　 　 /　 . ::　　　　＼ 　　 ∨} ￣￣|￣＼_／　　 　 ／　　 　 ./　 　 .:　　　　　 ＼ 　 {〈 ￣￣￣￣　　　　 ／　　　　　:/　　 　 :　　　　　　　＼ 　＼ 　　　　　　　　　　　　　＿ 　　　　　　　　 ,　 -‐ｧ'　　 ＼ 　　　　　　　／　 ／　　　　　`ｰ‐-‐ｧ─┐ 　　　　　　　　　　　　 /　　　　　 ／　 ／{＿ .　　　　 /　 /　　　　　　　　　,'　　　 /! .〉／ヽ 　　　　/ / /　　　　/　　　　/　　/ ./i|i/斗=ミ⌒ヽ .　　　/ノ／　　　　/　　　　/}　　; ./　　iヾヾ　ヽ 　　／　　/ 　./　/　　　 ／/　　 i |　　 | .|i｜　} 　/　　　/　／ ／　　 ／／　/　 ﾊ≧､._| .|i｜　| 　{/　　/／ ／　　　 ,ィ　　／　 //ヽﾘ 〈　|i｜　|　　　　　　 しかし、長恭殿下はまだご自分の兵をお持ちではありません。 　{　_,ノ 　ィ／-‐=ﾆ ─彡'./　.//.　　 　ヽ|i ﾊ　l ￣￣¨＼乂 _,ノ -‐=ﾆ彡 / ／ノ　　　　　 ＼.|ノ　　　　　　  反抗的なスタルジアの諸公がやすやすと従うとは。 　　　　　 ＼{　|i　|i ∠_,ノﾚ′　　　　＿_{￣ 　　　　　　  ＼{ ヽi!/　 　＼　　　　 ７ ﾊ　　　　　　　 ヽ 从　 　/{. ＼　　 / /ﾊ　　　　　　　　 ＼ ＼{.｜.　 `ー′ //ﾊ 　 　 　 　 　 　 ＼/从 ///ﾊ　　　　　　　　　　＼ ////ﾊ　　　　　　　　　　　ヽ /////ﾊ　　　　ィ三三三≧､}
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　　　　　 　 　 　 　 _,,,,,, 　　　 　 　 　 　 ,;'´.,‐.、;;｀＞､ 　　　　　　　　　lﾞ, .〉､__,ﾞ'''_ｨﾞﾘ 　　　　　　　　　lヽlﾞ `'"´.l''" | 　　　　　　　　　｀i.ｌ ィ ..　ゝｯ′ 　　　　　　　　...._" ＼ .￣. ｌ.、 　　　　　 ／´ '､. ｀'- ...!;;;;;;;;} ﾞｯ､ 　　　　 ,r - ､,;:;;;;｀'ｰ､,,.　｀"ノﾞ;;;;;.＼、 　　　　 ! ;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;ﾞヽﾞ￣..ｌ ;;;;;;;;;;;;..ヽ 　　　　/;:;;;.,, --ゝ-―┬--､ --t--―ヽ　　　　　  うむ、そこで当面の間はヤラナイトを寄騎として付けるつもりじゃ。 　　　　| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; !　　.ｌ　　l;:;;;;;;;;;; l 　　　　| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |　　 |　　!;;;;;;;;;;;;.|　　　　　  反抗する者共は悉くあれに退治させよう。 　　　　| ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:|　　∥　 |;:;;;;;;;;;;.! 　　　　l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l　　 l.!　 .,!;;;;;;;;;./　　　　　　とはいえそうなると……彼奴の本領からラコニスを往来するには 　　　　.|.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |　　 lﾞl　　!;;;;;;;;/ 　　　　 `X,;;;;;;;;;;;;;;;;;;; !　　 ｌ !　 !;:;;; /　　　　　　　 些か不便ではあるの。 　　　　 .､,;:;:ﾞ　、;;;;;;;; ｌ　　 /.|　,l ;..ｲ 　　　　　/ ........｀''-..l,ﾞ　..ﾉ､!,ィ "-:〈 　　　　 .| ;:;;:　　 ;;;;;;: i｀゛　 .,!;:;;;;;;; .} 　　　　　ｌ ;:;　.＼. 　│　　 .! ;;;;;;;; .! 　　　　　 !;:;;;;;...　｀　､|,　　 .ｌ ;:;;;;;;;; } 　　　　　 | ;;;;;;;;;;;;;......　｀ﾞﾞー l ;;;;;;;;;;.!、 　　　　　 l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; |　　　!;:;;;;;;;;;;..ｌ, 　　　　　│;;;　　 ;;;;;;;;; .l　　　! ;;;;;;;;;;;;..ｌ 　　　　　 | ;;;; .ヽ 　.;;;;;│　　 l ;;;;;;;;;;;;;;;..ｌ 　　　　　 | ;;;;..　.ヽ　;;;: .!　　　! .;;;;;;;;;;;;;;. !、 　　　　　 ! ;;;;;;;;;　 ＼.　.!　　　| . ;;;;;;;;;;;;;;;..ヽ 　　　　　ｌ.;;;;;;;;;;;;;;;;　　ﾞ'-ヽ　　 ! .;;;; 　 : . ;:;.ヽ 　　　　/ ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;....　.l ｀ﾞ'''''―ｰ''''".....;;;;;;.ヽ 　　　 `ｰ..､、 　 : ;;;;;;;;;;;;;│　　.ﾞL ;;;;; 　_....ｒ'" ゛ 　　　　 / 　｀' i..,,_ 　 　　,!　　　.ゝ_... .,゛　 ﾞ'- ､. 　　...イヽ､＿ ||　 ｀^''――ｰ''''^´　.|__＼ .... -'''｀'''-、 　　ヽ..,,_______,ﾞﾉ　　　　　 　 　 　 　 　 ｀''----ｰ'''" 　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　|　この大任を果たさせる為余はヤラナイトに新たに、 　| 　　　　　　　　　　　　　　　　|　アルゴロンの街を任せようと思う。　　　　　　　　　　 　| 　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l /／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､丶`　　　 　 　 ＼ _ 斗xｚｚｚ┐　　　　　　　  ＼　　　 　 　 　 　 　 ／ 　　　　　　　　　　　　  i㌻≡≠＝ ＜　　　 　 _､rｾ7^＞＜ ￣｝｝　　　　　　　　 二 　 　 Eニコ　　　　二 　　　　　　　　　　　　 ⅵ／ 　　　　＼＼__／／ 　 　 　 　 ＼'/　　　　　　　　 ―　　 L二¨¨>　　 　 ― 　　　　　　　　　　　　　ⅵ　　　　　　＿>≡<x ＿＿_　　　　//＼　　　　　　　  二　　　／,..ｰ＿_　　 二 　　　　　　　　　　　／　 ⅵzzz斗≠冖7 　.／⌒Y ¨¨¨アⅥ/　　 ＼　　　　　　 ― 　 <_／ !＿_/　　 ― 　　　　　　　　　　　　　　 ＞'"/＼　　 / ／{⌒ヽ/ 　 ／　`Y^＼　　　　　　　　  二　　　　　 ＿__　 　 二 　　　　　　　　  /　　 ｘく　　　|f⌒＼ ／　∧＼/―く＿|＼ﾉ／⌒)　 ∧　　　　  ―　　　　　 `つ_)　 　― 　　　　　　　　 ｣／⌒{　 ＼＿)}i__/⌒ :.／.:　',　 i:　/,　　　∨__ノ＼　 ∧　　　　二　　　__ 　＿_　　　 二 　　　　　　　　 | ＼　 〉 ／|／∥　/ | 　　 .:　」｣八Ｌ./,　　　＼|―‐ 〉　 ｝　　　 ―　 　 | | （/⌒)）　　― 　　　　　　　　乂＿ く_/ 　 　 |l : |／:.　 　 |　|/　 ＼:/, 　 |　∧ ／　／　　　　 二　　　!」 　 〔l´　　　二 　　　　　　　　　　 /／| |　　　|イ｣|__八: 　 |　| ﾃ笊芍}i　 / /　∨⌒>　　　　　  ―　 　 Ｏ 　 Ｏ 　　　― 　　　　　　　　　  〈　　| |　　　|ィf笊ﾃY＼:_| /　乂ﾟソﾉ|: /∨　　|＜⌒>　　　　  二　　　 　 　 　 　 　 二 　　　　　　　　　　 ￣/八 |　　i｛ 乂ﾟソ　　 |/　　 ¨¨,,, |/　 /││V／　　　　　 ／/　　 　 　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　  ＼/＞＿＞,,,¨¨　　　　　　　　　/: 　/ /　/　∨　　　　　　  // l｜l｜l｜l｜l ヽ＼ 　　　　　　　　　　　　 /　:/　 从　　ｕ　 　 ＿　-､　 /　／ /　/　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　 / 　 |　　　 ＼ 　 　 └‐　 ┘　|: / ／l／　i　　 ＼＼ 　　　　　　　　　　 /　　 乂 ＼ 　 个ト　 　＿ 　イi |/∨ }　/　/ 　 　', ＼＼ 　　　　　　　　　　/　　　 /　￣＞ ｧ＼ ／／L｣＼＼∨ /´"''＜　　　│ 　＼ ､ 　　　　　　　　　 /　　　_/ 　 /: : :〈__　//　//　∨ // ∨＼: | : :＼// | ／＼|│ 　　　　　　　　　'　 | ＼{｛＼/ : ／__/ ＼∨/　　∨/ 　 ∨: / : : : : ∨/／ ｝ l|│ 　　　　　　　　  {　 | |＼＼/ : 〈　i⌒> 〈_厂 　 　 |_|　　 _〉_〉:　: : :　:∨___/ /// 　　　　　　　　　: 　| |　: ∨ : : /乂　|⌒/＿厂⌒ﾌ¨⌒/＞`∨ / : : : :V‐＜// 　　　　　　　　　 、＞―〈 : : ∥ : :｀ 廴{_____」___」＞` : : : : : ∨/: : : :/⌒7 〉〉 　　　　　　　　　　 ＼ / ￣＼:i{: : ＞┐: : : : : :＞―‐＜|＼: : :}/―＜ / /⌒＼ 　　　　　　　　／⌒-/―,､丶`／: : :/⌒＼-く／／　　　＼￣＼￣￣￣/::::::::/ 　　　　　　　　＼::::::/／ 　 ＜＿_／ ＼＼ﾉ : ＼_/ ＿r―┘: : : :＼=-　|;;;;;／ 　　　　　　　　　／/　　　|￣: : : : ＞‐＜ : : : :│￣、:＼ ＼: : : ┌‐＼　＼ 　　　　　　　　 /　 　 /＼| : ﾏ7/ : ／: /: : : : : :| : : ∨: : ＼/ : : : ＼　　　　， 　　　　　　　  ｛／＼/: : : : : :∨: /: : :/: : : : : : :|: : : :∨: : : :＼ : : : : |　　　│
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　　　　　　　　(ヽ、００　　∩ 　　　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃ 　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇 　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ） 　　　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(ヽ、００　　∩ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⊂ニ、ﾆ⊃　⊂　⊃ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,, -‐- ＼　　　| |／⌒ヽ　 〇　 〇 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ ⊂ニニ　　 /　／⌒) ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ――'′　し∪　 （ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　  /　/　/ 　 入 　　　　　　　　　　　　　　　　  ├―――く｢}ｌ| 　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣　 　 寸|ﾘ 　　　　　　　　　　　　　 /r=气､　　　　 ＿ ヾ＼ 　　　　　　　　　　　　 / 　r=くﾘ ( 　r=く⌒　| | i　　　　　 しししかし陛下！ 　　　　　　　　　　　　 l 　 廴ﾟノ　　 「 ・ ) 　 | | | 　　　　　　　　　　　  /　　　 ( ＿」　ヾﾆ　　 | |ハ　　　　　1氏族に都市を二つもお与えになるなど！ 　　　　　　　　　　　 | 　 rｧ　　　　 　 r 、U | |　ｌ} 　　　　　　　　　　　 | 　 {ｌ‐く￣ 　ァｰ川　　| |／　　　　　それにあの街はオブリトに賜られたではございませんか！ 　　　　　　　　　　　 ＼　　　　￣´ 　｀ｿ　　ﾚ′ 　　　　　　 ＿＿＿／７ヽ ＿　　　　　　 ／｣、 　　　　  ／ 　　 ／∨ /７∧三三二ﾆ７　/ﾛ| ＼＿_ 　　　　/　　 ヽ 　 　 V７/７∧ ＼＿／／|ロ|ﾛｌ/ヾ　 ＼ 　　 , ｲ　　　　l|　　　 ∨７/７,＼＿_／|ロ|ロｌ /　　ｉ　　ｌ|、 　／　|　 　 　 |　 　 　 ＼７/ /７／|ロ|ロ|ロ/　 　 | 　 ﾘ 　　　　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;‐''"´　　　ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;.;;ﾍ 　　　/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,::::::.;;;;;;;;;;;;;;;;亅　.,,,,,.,..、　 ＼;;;;;;;;;;;;;./ 　　　!;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ／ 　 .ｌ,;;;;;; ／ 　ｒ'"￣ﾞ`､ヽ, 　 ヾ､ ／ 　　　|;:;;;;;;;;;;;;;;;;;.l'　　ﾞl,　.| ,:'゛　　　　 /｀＼ヾ,:ゝ　　|　　　　　　　　  オブリトには余が替地を渡す。 　　 .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!　　./　 !′　 .、　　 ＼ .lｱ'i／　./ 　　/;;;;;;;:_.... -ｰヽ　 　　/ 　　　ｌ　　　　　／"　 〈　　　　　　　　　　今後北方を本格的に勢力化に治めようとするなら .., ''ン'"゛　　　　 .｀-- ,;'　　　　 .`　　－　　　` .i" ／　　　　　　　 ､　 .,;′　　　　　　　 　 　 　 　 !　　　　　　　　　　 もはや水軍の編成は不可欠になった。 　　　　　　　　 `　 .;/,　　　　　　　　　　　　　　 ｌ .＼　　　　　　　ヽ　.　l　　　　 　 　 　 　 　 ‐..-‐′　　　　　　　　 その点でもコニス家と先日縁談を組ませたヤラナイトに任せた方が .i,´, ＼　　　　　　　　 ヽ　　　　.←--　、　／ .|"ﾞl !ト..＼.　　　ﾞ‐　　　ヽ　　　　　　　　_/　　　　　　　　　　　　　  より国益に適うと判断したまでじゃ。 .'/|〔,ﾂ.';ル ＼　　　 　 　 ヽ 　 　 　 　 / .>ｉﾐ,i."フj┴{... ＼　　　　　 "、　　　　 l ﾞ｀¨'"" ` !'' ."'"´ﾞ `　　 　 　 ｀､　　 　 .′
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「い、いやしかしこれではオブリトがあまりにも……」ｻﾞﾜｻﾞﾜ 「寵しておられたのではなかったのか……？」ｶﾞﾔｶﾞﾔ 「替地といってもいずこの地を……」ﾋｿﾋｿ 　　　　　　　　　　　　　　　{:i｀:i:i:i:i:i:i:i:i:／.　　　　｀ヾ､i:i:i:／　　　　＼/:/:/:/:/:/:} , :／ 　　　　　　　　　　　　　､　 .!:i:i:i:i:i:i:i:i/.　　　　 :　　　 ヾ'　　　.|　　　　.ヾ/:/:/:/:/':/　___ 　　　　　　　　　　　　　 .＼ゞミミﾐﾐ/　　　　 　_| |　　　　　　.|| |　 　 　 .V:/:/:/:/／.'´ 　　　　　　　　　　　　＼ーミミミミ/　　　ヽ ､ _ | | !.|　　　 .| |.| |　　　　　V:'/:/:/:/,.=,- 　　　　　　　　　　　　　 .＼ミ=ミ/ ､ヽ､ ､ ､　　 ! ! !､l l l l |,.! l ' ´　　　　　ヾ/:/:/://, 　　　　　　　　　　　　　　ヽli:!r.ヽミミミミミミミヾ､　| | |.| |.|　 ,ｨ_, 彡'--ﾆ_　,ﾍ:/ Y// 　　　　　　　　　　　　　　  ヾ.|/l|ミミr ー---==ミミ､l l..l ﾘ／彡彡彡彡彡´イ!ハ.}' 　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ{.{ミ! ヾヾ::ヽ｀茴ﾍ ヾ;.}r‐:ｖ//´￣./ ｀i￣.)三ィ:|| v.ﾉ 　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､}:|.　｀ヾ　　￣￣ .ノ1　.|ヾ、　./ーﾘ　ノ'　　}:!r//　　　　　　　　　　 ……………。 　　　　　　　　　　　　　　　　 | ﾘ:|　　　｀ーﾆﾆﾆ'ィ./,　､|. ヽ=/＝ /'.´　　　.}|v/ 　　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ/:ﾊ　　　　　　　　, .l　　 |、　/　　/　　　__ノ:i!ﾘ 　　　　　　　　　　　　　　 .ノ',ﾉ:i:i:i:ﾊ　　　　　 , / / 三 .|.､ /　　 l　　　/　 l:iｲヽ　　ﾁﾗｯ 　　　　　　　　　　　 ,　-＜,:-l/:/:/i:ﾊ　　　／.:-!､}　　 .|__y ￣ /　　/ｨ ＿.|:i:!､_｀ヽ､ 　　　　　　　　, -＜, ' ´.ヾ　 /:/:/:/:i:i:}　 /:/:/:/:/　 　.|:i:/　　 .l　 ./:/　　.ﾉ:i:!　｀ゞ, ｀ヽ､ 　　　　　, -＜,:ヽ´　　 　 ヽ/{/:/:/:/:i;i} /:/i:i:i:i:i/　　　|:i/　　 ./、 |ノ｀ ヽ/i:i:i:}　 ./　｀ヽ、｀ヽ､ 　　 ., ＜, ' ´　　 ヽ　　　　 |　.}/:「｀!Y:/:/:/:!＿/ ,/´ .l ´ r ‐.､.{:i:}／　　 ﾉ､i:i:i:! ./　　　　｀ヽ' 　＼ 　／, '´ .＼　　　　.ヽ　　　 |.乂i:i:r-' .l/:/:/!　 /.: .|　 .}　.(　　.}.｀´　　 ,イ　 .}:i:}/　　　　 ／　｀ヽ､_.＼ 　{ '´　　　 .＼　 　　 .i　 　.|　ヾ:i|　　 |:/:/:/ァ' ヽ　´　　｀　 /　/　｀!.lノ　　ﾉN|　　　 ／　　　　　　 >､＼ 　　　　　　　　　　　 /ｌ 　 ／　 厶 -─ 　　　　　　　　　　 /. |　/　　　　　　　　　 ￣　ー-─　　￣ ／ 　　　　　　　　　　/..　¨´　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜ 　　　　　　　　　 /...　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　ｺｸｯ 　　　　　　　　  //....　....　 /＼..............＼......... ........　　.... 　 　.......ヽ＿ .　　 　 　 　 　 l/.................ｊ仁二ｺ::.､....... |＼... ト､................　 ...............＿　フ　　　　　　 父上。 　　　　　　　　　|....r'⌒l....芹苅了}/＼...T苅ヽl |................. ......................ー ￢ 　　　　　　　　　|::..| 　 |...|┴´ 亠　　 ヽ乂ｿﾉ　|.......................................─　 ´　　　　　　 ヤラナイトとて急に領地が増えれば統治に難儀しましょう。 　　　　　　　　　|::::| 　 |::.|　　　　　　　ヽ　　　｜:::::::::..............＿_　- 一′ 　　　　　　　　  ヾ::.ｰ::::|:::|　　　　　　　´　　　 .:::::::::─￢´￣ ノ 　　　　　　　　　  ＼:::::ト:|ヽ　　　　-─　　　 .:::::::::::::::::::::二ﾌ　　　　　　　　　　　　　 ……ここは交換と言う事で、ヤラナイトの領地を一つ返上させ 　　　　　　　　　　　 ∨　|　＼　　　　　　 ／─､-一￢´ 　　　　　　　　　　　　＿_|＿＿__､ 　　 イ　　 ＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　  そこを替地として賜られては如何。 　　　　　　　　　　  | 　 　 　 　 　 |＿＿|_｢￣|　 ｀ヽ 　　　　　　　　　　  l￣￣￣￣｀l　|圭圭| l ｢¨| 　　　　　　　 ────＜二二|__|圭圭|_l |　|─　　 ＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿_|　|　　　　　 ＼
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　　　　　　　　　　　　　　　＿ 　　　　　　　　　　　-　￣　　 ￣　ヽ 　　　　　　　　  ／　　　　　　　 　 　 ＼ 　　　　　　　　/　　／､　　　　　　へ　　l 　　　　　　　  | 　 〈　　 ゝ ＿_ ノ　　　〉 | 　　　　　　　  l　 r´, へ　 　 　 　 ／ ヽ l 　　　　　　　  込ﾘ　r‐u≧L　　 厶_ ,　ﾄ< 　　　　　　　 l ﾍ |　 ｀ーﾗ　　 ﾍ‐┴'　|rj 　　　　　　　 ヽ､｣ ヽ_／　 l　r　 ヽ 　 ﾚ 　　　　　　　　　　　　　おおそれは妙案じゃな。 　　　　　　　　 l l　　　　　　｣　　　J |　ﾆﾔﾘ 　　　　　　　　 ｌ　l　　ｲ､＿_　　　　 / 　　　　　　　　　　　　　　劉大連よ、いずこの地が所望か。 　　　　　　　r┤　｀ヽ ´￣　_￣｀ r' | 　　　　　ィ厶 |　　 　｀　 　 　 　 l　 ト┬､ 　　　　　　　　　　　　申してみよ、余が必ずヤラナイトに掛け合って遣わそう。 　　　  厶弓介、　　 ,ト´｀ー-一ﾍ　　幺介､ 　 ィ冬弓弓弓介ｧ､ l|　　　 　 　 l ィ冬弓弓k､ ／　 ｀守弓弓弓弓 ﾘ　　　　　　 | 弓弓弓才　ｰ-　、 　　　　 ｀守弓弓弓 ヽ　　　　　 ﾘ 弓弓才´　　　　　 T ‐- 　　　　　　　｀'守弓弓 ＼　　 ／ 弓才´　　　 　 　 　 | 　　　　　　　　　 ｀守弓　 ヽ'´ 弓才´　　　　　　　　　 l 　　　　　　　　　　　  ｀守弓弓弓ｱ　　 　 　 　 　 　 　 l 　　　　　　　　　　　　　 冰弓才´ 　　　　　　　　　　　　　 冰弓才 　　　　　　　　　　 　 ,.、-―--一- ､ 　　　　　　　　 　 ／ ／　´　 -一 　 ＼ 　　　　 　 　 　 /　〃／-‐＜￣ヽ　ミ　 ＼ 　　　　　　　　/人_ノ´　 　 　 　 /　　　　　ヽ 　　　 　 　 　 ||　　　　　　　 　 ム､　へ ＼　', 　　　　　　 　 |! 　 　 ,/　_彡了　　＼ 　 　 ヽi 　　　　　　　 〈‐-､L （‐'´tfbｧゞ 　 　 ﾐﾘ乙ヽﾘ! 　　　　　　　　 〉rtyゝ　｀ヽ _　　　　　　（ﾊ7l }|　　　　　　　　　　 それでしたら、シラトスの地を所望致したく。 　　　　　　　　 l　 ﾉ　　　　　　　　　/　 ソ/　l| 　　　　　　　 　 ヽ ヽ　　 　 ヽ､　　　　 r‐'ヽl l|　　　　　　　　　　 商人上がりに街一つは過分な恩寵でありました。 　　　　　　　　 　 '､　r==＝ｧ　l 　　　/　　　li|ﾄ､　　　　　　　　　 　　　　　　　　　、、、、、、、、、、、、 　　　 　 　 　 　 　 ＼ ￣´　 　 　 ∠ -一''´￣l ＼　　　　　　　  手前の如きは碌に収益も上がらぬ鉱山村一つで充分でござります。 　　　　　　　　　　　　l　　　　_,／´　　　　　 　 lﾄヽﾍ 　　　　　　 　 　 　 　.＞フ ´　　　　 　 　 　 　 lミヘl 　　　　　　　　　 　 〈　 /　 ／￣７　　　　　　　 ヽ､li| 　 　 　 　 　 　 　 　 i　|　 l　　∠,_ 　 　 　 　 　 　 ｀ヽ､ 　　　　　 .　-‐=＝一| j　ﾉ／￣￣　　　　　　　 　 　 　 ｀ヽ､ 　　　 ／／￣　　　　ソ ´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀ヽ .　 ／／　　　　　　 / 　〈 〈　　　　 　 　 /
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　　　 　 　 　 　 ______　　　　　　　　　 ________ 　 　 　 　 　 　 {::t‐-､｀ヽ. 　 　 　,.r'´ _＿__,:::::} 　　　　 　 　 　 |::|　　.ヽ:::｀'､-─,':::::∠.,,._ ./:::;' 　　　　　　　　　',:'v '´ 　＼:::',__/:／.　　　7:::,'、 .　　　　　　 　 　 >ﾆﾆﾆ二ﾆ‐ﾞ┴,ェﾆ二二ン　 ヽ. 　　　　　　　　__/__r─ｧ'"´￣｀Y´￣｀ヽｰ-､　　　＼ 　　　　　　　/　　ｒ＞ '"´￣　ア´￣￣｀"'' く￣＼　 ':, 　　　　　　　|_ｒ／　　　　 　/　　 　}　　.　 　 ＼r､}､ .ﾊ 　 　 　 　 ／./　/　 ./　 ／|　　　 ﾊ　 ,　 　 ヽ ｌ＼}､　} 　　　　　 { ｀7 　|　　|| 7-‐ ﾍ.　 |/　ﾚ'ｰ-!ﾊ 　 ',!　,＞､| 　　　　　 ＼| 　 |　　| rテ示　＼|　rテ示7 |　　|　 ﾄ､　＼ 　　　 　　　ﾉ　_人　｜　ヒｿ 　 　 　 ヒソ　 |!　 |　 |　＼ｒ､} 　　　　　 ´￣7| / ＼|""　　　. 　 　 　 "" ;'　, ﾑ、' ﾍ　|ン 　　　　　　　/{.|'　　　{　　　　　　　　　　 /イｲ　 ﾊ, 　 人 　　　　　　 ; 　{　　 　ﾄ､　　 　 -　　　　／/　i 　　;i　'　　)　　　  （可哀想に、港街を没収されてその替わりが寂れた鉱山だなんて） 　　　 　 　 {　∧　 |　ヽ |＞ ､　　　,. イ|／ﾉ　| 　 八　_,ノ 　　　 　/＼,-‐､／!ﾚﾍ、」.｢二Τ｢二二!｀ヽ-､,--､/-┐(　　　　　 （ウチの方がまだマシに思えてきたわ） .　　　　|｀ヽ!___,,!,'､.|　　ｒｧ,!::::::::| .|::::::::::::ヽ　　 !____!　 〈 　　　　 ',／/ .',＼/　 //::::::::::ノ ﾉ::::::::::::::::! 　/! 　 ヽノ 　　　 　　 ;' 　.!　　／/::::__／／::::::::::::::::::::`７! ':, 　;' ':, 　 　 　 　 {　 ﾉ　 / {r'.---‐'´:::::::::::::::::::::::::// 　)ノ　　} .　　　　　人/　;'´／:::::::::::::二:::::::::::::::::::::::/r'　　　　　/ 　　　　　　　　{/:::::::::::::::::::::::::´:::::::::::::::::::::! lヽ､.,_　　 { 　　　　　　　　{二二l:::::::::::::::::::::ｌ二二ｌ:::::! !　　　 　　〉 　　　　 　 　 ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! !厂ヽ..___ / 　 　 　 　 　 {　ゝ、:::::_::::::::::::::::::::::_::::::::::.ﾚ′ 　 　 / 　　　　　 　 〈 ､__ }::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　 　 __ ｣ 　　　　　 　 / '´　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　 -‐'´　　〉 　　　　　　　　　　　　　　　_,..　-‐＝f⌒Y^弌＿ 　　　　　　　　　　　　　　 ｝ﾆ=-‐. : :ー-云xﾆL _ ﾐ 　　　　　　　　　　　　　　／. :/. : : : :／. : ＝ー- .乂 　　　　　　　　　　　　　/:i : 彳／ ≠. : :二ﾆ=ー-ミ:､ .　　　　　　　　　　　　/^ヾVﾊ{f≠-‐=ミ:ー-　..,_: : :ヾ. 　　　　　　　　　　　  ;　　　　　　　　　 ｝ー- ..,_: : : : :ﾊ 　　　　　　　　　　　 {ﾄ.,_　　　　　　　 弌ー- ..,_: :ー=ミ､ .　　　　　　　　　　　 v弐x　ｨィ≠云弍　＼ー- ..,_: ＼:{ ヽ　　　　　　　　  （…………どうも妙だな？） 　　　　　　　　　　　　}だ7　弌ﾓｭ‐ｧ　 　 .}:「7^Y:ミ､: : ヾ 　　　　　　　　　　　　}　,　　　 ^￣ '′ 　 }ﾘｫ .ｲ:イ:ﾊ:从乂　　　　　　　　  （ハーンは賞罰に関しては公正を旨としておられたのだがな、 .　　　　　　　　　 　 从 jL__,,　　　　　　　 ｝rく:人:从从乂 　　　　　　　　　  イｲ: ,　ト ..,,__　　 　 　 .′:{ﾊ: : ＼ ＼＼　　　　　　　　  内心はどうあれ表向きは） 　　　　　　　　　　 j八:ﾊ. ゞ===ィ　　　;ｲ　 　{:∧: ＼＼乂乂 .　　　　　　 　 　 _,,.≠从　ｰ-　　; ; ≠　　; /　八: ハ:乂 　　　　　　　rf二二二二汽州fr≠゛　≫ '′　　{{二二ー- ..,_ 　　_　 -‐≠二二二二ﾆ{　 ＼__,≫ ´　　　　　 /二二二二二二ー- ..,_ 二二二二二二二二二∧_＿__＿___＿____≫ '′二二二二二二二ﾆ＝- _ 二二二二二二二二二二＼.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／二二二二二二二二二二二二 二二二二二二二二 二 二 .＼.:.:.:.:.:＞ ´二二二二二二二二二二二二二二 二二二二二二二二二二ﾆ「ｆr(V)zﾊ「二二二二二二二二二二二二二二二二 二二二二二二二二二二７ﾆﾆ/Vﾆ｛二二二二二二二二二二二二二二二二ニ 二二二二二二二二＞.' /ﾆﾆ/　{ﾆ-{＼二二二二二二二二二二二二二二二二 二二二二二二＞ ´　　/ﾆﾆｲ　 .{ﾆ-{.　.＼二二二二二二二二二二二二二二二 二二二二＞ ´　{{　　 人ﾆﾆ.{―八ﾆ.{ー- .., '＜二二二二二二二二二二二二二二 二二＞ ´斗≪ .ｲL'"´......)ﾆ从.........}ﾆ{.............. }ﾄ .., '＜二二二二二二二二二二二二 斗≪乂_,,..≫≠:i:i:{{............⌒ヾ..........}ﾆj...............{{:i:i:i:i:i≫.,｀ ＜二二二二二二二二二二 .............＼:i:i:i:i:i:i:i:i／.....................................................∨:i:i:i:i: /....￣. ＼二二二二二二二二二
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　　　　　　　　　　　　　　 ､＿_　　、 　　　　　　　　　ﾄ､＿_ｦ三￣　 ｀ヽ )! 　　　　　　　＿_ﾇ　　　　　　　 　 　 レ' 　　　　　　 ｀ヽ、　　　 /　,　/ ., ,　　 ｀ヽ 　　　　　　　　　ヽ　　/／//／|ハ |　ﾊヽ 　　　　 　 　 　 ﾄ ≧ ﾚハﾚ´〈　　　ﾚうﾘ 　　　　　　　　　｀ヽ、＿八　―　　/ ノ　　　　　　　　　　　　　　  （オブリトは帝国系の商家あがりでヤラナイト以上に他のノヤン階級との縁が薄い） 　　　　　　　　　　　　　　 ン､ _／|≧､ 　　　　　　　　　　　　　__|　|r＝＝＞ ´ヽ---､--- ､　　　　　　　 (万一野心を抱く事があっても、叩き潰すのはまだ容易という算段なのだろう) 　　　　　　　　 ,..-,---'　 ヽ|r=ﾒ　　　　　　　＼＼　 ヽ 　　　　　　　/　／　　　　　|` -'　　　　　　　　 ｀ヽヽ ｝ 　　　　　 　 |／　　　　　　 |　、　　　　　　　　　　　ヽ|　　　　　　(勿論、元商人として“アレ”を経営する上での手腕を期待しての事でもあろうけど) 　　　　　　　| 　 　 　 　 　 | 　 、　　　　　　　　　　　 | 　　 　 　 　 { 　 　 　 　 　 |　 　 、 　 　 　 　 　 　 　 | 　　　　　　　|　　　　　　　 |　　　 、　　　　　　　 　 　 | 　　 　 　 　 |　　　　 　 　 |　　　　 ､　　　　　　　　　　| 　　　　　　 |　　　　　　　 |　　　　　 ､　　　　　　　　　 | 　　　　　　|　　　　　　　 |　　　　　　　、　　　　　　　　 | 　　　　 　 |　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | 　　　　　　　　　　 ／L｀ヽ＿＿　　　　　　 　 　 　 　 ｔｩ 　　　　　　　　　  _|_r＾)彡√ニニニニ_r㍉　　　 __rへﾉ 　　　　　　　　　,こ|_Υ_ _√ニニニﾆf＾{::i::}㍉ 〈V＾ヽノ＾) 　　　　　　　　  {_,⊥ -=ニ二二ニ=-そ_※う_}_УL人_〕 　　　　　　　_､‐ア”￣.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:￣　 -{乂_＾Y*｡,＿,,， 　　　　　 _-//,/:/.:.:小.:.:.`､`､.:.:.:.:.:.Vハ.:乂__)ドﾐ｀丈__rｩ 　　　　　 { ///:/.:.:.{:ⅱ:.:.:.:.`､:＼.:.:.:.:V/}.:.:.}.: }｢'''’　　＂ . 　 　 　 ‘､ /:/{ .:. {:八.:.:.:.:.:〈＼,二,,_}.: }.:.:.}.:_ﾘ.:.＼>､ 　　　　　　  {X.:{ .:. {:ｯｧｧx､.:.: '´f沁ｹ:}.:/ :/}//.:.:.:.:.｀``彡'=- ＿　　　 ＿┐ 　　　　　　 八 :{:{.:.:.込 炒　,⌒ ``｀.ﾉ/ :/ノ:/ミ辷冖^｀￣-=ニニニニニo} 　　　　　　　  八＼(⌒┐　r=-　 彡').ｲ(_Уv/:}⌒```｀　 　 　 ￣”¨¨¨¨“ 　<ﾆ=-　__､rｾ_ﾉ＼(へ}.ト ﾉ 〕''′.ｲ} ト|.:/|_　V:}.:.:.:.:.＼　　　　　　 ⌒ヽ 　 ⌒冖冖 ＿彡 ノハﾉ_K_∠ ┐.:`｀/-|/.:|i二トミ.:.:.:.:.:.:＼＼　　 　 　 ｝}　　　　　　　 （オマケに息子さんは縁談NTRされても知るかバカ！そんな事より君命だ！ 　　　　　　　 ,，'ﾞ／.:.:〕　　_､ ''´.:.:._-こ//.:|i二|_/ハ,.:.:.:.:.:. ＼＼ー一彡' .　　　 　 ,，'ﾞ.:／.:.__r7 　 x─┘_xー彡ノ.:|iニ厂ｰ‐∨__:.:.:.:.:.:＼＼＼　　　　　　　　　 てなレベルの律儀者だもんねえ） .　　　 ／_,,∠ ／'//8　.ｲニ∨八＿彡ノ. ﾘ-//ｰ‐‐‐▽__.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼＼＼ 　　　｛^｀　 ／/{//　ﾟ%8 ＼X＾X⌒`ｰ彡ノ_/_{ｰ‐‐‐‐‐＼‐ミ__.:.:.:.:.:.:.:.＼＼＼　　　　  （反逆なんてちょっと想像つかないよコレ） 　　 _､丶／.:.:こ∨. .　〔//ﾊV∧<⌒ヽニ-/‐八ｰｰ‐‐‐‐‐＼‐‐《㍉二=-＼＼ ､丶｀..／.:.:.:.:.{ニ´-_. .〔///,｝}{C｝ドｰ┘∨‐‐‐}:＼‐‐‐‐‐‐‐‐‐){ぃ}ﾊ〕ｈ､⌒＼ .／／.:.:.:.:.:.:.:.{こニニ┴=彡∧V/=ミｰｰ‐‐‐‐,ﾞ_.　 ＼‐‐‐‐‐‐‐＾V7いこﾊ　　 ｝ .／.:.:.:.:.:.／ 八こニニニニ/((_X=彡'ｰ‐‐‐‐八〔_..　　＼==彡'｀_､{し７ﾆﾆ}i.　 , .:.:.:.:.: ／:/ / 沁、ニニニ,必‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐<ハ‐｛い_　　‘‐_‐‐(い)Уニﾆ八 / .:.: ／ ' / /.:.:.:.:,心、ﾆ- '′V/‐‐rｔ_rｩ‐‐‐‐‐‐｝}V八‐_.　　´‐ﾆニニニ／　/ ／/ .ｉ/{./ .:. // ⌒``｀　　 :}‐‐‐《]C[》_z彡ｹﾉﾉ_}{__心,‐_｛　　´^'冖'^｀　,.:.:.ノ/ .:./　ｉ| :{' .:. /　⌒ヽ　　　　,小((_ノ| TⅥL／/ｰｔ八V⌒^'‐_ミ～､、__＿彡'ﾞ､ .:.{　 :| :{.:. /　　　.}.:}　 　 ./こ‐_``:|i ||:ⅥL_/}|.／ﾆ}|ニﾆﾆ´‐_｀トミー一 `｀ _八　| :{.:/　　　　}.:}　　 /,ﾞ∥o´_:ｉ|i ||‐ⅥＬ／ﾆo-}|ニニニ}ﾆ＼ ､｀丶.,,__ .:.:.: ＼ {.′　　 ノ ﾉ 　 /-{ |{ﾆﾆ´_|i ||>x}[ }|ニニ-}|:こ二ニﾄ､=-＼＼＿彡⌒ ～､、 ｀`````｀／　　.//-{_}|_oこﾆV/ニУニニo.}|二ニﾆ-|/,＼ニﾆ-｀`～､、 .v八|.:Τ~”￣　ヽ　 //こ：. ￣｀`//トミ/ |''"~￣￣｀｀`丶-厂//,＼ニニ-__ .:.V/＼|V∧　　　} //こ ：. .　　//..:|..:// |　　　　　　. . . .,ﾞ///〈 ⌒＼＼ニニ .:.:.∨/.｀`～ー彡.//こ/ |. .　　ゝ　.｣ 廴ノ　　　　　　. . . ,′/// ＼:':':'⌒＼＼ .:.:.:.‘.:.:.:.:.:.:.:.:￣.://こ//ｉ|. .　　　　　 . :l . .　 　 　 　 . . .,′/////〈⌒´'　.,, ＼ ＼＼.＼＿＿彡/こ// :'|. .　 　 　 　. :l . .　　　 　 . . . ∧〈乂////_＞｡,,_　´'
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　　　 　 　 　 　 　 ／L｀ヽ＿＿　　　　　　 　 　 　 　 ｔｩ 　　　　　　　 　 　_|_r＾)彡√ニニニニ_r㍉　　　 __rへﾉ 　　　　　　　　　,こ|_Υ_ _√ニニニﾆf＾{::i::}㍉ 〈V＾ヽノ＾) 　　　　　　　 　 {_,⊥ -=ニ二二ニ=-そ_※う_}_УL人_〕 　　　　　　　_､‐ア”￣.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:￣　 -{乂_＾Y*｡,＿,,， 　　　　　 _-//,/:/.:.:小.:.:.`､`､.:.:.:.:.:.Vハ.:乂__)ドﾐ｀丈__rｩ 　　　__　 { ///:/.:.:.{:ⅱ:.:.:.:.`､:＼.:.:.:.:V/}.:.:.}.: }｢'''’　　＂ .　 〈　 V'‘､ /:/{ .:. {:八.:.:.:.:.:〈＼,二,,_}.: }.:.:.}.:_ﾘ.:.＼>､　　　　　　　　　　　　　　 ──────────────────────────── 　　 ´_　∨ .{X.:{ .:. {:ｯｧｧx､.:.: '´f沁ｹ:}.:/ :/}//.:.:.:.:.｀``彡'=- ＿　　　 ＿┐ ..　　　＼_,〉八 :{:{.:.:.込 炒　,⌒ ``｀.ﾉ/ :/ノ:/ミ辷冖^｀￣-=ニニニニニo}　　　 　　さて、ここで決まるかいよいよ胡桃姫の降嫁先は―――― 　　　　　<_>　八＼(⌒┐　r=-　 彡').ｲ(_Уv/:}⌒```｀　 　 　 ￣”¨¨¨¨“ 　<ﾆ=-　__､rｾ_ﾉ＼(へ}.ト ﾉ 〕''′.ｲ} ト|.:/|_　V:}.:.:.:.:.＼　　　　　　 ⌒ヽ　　　　 ──────────────────────────── 　 ⌒冖冖 ＿彡 ノハﾉ_K_∠ ┐.:`｀/-|/.:|i二トミ.:.:.:.:.:.:＼＼　　 　 　 ｝} 　 　 　 　 　 ,，'ﾞ／.:.:〕　　_､ ''´.:.:._-こ//.:|i二|_/ハ,.:.:.:.:.:. ＼＼ー一彡' .　　　 　 ,，'ﾞ.:／.:.__r7 　 x─┘_xー彡ノ.:|iニ厂ｰ‐∨__:.:.:.:.:.:＼＼＼ .　　　 ／_,,∠ ／'//8　.ｲニ∨八＿彡ノ. ﾘ-//ｰ‐‐‐▽__.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼＼＼ 　　　｛^｀　 ／/{//　ﾟ%8 ＼X＾X⌒`ｰ彡ノ_/_{ｰ‐‐‐‐‐＼‐ミ__.:.:.:.:.:.:.:.＼＼＼　　　　　　　  【1D3:1】 　　 _､丶／.:.:こ∨. .　〔//ﾊV∧<⌒ヽニ-/‐八ｰｰ‐‐‐‐‐＼‐‐《㍉二=-＼＼ ､丶｀..／.:.:.:.:.{ニ´-_. .〔///,｝}{C｝ドｰ┘∨‐‐‐}:＼‐‐‐‐‐‐‐‐‐){ぃ}ﾊ〕ｈ､⌒＼　　　　　　　  1、金山取り込みの仕上げとしてオブリトに。 .／／.:.:.:.:.:.:.:.{こニニ┴=彡∧V/=ミｰｰ‐‐‐‐,ﾞ_.　 ＼‐‐‐‐‐‐‐＾V7いこﾊ　　 ｝ .／.:.:.:.:.:.／ 八こニニニニ/((_X=彡'ｰ‐‐‐‐八〔_..　　＼==彡'｀_､{し７ﾆﾆ}i.　 ,　　　　　　　 2、ヤラナイトに。完全に親族として取り込む。 .:.:.:.:.: ／:/ / 沁、ニニニ,必‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐<ハ‐｛い_　　‘‐_‐‐(い)Уニﾆ八 / .:.: ／ ' / /.:.:.:.:,心、ﾆ- '′V/‐‐rｔ_rｩ‐‐‐‐‐‐｝}V八‐_.　　´‐ﾆニニニ／　/　　　　　　　　 3、嫁に出さない。(シャーマンとして有能過ぎた……) ／/ .ｉ/{./ .:. // ⌒``｀　　 :}‐‐‐《]C[》_z彡ｹﾉﾉ_}{__心,‐_｛　　´^'冖'^｀　,.:.:.ノ/ .:./　ｉ| :{' .:. /　⌒ヽ　　　　,小((_ノ| TⅥL／/ｰｔ八V⌒^'‐_ミ～､、__＿彡'ﾞ､ .:.{　 :| :{.:. /　　　.}.:}　 　 ./こ‐_``:|i ||:ⅥL_/}|.／ﾆ}|ニﾆﾆ´‐_｀トミー一 `｀ _八　| :{.:/　　　　}.:}　　 /,ﾞ∥o´_:ｉ|i ||‐ⅥＬ／ﾆo-}|ニニニ}ﾆ＼ ､｀丶.,,__ .:.:.: ＼ {.′　　 ノ ﾉ 　 /-{ |{ﾆﾆ´_|i ||>x}[ }|ニニ-}|:こ二ニﾄ､=-＼＼＿彡⌒ ～､、 ｀`````｀／　　.//-{_}|_oこﾆV/ニУニニo.}|二ニﾆ-|/,＼ニﾆ-｀`～､、 .v八|.:Τ~”￣　ヽ　 //こ：. ￣｀`//トミ/ |''"~￣￣｀｀`丶-厂//,＼ニニ-__ .:.V/＼|V∧　　　} //こ ：. .　　//..:|..:// |　　　　　　. . . .,ﾞ///〈 ⌒＼＼ニニ .:.:.∨/.｀`～ー彡.//こ/ |. .　　ゝ　.｣ 廴ノ　　　　　　. . . ,′/// ＼:':':'⌒＼＼ .:.:.:.‘.:.:.:.:.:.:.:.:￣.://こ//ｉ|. .　　　　　 . :l . .　 　 　 　 . . .,′/////〈⌒´'　.,, ＼ ＼＼.＼＿＿彡/こ// :'|. .　 　 　 　. :l . .　　　 　 . . . ∧〈乂////_＞｡,,_　´'
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞ　　　　　 　 　 _　-‐=|　r__〉 :|‐-　　　　　 ﾉ〕__ 　　　　　　　　　　　　　　　　　＼Ｊし　　 ／ﾆ二二|　Υ　:|ニﾆﾆ-ﾍ_r''⌒)‐┘ 　　　　　　　　　　　　　　　　 -=v'⌒　　 ∨ﾆ=-‐…￢…‐-=ﾆ※:0: 〈_,､_〉 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ -ﾆ／￣:.:./.: Ｔ:.:.‐-=ニﾆ-Ｌ∧ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ-//:.:.:/:./|:.:.:.|:.:.:|.:.:.:|:.￣∨｛※ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ∨//:.:.:/＼ |:i:.:.ﾄ:.／:.:.|:.:.:.|:.ﾔ Υ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //:.|.:.:イ笊ﾄ|:.:.Ｖ笊:ト|:.|: |:.:リ:ﾉ ＼￣￣〉 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,,､.:.:.|:八:乂Vﾂ ＼トVﾂ ﾉ.:|: |:.:｢　　　　￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＞-<|＼__⌒ 　 r‐　　イ: ノ:ｲ:.:乂__　/]ヘ┐ 　　　　　　　　　　　　　　　 〔〔ﾆトト=-‐/:.:.:/:.:|:ト　　 ┘　イ /:. |/￣＼>|=Ｖ^〉>　　　　　　  なっなんとぉーーー！ 　　　　　　　　　　　　　　＼　￣＼＿_,,,､イ/￣＼｢う爪７:.:./| : ｲ 「し ┘　 |: ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　 ＼￣￣／:.:.:.:.:|-_-_-_|∧:し|:.:.:ﾄ:| : :|　Υ]つ∧　.:|　　　　　　　 私があのカタブツ君のお嫁にーーー！？ 　　　　　　　　　　　　　  _､‐''~￣／:.:.:.:.:.:.:.|-_-_-.:|/∧:.／￣＼乂_／／∨　/＼ 　　　　　　　　　　  _､‐''~:.:.:.:.:.:／ :.:.: _､‐''~|-_-_-_:ﾔ ／ニﾆﾆ/∧００ﾆ:/∧ /ﾆﾆ:＼ .　　　　　　　 _､‐''~:.:.:.:.:.:.:.:.:／_,,､:.:.:.:.:.:.:／|-_-_-ヘ<ニニニニ/∧〈ニニニ＼ニﾆハ .　　　　　　／／ .:.:.:.:.:.:.: ／/／:.:.:.:.:.:／　 |-_-_Ｌノヘ＼二ニニ/∧∨ニニﾆﾆ=-__ノ─‐／ .　　　　 　 ／/.:.:.:.:.:.:.:.／ ://:.:.:.:.: ／＼__ :|-_〈※〉__ﾉ-_∨/ニニ/∧＼ニニニﾆ／￣ 　　　　　|.:| ./ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.// :. /／/￣＼　|-_-_-_-_-_-_ ∨/ニﾆﾆ┘-_ -=ニ／:.:.:.＼ 　　　　　|∧|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|/ :. /　 /　/ヘ／∨-_-_-_-_ﾆ=-＼_／＼-_-_-／￣＼＼:.:.:＼ 　　　　　　  | .:.:.: |:.:.:.:.:.:. | :.|/　　Ｌ _､＜|Ｌノ＼__ﾆ=-〈※〉　　　 ＼ ￣ |:.:.l＼:.:.:. ＼＼:.: ＼ 　　　　　　　 :.:.:.: | ┌‐ヘ-ヘ-_､＜＿／∨-_-_-_-_-_| 只　　　　 　 ￣|:./ 　 :.:.:.:.:. ＼＼):.| .　　　　　　　 ∨/　乂 　 _､＜／/ニニニ∨_-_-_-_-_| | ∧　　　　　　／　　 :|:.:.:.:.:.:.:.|＼∨ 　　　 ＼　-‐=''^:.:.:.: _､＜ﾆ:／-:こニニニ|:∨-_-_-_-:| | :|∧＼　　 　 　 　 　:|:.:.:.:.:.:.:.| :.:. | 　　　　　^''=‐- _､＜ニ=- _-_-_:|ニニニﾆ| l∨-_-_-_∧ﾔ| 　＼＼　　　 　 　 :|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: | | 　　　　　　 _、''｀-_-_-_-_-_-_-/|ニニニﾆ| |0＼-_-_-:∧＼. 　 ＼|　　　　　　:|/:.:.:.:/:.:.:. /:.:| 　　　　_、''｀-_-_-_-_-_-_-_-_/ :「￣二ﾆﾆ| |ﾆﾆ|ﾆ=-　__ム ＼　 ∧　　 　 　 ./:.:.／:.:.:.:./|: / 　 _、''｀ _-_-_-_-_-_-_-_-_-　 　ﾔ"~￣~^''＜ﾆ:|ニニ0:|:|ﾆ＼_|: 〈_ﾉ　 ､,,＿__,,､:.:.:.:.:.: ／:.:|/ ／-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-　 　 　:l　　　　　　. : |二ニﾆ:|:|二| | ＼ 　　 ^''=‐- -‐=''^＼:.: 乂 _-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_／　 　 　 :l　　　　　 . . :|トニﾆﾆ:┴‐ﾔ ‐┘　　　　　　　　 　 　 ￣￣ ￣─==ニ二 _-_-_ ／ 　 　 　 　 l　　　　 　 ..:|:l: : : .　　　　ﾔ .　 　 　 　 　 ￣￣　　 　　　　　　l　 　 　 　 .:|∧: : : .　　　 ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,...__,,,...,,_ 　　　　　　　　　　　　　　　,,..::''":::::::::::::::::::::::＞...、 　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞヽ、 　　　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::ﾊ 　　　　　　　　　　 j!:.:.:.:.／:.:./:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.i 　　　　　　　　　　/:.:.:.:/:.:.:.:/:.:.:i:.:.:{:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:ﾞ;.:.:.:.:ﾍ.:.:.:.:.i 　　　　　　　　　 /:.:.:.:.i.:..:.:/.:.{:.:i:.:i:.i.:.:.:.:.:.}:.:ト､:.:}:.:i:.:.:.}:.:.:.:.:i 　　　　　　　　　/.:.:./:.{:.{:.:ﾄ{:A::{从:.:.:.:.:.:.j ﾘ‐-jﾊ:.:}:.:.j!:.:.:.:.:.i 　　　　　　　 ／/: :/: :i: : :{ﾑにｴ､ ゞ＼:.:ﾄxﾆ二,}ﾉ}: /: :i : : i 　　　　 ,...:''" _ノ: : : : 代 : ﾄ 込仞 　 　 ｿﾞ込多 >ﾉ/ﾞ): :i : : ﾄ､ 　　　／　 ／ : : : : : : ゝY :ヽ　　　 　 　 　 　 ／,ィ／ : :i : : ﾞ、＼　　　　　　　　　　　 私情に囚われず公正を重んじた貴方こそ、親族として相応しい。 　　〃　 /　　／ : : : : : ノ :ノ　　 　 .:!　　 　 弋(/ }: : :i: : : i　ゝ､ ﾐｰ-...__ 　　{{　　{/　/　　　,..::''"　j }＼　　` :::　"　　∠`ﾐ`ヽ､i　　 ト､　　ﾞヽ￣ヾヽ　　　　　　 陛下はそう仰せです。 　　 ﾞ､　 i　 {　　／　　　ノ r＜}`::....__ _...::＜{＞ヽ　＼＼　乂. ＼ 　ﾊ 　 } } 　　　}}　 ﾞ、 i　〃/　／　　 }　 ｀''ー---‐ '"　　/　ﾉ ﾊ　 Y　⌒ヽヽ　}　 j j　　　　　　 いい年をして少しばかりおイタの過ぎる子ですが、どうか末永く。 　 　 ﾉ　　ﾊ .i　i　i　｛　{　 「｀''ー---‐　'''"´　　〉 ( 　 } 　 }　 　 ﾊ ｝ !　// ‐ '''"　　/　} j__}　}-ｧ ''7":::ﾍ　　ー--‐　　　　/::`''ﾍ-{ 　 i~ﾞヾ､　 ll　i　{ {　　　　　　 (やれやれ、私まで猿芝居に付き合わせてくれて) 　　　／ __.../:::ノ ﾉ::/　/::::::::::ﾍミ＝=x===＝彡:::::::::::i弋　{ｰ-.､}　 }　{　 `ﾐ= ‐''" ｨ'"´ ＿,,...イ::::;'　/::::::::::::r､ /`く　 Y Y斗}､::::::::::::i　}＼＼:::ヽ λ弋　　　　　　　　 (ま、これは母親としての本心もありますけどね？) ／　　ｨ'"ﾉ::::::::::::::::i　/::::::／ {　｛　 ／`く´　 / ﾄ､:::::::::! j:::::::`''ミ┴ミ＼ `ヽ、 {　 ／ ／::::::::::::::::::i /:γ　__代 ゝ｛　　　｝ ノ ノｧ ﾞﾄ､:::j/:::::::::::::::`ト、 ﾞヽ＼　ﾞ､ 　/　/:::::::::;;;;;xｬ≧i／:i　ﾉ　 ＼`ﾐ乂＿ノ__彡癶　 }::ヾ:::;;;;;;;;;:::::::::〉ﾊ　　｝　＼ 　j｛〈:::::::::::::::::::::::::/:::::::{　{　　,.-ｯﾆ/ヽ､ノ　　 　.｝ ﾊ::::::ﾏミ＝==::＼ }　/＼ .ノ i　＼:::::::::::::::::j!::::::::::iヽ〉'" ／/}ﾞi ::::rf l`iヽ__〈_/ }_:::::::i::::::::::::::::::::::〉 (　　｀､ 　　}　 j `iﾐ＝=={:::::／└‐t"_∠ノﾉ～{_{_i ヽ　　 ノ:λ:::::}::::::::::::＞'"　`ﾄﾐ､　} __ノ　ノ /{:::::::／:Уi:::::::::::::::::λ　　 .:i:. 　 ｀7i⌒"´:::::∧:ﾉミニﾆﾄ、　　ﾉ/ﾊ　! 　　　 ,:':;:;}><::／:::l l:::::::::::::::/::∧ミ＝=＝ｱ:::i::::::::::::::::::∧＼／ i:;:ﾞ､　/f　{｛ { 　　／;:;:;:i::::;ｲ {二l lニニﾆ7::__;;;ヽ､;;;;;;;／:::::::}:::::::::::::::/ ∧ヽ`<j;:;:;:ﾞ､{ 弋 ゞ `ｰ- ／;:;:;:;:;:;:;:i/::i　i::::::l l:::::::::/:::￣::::::}／＼}:::::;;;;;;〉ﾐニア∠ﾆ∨ﾍ };:;:;:;:;＼　｀''ー--- ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i:::::ﾞ、ﾞ;::::い::／::::::::::::::::ﾄ、　,ｲ::::::::::∧／／:::::::::::ﾊ:::/:;:;:;:;:;:;:;:＼ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i::::::＼ヽ::ンj:::::ー--::::j　 X　}::::::::::::::＼ミニﾆ彡":/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`ｰ--‐''":/::::::::::::::::::::j／　 `i::::::::ー--〈＼:::::::::::ノ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ノ::::::::二ニ=::i ＼／｛:::::＝==彡ﾄ､｀""´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／:::::::::::::::::::::::::ﾉ ／＼ i::::::::::::::::ノﾉ:::⌒＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
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　　　　　　　　　　　　自分の如き未熟者にかたじけなきお言葉……！ 　　　　　　　　　　　　必ずや！天地神明に誓って！我が全身全霊で！ 　　　　　　　　　　　　殿下をお幸せにするとお約束致します！ 　　　　　　 ｨ/　　　　　　　　　　　　　　./　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　／./　　　　　　　　　　　　　　 i　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　 ／.　ﾉ　　　　　　　　　　i　　　　.i　　　　　　　　　　　　　 /　　　/　　　 /l 　　／　　 i　　　　　　　　　　/　　　　.l　　　　　　　　　　　　 ,/　　　ｨ′　　 / l　　　　　　　　.i .／　　　　l　　　　　　　　　 ./　　　　 l　　　　　　　　　　　　,ｲ　　 .,ｲ　　　,ｲ　 !　　　　　　　 / 　　　　　 l　　　　　　　　　 ﾉ　　　　/|　　　　　　　　　　　 //　　 //　　 /　　 l　　　　　　　.ﾉ 　　　　　.l　　　　　　　　　.ﾉ　　　 / .l　　　　　　　　　 　 //　　 / ﾉ 　 /. , ィ=l　　　　　　　ﾉ 　　　　　l　　　　　　　　　ｲ　　　/　 l　　　　　　　　　　./ ﾉ　　/ .i　　/イ ' 　ﾉ ｨ　　　　　./ 　　　　  |　　　　　　　　/ |　　 /ヽ、.l　　　　　　　　　./　,'　　/　l　 /,ィイィ-/.ｲ　　　　 ノ .　　　　 l　　　　　　　 /　l　　/-ﾐﾐヾl　　　　　　　　 / 　,'　 ./,ｨ'ｲ /っ　 ./ .//l　　　　./ .　　　　 l　　　　　 　 /　 l　 /　 ヽ,-,l　　　　　　 　 /L-=　 /〃ィ./　`~~′ '　i　　　 /　　　　　　　　 　., .　　　　 l　　　　　　./ 　 l　/ ゝ、 ~~|　　　　　 　.人 　 l　/　　`ｿー'''''''''''~~~ﾉ　　 ｨ　　　　　　　　　　./| 　　　　 ,l　　　　　 ./　　.l /　 　 ￣´l　　　　　　/　 ヽ l ./　　　　　　　　　　ﾉ　 ノ/,　　　　　,ィ　　　 ﾉ l　, 　　　　/l　　　　　/　 　 l' ヽ　　　　 l　　　　　./　　　 .lﾉ　　　　　　　　　　 ﾉ ／/ﾉ　　　　／/　　　./　i / 　　　 / .l　　　　./　　　 ' , ヽ.　　　　l　　　　 /l.　　　 '　　　　　　　　　 　 /,ｨ .///　　 .／ ./　　 ノ 　ｲ/ 　　　,'　 ｌ　　　 /　　　 .//　 ヽ.　　　ｌ　　　 / '　　　　　　　　　　　　　　　''´ ./.'/　　／　　i　　 /　　 ''´ .、　 /　 .l　 　 /　　　 //　 ノ´ヽ、　 l　　 ./　　、　　　　　　　　　　　　　　　.'./ 　 ノ　　 ,ｲ　 / .`、 ﾉ　　ｌ　　 ｲ　　　/ ,'　ノ　　　.ヽ、l　　/　　　`　　　　　　　　　　　　　　　./　／　　.ノ ｌ　/ 　、ﾉ.　　 i 　./l　　 /　,'ノ　　　　　　ヽl　/　　　 ヽ＝==ヒ'''~~~`>.、　　　　　/ .ノ　　／／l./ 　 ｿ　　　 l　 l l　 ./　 '　　　　　　　　 .',,'ヽ、.　 　 ヽ .ｲ　　　　　　 ヽ　　 　.ﾉノ　　／／　ｲ .　 '　　　　、/.l　/　　　　　　　　　　 　 !　　ヽ 、 　 ヾl　　　　 　 　 ヽ　 　 'ｲ　 ／ｲ´ 　　　　　  ヽl .l./　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　ヾ、　　　　　　 ）　　　　,ｨ' ＼　　　　　`　ｿ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、 ``＝ニニ'~ノ　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　／ .　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　,　 ／ .　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ、　　　 　 ／.＼　　　　　　　　　, ィ'´／ 　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー-ィ''´　　 　 l　　　　　　, ィ´　／ .　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ィ.´　ィ'´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 　 ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿　 ／‘i, 　　 │　　　. ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 -=ニニニ／　､<‘, 　 　|　u 　 . .ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ニニニニニ-|　 Vr）_‘,　　:|　　　　. .ﾔ 　　　　　　　　　　　　　　　　  |ニ＿＿ﾆニニﾆ|　　}／ /}〕iト|　　__　 . .ﾔ 　　　　　　　　　　　　　 _　-=ﾆニニニニニニ=-　/　 /ニニr必} 〈　{j. .ﾔ 　　　　　　　　　　　  ／ニニニ=- -=ニニニニニニ〕iト ﾆr迄必∨ 　 . .ﾔ 　　　　　　　　　　　 {ﾆ-￣.:.／:.:.:.:.:／:.:.:.:.￣.:.:.:-=ニニニ〕iト乂_)rく 　 . .ﾔ 　　　　　　　　　　　 ＼_､イ:./:.:.:.:/:.:.:.／:.:.:/:/:/:.:.:.:.:￣:.:.-=ﾆ{＼}厂　　. .ﾔ 　　　　　　　　　  ─=≦:.:_:./:.:.:.:/:.:／､_:／|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼＼})'，　　. .ﾔ 　　　　　　　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.|:抖羔ミ｀`丶.:.:|:.:.|:.:.:.:/:.:./|:.|:.:.l＼〉┘ u　. .| 　　　　　　　　　　　  _/:.:.:.:|:.:.:.: 込_Lrｯヽ　|:.:.:|:.:.|:.｀`丶:.:.|:.|:.:.:、 　 　 　 . .| 　　　　　　　　　　 _-/:.:.:. ∧:.:.∨i/i/i/ ｀　 ＼|∨__､ｨ/:.:./:ﾉ:.:.:.:＼ 　 　 . .√　　　　　　　　　　　  うふふ、末永く可愛がってくださいね、 .　　　　　 　 　 ／-/:.:.:／:.:.:＼:.＼　　　　　 '　 /i/｀㍉:／:./:.:.:.:}⌒　　 . .√ .　　 　 　 　 ／-／__彡イ:.:.:.:.:.｀¨⌒ 　(＼__ 　 　 　 /:/:.:.//)／､ ___　 ,:　|ニ-　_　　　　　　　　　 旦那様♥ 　　　　　 ＜_ ／:.:.:/:.＿八:.:.:.:.:∨＼　　　｀¨´　　 ＿彡イ:.〕　. ./´__ /｀ヽ ￣＼ﾆ＼ .　　　　 　 ／:.:.:.:./:/ニ＼_＼:.:.:.V}、＼__　　　 .イ:.:.:.:{／__〕　. .L/r　L/- / /´ |-二＼ .　　　 　 /:.:./:.:.:/:/ニニハニ＼:.}ﾆ＼∨/ ／ﾆ八:.:.:.:∨ﾆ〕　　 . . L/ . . 〈_/／ |ニニﾆ-_　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ 　　　　 /:.:./:.:.:/:/ﾆﾆ／ﾆ∧二-)}-ﾆﾆ＼/ニニニ＼:.: }ﾆ〕　 　 　. . . . . . . や　|ニニﾆﾆ}　　　　　　|　？失礼ながら、その姿勢はどうなされた事で。 　| .　　　 /:.:./:.:.:/:.:|二/ﾆﾆニ∧ニニニﾆ=-＼-ニニニ):ﾉ-〕　　　　 　 . . . . . .∨ﾉニニニ/　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂 　　　 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|-/ﾆﾆニニ∧ニニﾆ／￣ }￣-=ﾆﾆ/-_〕　　 　 　 　 　 . . . .∨､-=ニ/ .　　　|:.:.:.|:.:.:.|:.:. |/ﾆニニﾆ√_|ﾆ_、''｀__､イ {＼‐-￣_-ﾆ〕　 　 　 　 　 　 　 . . ∨｀¨¨7 .　　　|:.:.:.|:.:.:.|:.:.√ニニﾆ -ﾐニニー＝ニ∧∨_}￣ニニ〕　　　　　　　 　 u 　 . .∨ﾆ7　　　　　　　 セクロスアピールだよ見て分かんねぇのか。 .　　　|:.:.:.:.:.:.:.:. √-/⌒V{ }_}ニニニニ⊂ニ＼_}ニ⊃ニ}　　　　　　　　 　 　 　 . ∨′ .　　 ∧:.:.ﾟ｡:.:.:.:/ -ミ＼r_}└'Y´∨ニニニニニﾏﾑニニ〕　　　　　　　　　　　　 　 ‘,　　　　　　　　 (まっ、シラトスならヤラナイトのユルトに近いし) .　　 /∧:.:.ﾟ｡ /-｀丶_〉　　　,. Y_厂ニニﾆ-⊂ニﾏﾑﾆﾆ〕　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ‘, 　　　 /∧:. /ﾆｰ一　_､-＜ニﾔ-=ニニニニニニﾏﾑﾆ〕　　　　　　　　　　　　 　 　 ‘,　　　　　　　 (猫ちゃんにも会いに行けそうかな) 　　　 /:.:.∨ニ{丶___、''~ﾆﾆニ|ニﾆ／ニニ___⊂ニﾏﾑi|　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾔ､ 　　　:.:.:.: √/∧ 　 u　 }ﾆﾆニ|∨/ニﾆ／ ／ニ=--￣|　　　　　　　　　u　　　　　 　 ﾔ:丶 .　　 |:.:.:.:.:|ニﾆ∧　　　ﾉニニ√ﾔニ／ ／ニ／ニニﾆﾔ　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾔ:.:.:.'， 　　 i|:.:.:.: ﾔ-=ﾆ∧_／-ニニ/　 |>`｀／ニ／ニニニニﾔ　　　　　　　　　　　　　　　　 |:.:.|:.:|〉 　　八:.:.:.:.:∨ニ/∧ﾆニﾆ／ 　 √-ﾆﾆ／ニニニ_､ ''~_‘,　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 . |:.:.|:.:|∧ 　　　 ＼:.:.:.∨ニニ丶_／/:. ／た-=ニニニ_､ ''~-=ﾆニﾆ､　　　　　　　　　 　 　 　 . .√:.:.:.|:.:.| 　　　　　＼:.:.:￣-=ニ_／:／ ,/-=ニニ_､ ''~ニニニニニ{ﾆ＼　　　　　　　　　　　 . . /:.:/.:.:.:.:.:| 　　　　　  ハ:.:.:.:.:.:.:. _､＜_／′￣￣__ニニニニニニニニニ〕iト｡.,　　　　 　 　 . . ./:.:/:.:.:/:.:.; 　　　　　　　|:.:.:.:.:.:.:<_>:.:.‘,:.√ }ニニニ｀`～､、ﾆニニニニﾆ=-＼-〕iト｡.,　　 . . . ,必/:.:.:/:.:./ .　　　 　 　 ﾉ:.:.:.:.:.:./∧:.:.:.:l た7ニニニニニニ｀`～､、ニVニニニ)ｈ､ニﾆ=- .,,_,必:.:.:.:.:.:.:.:/ 　　　　　／:.:／:.:.: | | i|:.:.: _〕∥⊂⊃ニニニニニニニ}ｈ､-=ニニニニ〕iト-ニ／:／:.／:.:.: 　　　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.: | | i|:.:./.〕 {ニニ=-　　￣　　-=ニニニ＼ﾆニニニニニ.ｨi｢ .:.:.:／:.:.／ 　　 ,:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:. ∨/:./　|} {_／　　　 　 　 　 　 　 ｀`＜ﾆ‘,､＿＿__､rf〔⌒:./:.:.:.:.:.:/ .　 /:.:.:.:.:.{:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:./　 :|｝/　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀`‘,　　　　 　{.:.:.:.:{:/:.:.:.:.:{ 　 :.:.:.:.:.:. {:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.:.{　　:|/.　　　　　　　 　　{　　　 　 　 　 ‘, 　 　 　 ‘,:.:.:.:＼:.:.:.:.:.、 　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:. 　 , . .　　　　　　　　　{j 　 　 　 　 　 .‘,　　 　 　 ＼:.:.:.:＼:.:.:.＼ 　 |:.:.:.:.:.:.:‘,:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.＼ﾟ, . .　　　　　　　　　　　　　　　　　. .ﾔ 　 　 　 　 ＼:.:.:.:＼:.:.:.＼ .　 :.:.:.:.:.:.:.:.:丶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‘, . .　　　　　　　　　　　　　　　　. . .ﾔ.　 　 　 　 　 ＼:.:.:.:＼:.:.:.) 　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ‘, . .　　　　　　　　 　 　 　 　 　. . . ﾔ　　　　 　 　 　 ):.:.:.:.:.}／} 　　　 ｀`～､、:.:.:.｀`～､、:.:.:. ∧ . .　　　　　　　　　　　　　　. . . . ﾔ　　　　　　　／:.:.:.:／:.:./ 　　　　　　　 ｀`～､、:.:.:.＼:.:./∧. . .　　　　　　　　　 　 　 . . . . . .ﾔ.　　　 　 ／:.:.:.:／:.:.:.:/
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　　　┌──────────────────────────────────────┐ 　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │ 　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │ 　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │ 　　　└──────────────────────────────────────┘ 　　　　　　　　　　　　　　　┌───────────────────┐ 　　　　　　　　　　　　　　　│　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │ 　　　　　　　　　　　　　　　└───────────────────┘ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌──────┐ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└──────┘ 　　　　┌　　　　　　　　┐ 　　　　│ヴェルチェグ │ 　　　　└　　　　　　　　┘ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　　 ／＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／-┬- ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　_|＿ |｀'ｉ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _|‐二-‐T＼ | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　 　　　 　 　 　 　　 ｉ"´ 　 　 _|　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　　 　　 　 　 　 　　 |_　　　　 _|　 　 _| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　　 　　 　 　 　 　　 |_　｢　 　 _|　 　 _| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　 _,　|_　 　 　 _,|　└ _| 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　　 ,，i　 　 　　　　　 _,，　´ 　 |_　 　　　_,| 　 　_| 　　　　　　　　　　　 　　　 　　　 　　 ／/｜　　　 _,，　 ´　 　　　　:|_　 ｢　　__,| 　 　_| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/__/_,/__,｡　''´　 　　　　冂　　 :|_　　　　 __|　└ _|＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / / ＞''´　　　　 　 　 　 凵　　 :|_　　　　 ,_,|　 　 _|: :.:＼　　.癶 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /7'"　　　　　 []　　　-──-　　 |_　 「　　 __|　「」 _| ┌.:.:＼ |￣| 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　 ［］　　　　／::::::::::::::::::/:::::::｀`丶 　 　 __|　 　 _| └ ┌.:＼　ｈ __　　　　　　　　　　　　　　　　　′　　　　　　　／:::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::＼　 __| 　 　_| ┌ └ : : :＼| ::::::⌒ﾆ=-　　　__　　　　　　　　′　　　　　　／:::::::::::::::＿__/＿::::::::::::::::::::::::::＼_,| 　 　_| └: :L|: :.::.:.:.:|　　　　　　　　　　＿　　　-┐ ∧::::::::::::::::::::::::::::: ⌒ﾆ=‐-　　_′__,,，-ｯｧァ7‐　¨￣　　 　 |　　　¨　‐-　 _:::::::::＼___＿,|_ ∩　　.:.:.:.:.:.:|　＿＿ｒ─ Ｔ ￣　　|.　　　　| ‐-=ﾆ..＿:::::::∧:::::::: _ｒｯｩｧァ7ｱ五=-‐￢　¨,’Л　Л　Л　:|　　「 | ┌　 __　￣ ┬　　. . .|｀丶､　　:|￣￣ 　 　|　　 |　i 　 　| 　 田　| 　　　　　　￣￣/¨7'' ""¨¨￣　 ,'　/　/　 ,^└　└　└'　 |　　|__|　| :|　|: |　「| :|　 　 . . |. : . : ｀`～､、　　　　|　　 |　 　 　.|　　|￣￣￣￣￣￣￣ 　 ＿　　　　　 /-/　　　　　　　　　　_ 　 ,’　　　__　　　　 |　 　 　　”　└　 L| :|　　　 . .|. : . : . : . : . |　　　　｜[]　|　 　 　:| 　｜: : : : : : : : : : : : /´　/　/⌒/ ./-/　,'　,ﾟ　 /7　/　/ //　,’ Л　j「j{　 「|　 |　 |¨| 　 冖　‐ｉ　 _　:|　　　 ....|. : . : . : . : . l'´｀ヽ 　 |　　 | ｉ'⌒ヽ｜　 |: : : : : : : : : : : : ￣⌒＾^"" '' 冖ｧ￢=-　- '厶.....____//__,,’ └　.j{_j{:.　┘　|　 L　　 |__|　l_|　 |ｉ　| 　 　 . ..|. : . : . : . : . |:::::::::| 　 |　　 | |:::::::::|｜　 |: : : : : : : : : : : : """""""⊆ニニニニニニニニ⊇　　　　ー--ﾆﾆ二....＿_|＿＿＿　　　　　 ＇ |___＿＿_|_:_:_:_:_:_:_:_:_:|:::::::::|＿..|..＿_|_|＿_::|..|＿..|_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_: 二─ ‐ ‐ ‐ ‐　　　　　　　‐　　　　　‐　　　　　　　　　　　‐-=二三三三三三三三三王王王圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 二二二─── ‐ ‐ ‐ ‐　　　　　　　　　　　　　　‐　　　　　　　￣　￢ｰ-=二三三三三三三王王王王王王王圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_,,,､､､----――===ニ7 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/{} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＿_/ {} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠ --- ┬――, ==､//////｜　 {}Ο 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {}　　 Οl/////{ (_.ｨ///////|　　{} 　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {}　　　　 l====＼_／_二_ﾆﾆ/¨', .{} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 О　　 　 ﾊ=〈＿/ﾆﾆ＼＿｝ﾆ|　 }.О　　　　　　　 ――――以上が、クリルタイでの決定です。 　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽlﾆﾆ=／} ｀ ＜ﾆニ|／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾆ／　ヽ　 　 ＼=|　　　　　　　　　　  異存はございませんな？やらない夫殿。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀'､　 ー_一　 /ﾆ| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　　　 　 |'､　 　 　 /ニ」、 　　　　　　　　　　　　　　　　　_,｡x≠'`´　　　 .x/¨＼＿.／´　　.|＼x､＿ 　　　　　　　　　　　 _　_,｡x≠'~´　　　　 _｡x／l/　 ／　/＼　 　 |ニ',ﾆﾆﾆ＞x｡,_ 　　　　　　　 __/¨l｡/ }≠´　　　　_斗匕ﾆ,ｲニ/＼∧ヽ＿／＼／ニﾆ',ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ￣ﾆﾆﾆ=｡、 　　　　　／ );/　//　ﾊ　／￣￣ﾆﾆﾆﾆ,ｲﾆﾆ,′　／　/　',　　 /ニﾆﾆ',ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ 　　｡x≠'　/l/　//　 '　}′ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＿_=l　, '　　 /　　ｉ　 /=､:―‐┘ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi 　[_／　|　|./　//　 /　ｌﾆlﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ﾆ| /　　　l　 　 | /ﾆﾆ=＼:ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl 　　　　 l　i′└　 /　 lニ',ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:／ﾆニ:ｌ′　　｜　　 /ﾆﾆﾆﾆニ>ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/、 　　　　 ',　　　　 　 　 .｝ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ',　｜　:　　 /ﾆﾆﾆﾆ=／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ 　　　　　＼　　　　　　 |=ｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:＼ﾆﾆ'､l |　｜　ｲﾆﾆﾆ=／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆ∧ 　　　　　　 ＼　　　　 /ﾆｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆ＼　 l／ﾆニ＞´:ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ニﾆﾆﾆ∧ 　　　　　　 /.ﾄ､ー‐　丿=|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ:＼=／ニ＞:´ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧ 　　　　　 ,. ＜￣￣￣￣￣ ＞ ､ 　　　 ／　　　　　　　　　　　　 　 ヽ 　　 〈彡　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄ､─ｰ- 、　　　　　　　 異存など欠片もある筈ございませんだろ常識的に考えて。 　　　{＼　　　　＼|＿　＼＞ー ､　　ﾘ　　　　 i 　　 人{　＞､,＿＿＿.＞､/三　ヾ＼ { 　 　 　ﾉ　　　　　　　君恩の厚きにこのやらない夫只只恐縮拝跪するばかりですだろ、 　 /./　トミ;,_　　　　　　　Y/　　＼>ﾉ＞─- ´ 　 V　/ /!　　￣￣　ゝ　 |　　　／　　 _　　　　　　　　　　　 常識的に考えて(100％本心) 　　しr´'┴──----─''|　　ン｝＼-ヾ彡 　　　　　　　　　　　　　　ヾ、_＿＿ﾉー'''｀
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  _.,,, -／＼／＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::＼　　　／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::／　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l: : : : : : : :＼／＼／! 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l: : : : : : : : : : : : : : : l 　　　　　　　　　　＿　＿　, イ´　 ヽ: : : : : : : : : : : : : / 　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　 ／ .　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　  ）　　　　　（　　∧ 　　　　　/　　　　　　 　＿　　ﾆ､　　　　　　　∧　　　　 ∧ 　　　　 /　　　　　　　/　　｀´　　i　　　　　　　 ∧　　　　 ∧ . 　 　 /　　　　　　　,　　 　 　 　 !　　　　　　　　∧　　　　 ∧ 　　  /　　　　　 /　 .!　　　　　　 |　　　　 　 　 　 ∧　　　　 ∧ 　　,　　　　　　,　 　 |　　　　　　 ∨　　　　　　 　　∧ 　 　 　.∧　　 i 　　i　　　　 　 i　　　i　　　　 　 　 ∨　 　 　 　 　 　 i　　　 　　∧　　　　　　　　　　　　' 　　i　　　　 　 !　 　 |　　　　　　　　∨　　　　　　　　|　　　　　　 |　　ゝ 　 　 　 　 　 , 　　|　 　 　 　 !　 　 | 　＿　 　 　 　 ∨　　　　 |　　 |　　　　　　 |　　　　ヽ　　　　　/ 　　i　 　 　 　 |　　　| i´r‐　ヽ　　　　 ∨　　 　 |　　 |　　　　　　 |　　　　　 　、　　〈 　　|　 　 　 　 !　 　 | ヽゝ‐ '　　　　 i　∨ 　 　 |　　 |　　　　　　 i　　　　　　　ヽ　 ﾉ 　　|　 　 　 　 !　 　 |　,ｨ｀≧ ､__ 　 ,, 　 ∨　　 :|　　 i　　　 　 　 '　　　　　　　　i　 ' 　　|'∨　　　　|　　　i　_ ＞ ´ rｯ｀ヽ　　 :i∨　 /i　　/　　　　　 /　　　　　　　　,　　i _　　　　　　　  また随分と事態が転んだもんだなぁ。 .　　　∨ , ィニヽ 　 :|　ヽ _＿　 _ノ 　 　 | ∨./. |　 '　　/　/|　,　　　　　　 ＿,ｲ　　　　ヽ 　　　　　i　i　ヽ .＼/　　　　　　　　　　　|　∨　.| /／i/|_,ｲ. !/　　　　　ノ　　　　　　　　ﾉ　　　　　  この戦、案外最初から絵図面書いてたんじゃねえのかアンタ。 　　　　　|　i　　ヽ　!　　　　　　　　　　 _ ｿ 　 　 i/／ゞ丕ﾉ 　　｀ー　´　　　　　　　´￣ 　　　　　ヽ　｀ー' ∧　　　　　　＿＿＿　,　ー‐,ｲ≧´,￣　　´　｀ー　　´｀ヽ　＿ ノ　　　　　　　　　  俺の野心すら計算のうちだったってか。 　　　　　　　｀＞―∧　　　 ／＿　＿ 　　　 ーノ　,ｲ 　　　　　　　　　　　　＼　 〈　　　　　　 ≠´￣　, 　　　　　　　　　　　　　 i＞ ゝ ―　´　　　　　／ 　　　　　　　　　　　r ‐/　　　　＞　、 j i i ／,ヽ 　　　　　　　　　　　|: :i　　　　　　　　　￣　　i: ∧ .　　　　　 　 　 　 __|: :|　　　　　　　　　 　 　 |: : ∧ .　　　　 　 　 , イ//|: :|　　　　　　　　　　　　 ｀i: : ∧＞　、 .　　　 　 , ＜/////|: ∧　　　　　　　　　　　　 i: : : ∧////＞ 、 　 ,　＜/////////: : : ∧　　 　 　 　 　 　 ＿ , : : : :∧///////＞、 ,/////////////: : : : : :∧￣￣ ヽ　　　/　　/: : ／￣ヾ/////////＞、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ─ 、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､_　　　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀‐-)　 　 　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （(___）　 U 　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 '､、｀　　　　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　ィ__｛ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　`-ｭﾆ_＞-ｰ-、　　　　　　　　　 そんな訳あるか常識的に考えて。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::i ／/.:::::::::..ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::У.:::::::::::::::::::::::ﾄ,　　　　　　　 もう色々起き過ぎて戦勝祝うどころかお前さんシバく気力も失せたわ。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　{:::/.:::::::::|::::::::::::::::::|:i 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,i::/.::::::::::::|::::::::::::::::::|i　　　　　　　　 油風呂とか竹林剣相撲とか撲針愚とか 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 i:/.:::::::::::::::|::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 　 /.:::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　 地獄の断頭台とか矢羅凪董無情破顔拳とか色々考えてたのに。 　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ :::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::| 　、　　　　　　　 `＿_　　　　　　　　　　 　 　 ﾊ:::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　 ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ /／ 、　ヽ　　　　　／..:::::::::..＞　　　　　 　 　　　/.::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　 二　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 二 　＼　`　　 ／..::::::::::::::::::::::..＞、　　 　 　 ／..::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　 二何だその狂気に満ちたラインナップは……(恐怖)  二 　　　ヽ　 /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::...＞､ 　 _.ィ..:::::::::::::::::::ヽ、:::::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　 二　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 二 　　 　 ／..:/￣.......ヽ::::::::::::::::::::::::::::...＞、＜:::::::::::::::::::::ゞ、::|::::::::::::::::::|　　　　　　　　　　　　 ／/ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ ヽ＼ 　　 ／..::::/.:::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::::...ヽ:::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::|
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　　　　　 　 　 　 _＿ 　　　　　　　　／ __⌒＼　　　　　　-───　　　　　　　　　　　 　 ｒ'⌒'´　｀ヽ、 　　　 　 　 ／　　　＞ ⌒ ¨　　　　　　　　　　　　　 　 ｀　.　　 　 　 ヽ　　　　　ﾉ 　　　　　　　　　／　　／　　　　. . . .　　 　 　 ＼　　　　　 ＼　　　 （、　,　　　） 　　　　　　　　 '　 　 '　　　 : .: .: .: .: /　　　　　　 '，　　 ＼　　　　　　/／⌒ ｰ' .　　　　　　　/　/　/　　　　ｉ ﾊWV/　　 　 ＼　　　　　　　 '，　 '，　／ . 　 　 　 　 /　/　 ′　　　 {/'''ﾞﾞ"{ 　 ＼　 　 ＼　 }　 　 　 　 　 } .　　　　　　'　ｲ 　 :　　　 ｉ　{　　　{　 ＼ 丶　　　＼}　 　　　　}　 }7 　　　　　　ｉ /{ ｉ　 ｉ　　　 {　{、　　{　　、＼ ＼／　 }　　　　　 Lノi:i}ヘ __　　　　　　　　　 ←ケジメとしてシバいた姉 　　　　 　 |'　| {　 {　　　 { 八＼　{ 　 i ＼ ／ ＼　'　　　　 　 }i:i:i:i「⌒ V＼ .　 　 　 　 　 | {　 {　　　 ｨ笊ぅ､ 八　 { 　ｨぅミ､　}/　　　 　 　 }:i:i:ｉ:}　 　 v:i:i〉 .　 　 　 　 　 |八 八　　　{　)/}　 　＼{ ´_)/::}　Ⅵ　　　'　　　 .:i:i:i:i|　　　}:i∧ 　　　　　　　　〈i:＼　､ 　 {　ﾋﾘ　　　　　 ﾋrツ　 /　　 /　　　 '{i:i:i:ｉ:|　　　}:i:i:i:〉 　　　　　　　　 {:i:i:ｉ{＼{＼乂　　 　 　 　 　 　 ノ /　 /　　ｲ / Li:ｉ:∧　　 }:i:i/　　　　　　　　 お前はそれだけの事をしたのですよ？ 　　　　　　 　 └‐ { 　 . : :⌒　'　　　　　　　 ⌒7　 ｨ　／ }/ . .「i:i:i:ｉ:〉　　}⌒ .　　　　　　　 　 　 }　. . :込、　　　　　　 　 　 /／/／　　ｉ . : :「 ⌒「　　　　　　　　　　　　　 まったく、国取りがしたければ自分の力で成しなさい。 .　　　　　　　 　 　 } . :/}　 : ::..　 ( 　 )　　　 　 　 ｲ {　 　 | . : :|　 . :| .　　　　　　　　 　 ,. . .' :}　 　 }:＼　　　　 　 　 イ: {:.{　 　 | . : :|　 . :|　　 {　　　　　　　　　　 タルラがいなければ見捨てても良かったんですよ私は！ .　　　 　 　 　 　 / . /. .}　 　 } : .i :　--ｒ≦ 　 . . . {:.{　 　 | . : :|　 . :|　　八 　　　　　　　　　, . ./ . ..}　 　八 :} : . . .ﾉ 　. . .　　 Ⅵ　　 八. :八 : 人 　 . :＼ .　　 　 　 　 　 . : . '　 -|　　, ⌒7r‐‐ ´ 　　　　　　 {　　 'ｰrﾍ　---　:＼　 . : ＼ .　　 　 　 　 　 : ./ ./　 |　 / 　〈 { ､ _＿　　　　_＿ { 　 {／　　　　　　＼: .　　. : . 　　　　　 　 　 {/　,　　 |　,　　　 ＼　 ⌒`　 '' ¨¨¨八　 {　　　 ,　　 　 　 V/　　. : .'， 　　　　　　　　/　/　　: } /　　　　　｀ﾆﾆ=----=ﾆ ⌒}　{　 　 /　　　　　　v/　　　. :. .　　　　　　　/　 {　 　 ' / } ＿　＿__　　￣ ￣　_＿__{　{ ___V　　　　 　 　 }　　､ 　. :. 　　　　　　 /　 :人　 / / /-=ﾆニニニﾆ只ﾆニニニ八　V=-{　　　　 　 　 } 　 　＼. :} 　　　　　　, 　 /. : 「/ / ,-=ﾆニニﾆ<__/介＼__>ニニ∧　Vﾆ{　　} /　 ,:　人　 　 　 V 　　　　　 　　/. : : {,　{ /-=ﾆニニニ=-/ﾆ}-=ニニニニﾊ　V八 _/〈 __/_V : . '，　　　} 　　　　　 {　 '　 . : {　V-=ﾆニニニニ=- -=ﾆニニニニﾆ}　 }=-V⌒ ¨⌒}　. : }　　　, 　　　 　 八 {　　. :八 {-=ﾆニニニﾆ=- { -=ﾆニニニﾆﾆ,　/ﾆ=-}　　　. :.}　. :/　　 / 　　　　　　　　　　　　　　　  ／　　＼_／　　　 -ヘ　　｀`～､、 　　　　　　　　　　　　　　　 /　／⌒ヽ　　／￣＼　 ＼　　　　 ＼　　　　　　　 ＿ _-=ﾆ￣ 　　　　　　　　　　　　　／/　/.／　 　 ￣~^''　　 ＼　 丶 ヽ　 　 ヽ　_ -=- -=ﾆﾆ￣ 　　　　　　　　　　　 ／　/　／　　　　 ／　　　 ＼　ヽ`､　　}　 ＿-=ニニ／￣ 　　　　　　　　　  ／ / 　 .::　　　　　 /　　　 　 　 .ヽ　　`､ ‘,ニニニﾆﾆ〔_／ .　　　　　　 　 　 i　/ 　/　　　 / 　 /　 　 ./　　　　.i:.　i　‘, ‘,ニニ_ -=ﾆ/ .　　　　　　 　 　 |. ′.:′　　./　　 ′　　/　　　　　|　 |　 ‘, ‘,　￣＼=/ .　　　　　　 　 　 |i　　i　 　 ./　.:{　i　　　i{　　　　　..|. 八 : . i:i八　＼/, 　　　　　　　　　 八　 |　　 　 ／{　|　　 /{　　 ./　..::|　　 ヽ.:}乂 ＼　＼ 　　　　　　　　　{ ＼i. | 　 i　/. 　V/　 /.::{　　/{　　 |　　　 }、　 ｀`～､、ヽ .　　　　　　 　 ／　人＼　|/｀`丶.V/ /. 　''^~￣ 　 ﾉ, 　 |i.:} ＼　　　　　＼ - _ ..　　　　　　／　／　 i　jI竓竿ミ、.乂　　 xf云笊ミk　 　八}i. 　｀`～､、　i:..＼ ＼ 　　　　　  .′　/.i　| .|　i.ﾊ.　ゞソ) 　 　 癶ﾋrソノ　/　//ノ..八:i　 }　　i.＼}　}. ｀`～､ 　　　　　  {./. / 人_.八..| ハ　　 ﾉ　　　　　　　 .／　/／／　 )}　.}.　 八/..:/. / ./　)}　　　　　　 そう責めてやらないでくれ、友よ。 　　　　　  {(　{(⌒. ＼　＼ .:{　　　　　　　　　／＿彡'／_彡イ(　/　/　/／／／　 / .　　　　　　 ＼＿　　 .V/ iヽ＼ 　 ､ _ 　 　 / /　　／　／／⌒)／´／冖''^｀　　　　　　　　　　 そもそも最初の原因はあの仔熊の皮算用だし、 　　　　　　　　  ⌒　　 }/.ﾉ＼::..＼　　　　　{( i　／　}＿ _　　　　 ＿ 　　　　　　　　　　　 ／／　 _.＼( ＞-‐＜〔.＼ ､.　　}γ⌒ヽ_ -=ニﾆ}　　　　　　　　　　　　　　 本来なら私が矢面に立たされるところを引き受けてくれたんだ。 　　　　　 ＿／〉_／／　＿.(ニﾆ=- _ニ=_ﾆγ `､`r‐'゛.ニニﾆﾆ／ﾆﾆ} 　　　　/　 -‐'゛{(　/　＜⌒ヽγ⌒ヽ､＿ニ_γ^ } ｝ニ}ニﾆﾆ／ニニ/　　　　　　　　　　　　　　　信義と友情に厚い兄弟を少しは誇ってやってくれ。 .　　　/_､‐''゛⌒〉V(　　　 ＼ニ_八　　　＼ノ ヽﾉ}:ﾉﾆﾆ}ニ／_ -=-　'_ 　　 /　　　 ￣〉　＼　 _ -=ニ￣_ -=ﾆ￣人{ﾆﾆ/ニニ}ﾆ.／ニニﾆﾆ=- _ ...　/.　　　 ￣〉　　　ヽ辷〉ニニ￣~"''}ニﾆﾆ}ニ{(ニニ／_ -─=- _ ニ=-_ .　/　　 　 /^´　　 　 )}../ﾆ／⌒ソニﾉ/⌒ヽ}ニﾆﾆ／ﾆ/ニニニﾆﾆ＼ニ=_ ../　　　.::/　　　　　　／ﾆ/⌒ヽ_／＼ノ⌒. :}＼ﾆ/ﾆﾆ/ニニニニニニ＼=_ ..{　　　 /　　　　　／ニﾆ.⌒冖ー辷ノ乂＿ﾉ　.::/ﾆﾆ/ﾆ／ニニニニニニ＼ ..{ 　_／　　　　 _=ニニニ/　 /　/　/　 　 　 .::/ニﾆ{／ニニニニニニニニ ＼ ..{　　 |　　　　 /ニニﾆ ./　 /　/　/　 　 　 .::/ニﾆﾆ}ニニ=-　￣　-=ニニニﾆ〉 ..{　　 |ﾆ、. 　八ニニニ{ 　 i 　!　　　　　/　/ニニニ}￣　 　 　 　 　 　 ￣=ﾆ/ ..{　　 /ﾆ_　　　 ＼ニﾆ:{ ＼|　　i　　　 .:i　,〈ニニニ∧　　　　　　　　　　　{￣
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＜「出会ったばかりの私との友情の為に、何の見返りもなく……」 ＜「素晴らしい友を持てた事、良人も喜んでくれるだろう」 ＜「式には是非出てもらうつもりなんだ、新しい親友として……」 　　.／　 {　 ./／／ /　./　/　./　　　}　! /　/ .!　　/ ./ ./　 .／　 ／ ／　　　.／／:::::::: : : : : /　}　　!　'， . ／./　　!　/ .／/ /　 / //　/　　　,'　 }/ ./　 }　 / ./ ./ .／　 ／ ／　　,, :''",／::::::::::::: : : : :/　 i　　}　/} /　/ ./　}∠Y' ｀ヽ/ ／ /./　/　　 ./!　 / ./　 ./ ./ ./／／　　,,'::''"_,, :''"~　,, ''::::::::::::::: : : : : :,'　　}　 / / i| 　 .{　!　 .! ./',　　 }/:/ /./　/ 　 ／,ｲ ./／　／／//／　 _,, :''~　　　　 _,, ''"::::::::::::::::: : : : : : ,' }　 ,'　,' .,' .i! 　 .|! } 　 !/}/ヽ　/: / /./／　／／ ,' ,'　 .／／／{ﾉ　,, '''~　　　　 ,, :''": : : :::::::::::::::: : : : : : :/ /　/ ,ｲ /　} 　　}/　　}ソ.　 ∨ / /./　　./／/　.i/　,,/／　　　　,,　　　__,,, :''"__ ノ:/: :／￣｀ヽ : : : : : :/ /　/ / |/　 ! 　　ﾘ! / /./　./ {　レﾚ!　　／／　__|!'':~/　　._,,,, :''",, - ''}~: : .: :: : : :{/　/　/⌒) .} : : : : :/ ./　/ /　}　 .,' ＿　ﾚ'　 / ! / : {:.　　 { .／ .::! .／: { : :,'　_,ィ.／: :~ : : : :　.:　　.::,---ゝ､{:. 人＿ノ : : : ,::'　/　/ /　/　./ 　 ｀ヽ、/: :{/　　',:.　　!,' .:: : :ﾚ' , -ｰ : ! ./://: : : : : :　.:　　 . :／::::::::::::::::ゝ、_ : : : : : : / .／／ ./　/　./ 　　　 .){ : :　　　 .',: : : {! .: : : : : : : : : : ﾚ': :{' : : : : .:　　　 .: :,:'::::::(⌒)ヽ、::::::ヽ"ヽ、.／ /／　 /／ .／ 　_,, ''7　　　　　　 ',: : : : : : : : ､、: : : : : : : : : : : : ，:.　. : : ,:'::::::　 ) .(てぅヽ:::::::}:: ／　／ 　.／　 ／　　. :,(＿/　　　　　　　 ',: : : : : : : : : `''- ､、: : : : : : : : : :､:_:_/::: : : : :( 　 `ヽｲ .}::::::,:'　／ 　 ／　 ／ ,'　　￣｀ヽ、　　　　 ，: : : : : : : : : : : : : ヽ、: : : : : : : : ｰ: : : : : : : `ｰ''｀ヽ__ﾉ:::/　/　　, '':/　,:' 　　　　　　_)　　　 .: :'，＼:_:_:_: : : : : : : : :/~｀ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : : : :　.::/　// .／ ./　/ 　　　, ''"~/　　　　: : ::',: : : : : : : ...::::::::::::/彡､{: ヽ、: : : : : : : : : : : : : : : ..::::/　／／ .／/ / 　 ／ : : :/　　　　　: : : ', : : : : : ／⌒／(:i:i:i:i) : : : '，: : : : i:. : : : : : ..::::,,イ{　.//,　／! /}/ . /: : : : /　　　　　　: : : :'､//: : : : : : :///ｰ:":::: : : : } : : : .::: : : : ..:::,,ィ''／ ! //ｲ /　 i// ./､_: : : {　　　　　　　: : : : ＼//: :///// : : .:::: : : : : : : : : :_: __,,*'",,イ .／{ /　.!/　　} { 　 ~ ｀ヽ、　　　　　　: : : : : :＼/// : : : : : : : / : : : :_:,, :''7／{,, :'､:;:;:!/;::;:;ﾚ:;ヽ.ﾘ {　　　　　 ＼　　　　　 : : : : : : : ＼/////: : :: _,,, :''~　　 /　／　　〉￣￣~~)､:;:;＼ !　　　　　　　ヽ　　　　　: : : : : : : : : : :~:~:~::7~　　　　　　　　＿__,'／／__ノ//,):;:;:;':､ !　　　　　　 ,,ｲ　　　　　　: : : : : : : : : : : : ::/　　　　　　 ／　　　.,'／ ＜/////:;:;:;:;:;:':､ !　　　　　／: }　　　　　　　: : : : : : : : 　　/　　　＿ ,,,,,,,､　　　　/ ／／)///,':;:;:;:;:;:;:;:;:;'､ !　　　　/: : :/　　　　　　　　　　　　 , - ''~￣￣　　　　} ~'' ､、/／／／///;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:'､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＞　´　　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 .: ´　 　　　　　　　　 　 ＼./ / 　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　ト１i}λ'＼　　ヽ　 　 ∨ / 　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /ｲ　　　 |　} / _}.斗＼ 　 ',　　 ∨ / 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 .〃i}　 i:　/__ ヾ､ {! ,ｨ斗ｬ　　　　　∨ 　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / 　i}　i　/' _､　 )}　 弋刈　　　 i}⌒^／} 　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 ∧く炒 〈{　　　　 |　　　 }　　　シ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　λ　{　', 　 　 　 　 　 |　　　i} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／∧　　 >､_　　ｰ　 ／|　　 /　　　　　　　　　　　 （あ、これはそういう事なのだな） 　　 　 　 _＿_r--- ､　　　　　　 .／　 ゞ∧　 ｀ヽ￣≧ｪ<　/　　/　　　∠ 　　　 　 廴-__｀¨ y　＼ 　 　 .／　　,' マ　＼ヾ　Y´ 　/ii〉i　 ,ｲ　　　､イ　　　　　　　　  （まったく人心掌握に長けておるくせに女絡みとなると 　　　　　　 辷ｼ _ ゝ　 久　／ ／　/ . . ≧　 ヾ,i |　　〈ii/ i| / i|　 ＿く::i 　　　 　 　 　 ｀ ー ヾ´,,-~^;,　　　,. . . .γ≧　 }i}:|　　/ 　 {:{　ﾉ '~／: : :|　　　　　　　　 絶望的に運の悪い子だ） 　　　　　　　　 　 　 ,;"ﾞ　,,ヾゞ _ノ. . r､/ ､ ´"^从{⌒∧⌒弋_　／: : : ::::〉 　　　　　　　　 　 　,ゞくﾞ:::／／:＼⌒ヽ: : .　　. : ::　/｡i:}＼ゅ／|: : : : : ::| 　　　　　　　 　 　 :{　　y' _/::: : : : ::}　 : : ｀: :ノ: 　/i:i:i:i} *:{fi} :::|: : : : ::::」 　　　　　　　 　 　 _}__ / /^＼: : : ::::i!　 {: ',_:／　/:}i:i:i:i} 〈〉f} : :|: : : : ::::| 　　　　　　　　／ : : : i| :{≧s ,＼: : ::i!　ヽ:_:／ ,ｲ:::}i:i:i:}　*:{fi} :::|: : : : : | 　　　　　　 r::´ : : : : : | :{: : : ::`マュ､ゝ _　　／ }: :}i:i:i:} 〈〉 f} : ::|: : : : ::| 　　　　　　i{: : : : : : : :∧.＼:_:_: : :`マ≧ 、´ r-〈: :}i0i:} ,* :{fi} : :}:: : : : ::', 　　　　　　∧: : : : :／i:i:iヽ ｀}i:i＞､: ::`マム,<ミTγ y'〈〉 , f} :_:_}: : ::/ : | 　　　..＿ノ　 ＼: :/i:i:i:i:i:i:i:)ｲi:i:i:i:i:i:＼: :∨ハ: : : :｀y' * γ⌒ヽi:}: ::,': : ::| 　　 ⌒≧ーｧ　 ⌒＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼∨ハ: : : :::｀＞人_　_ﾉi:}: : : : : :| 　　　 ー=イ, 　 　 　 ＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨ハ: : : : : : : : ::ヾi:i:i:}: : : : : ::|
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　　　　　　　　　　 　 　 　 　 -‐‐‐-ミ 　　　　　　　　　　　　　 ／＿.x=ミ＿_:＼ 　　　　　　　　 　 　 　 √＼ .|.:.:.:.|,,／|.:.ﾊ 　　　　　　　　　　　 　 |.:.:.:.:./|.:.:.:.| .:.: |-|.:| 　　　　　　　　　　　　 人￣.:人__人.:.:.厂.:| 　　　　　　　　　　　　 乂_Y.:|.:.::.|..:.:.:Y /⌒ 　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | :|.:.:人.:.:: Ｖ 　　　　　　　　　　　　　　／:／--＼.:.:＼ 　　　　　　　 　 　 　 　 /／------ ｀丶:〉　　　　　　　　　　  叔父上がまさかここまで思い切るとはねえ。 　　　　　　　　　　　　 ／　　 ＼| ／　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　 / | 　 　 　 |　 　 　　 |∧　　　　　　　　  勝手に担がれるくらいならいっそ、とヤケになったんでしょうか。 　　　 　 　 　 　 　 ∧ | 　 　 　 |　　 　 　 |/∧ 　　 　 　 　 　 　 ノ＼ | 　 　 　 |　　 　 　 |./ ∧　　　　　　　 長恭君ひと目も憚らず号泣してましたよ。 　 　 　 　 　 　_∧　　 | 　 　 　 |　　 　 　 |　　｜ 　　　　　　　　| |　　　 | 　 　 　 |　　 　 　 |　　｜ 　　　　　　　　| |　　　 |＼ 　 　 |　　 　 　 |　　｜ 　　　　　　　　| |　　⌒7 ､＼ 　 |＿_　　　 厂)　| 　　　　　　　　　　　　　　 ┌─────────────────┐ 　　　　　　　　| ＼＿_/　　￣￣|＼　　　/＼　 ' 　　　　　　　　　　　　　　　│リボンズ「チッ、先手を打たれたか残念」  │ 　　　　　　　　| 　 　 〕　　 　 　 |　　　 ./　　 V 　　　　　　　　　　　　　　　  └─────────────────┘ 　　 　 　 　 　 ＼　　|.　　　　　 | 　 　 　 　 __| 　　　　 　 　 　 　 ￣|ﾆ-　　_　　　　 _　-=ﾆﾆ| 　　　　　 　 　 　 　 /ニニニニニニニニニニ＼ ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,',⌒==ゝ"､~: :~~"｀ゝ,,_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.､ '"´, ﾙ ｀~"'｀　,,ヽ: : : ゝ　 ヾi, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／　,､ '　/　|i ~"' , ' , ヽ,|‐‐ゞ　　　ｿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/ , '　,　 ;　　 |i.　　`.　､　∨::ゞ,　　　( 　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.ノﾞ/´　/ 　 / ,.:i　　 i　 |i.　 ;　; i: : ＼{.,　　: :{.,,__ 　　　　　　　　　　　　　　 /　　.ﾉ´ﾉ,'　 /,|/__ |　　.|h､　 |i.,,_;　i: :i ヽ｀{　　　}　Y　　　,,...,, 　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　､_ノ/,.　　i _|__,,　|i　　|,, ヽ　)　 ; i: :|＼|::{　　　 }　|　　 ゞ: : ) 　　　　　　　　_ｨi〔⌒~''/,: :　 ヽ,ﾉ /i　 i´ﾞ|莎｀ | i　 .|_｀ヽiｿ,　;　i: :|::::|　{　　 八 .|　 〈: :＼´ 　　　　　　　r´i:i:i:i:i:i:i:i:}､: :　　　ｿﾞヾi　i｀八　　,　i　|苡ｿI　 '　i: : ゞﾉ::::(　　: :ｿ　}　　',: : : :〉 　　　　　　　Iri:i:_,,...-,ｿ　ヽ: :　 / ∨|i .i ｀ ﾟ.　 ´　 ＼｡ ノ 　' ;'; i ,, | ,,.-ﾞ　　: : {　 I　　ヽ,: :ﾉ 　　　　　　　Ir=,,,..　/｀,-､ヾ､: :　　I::|::.圦,o r__　､ 　ﾟノ , '　,': :ソｰ介 _,,_: : :: :ｿ　 ゝ ´: :〈 　　　　　　　|.,.,　　/ '",.´ヽ　У,,: :}八ﾍIi丶 __｀ _.イ ノイ_,ｘ￢.　 ,., /i:i:i∨／ , ': : : :,,､乂　　　　　　  わっ、私のような、不肖の弟の為に、そこまで……！ 　　　　　　　|.,.,　〈´'ヽ´,- ､ヽ《´＼ゞ::::::::Ii　　／∠／Y~´　　　ri //ヌ,,_,, ∨: : : :,,.､+'" 　　　　　　　 |.,.,　∨ﾍ ゝ-ｲ´ 》}h､｀ﾞヾ,,.::Ii,,//ﾞ／ r´: : :ri: :.　 | |/ |/-- ..,,ヽﾋ"+・'''"⌒|　　　　　　　 子々孫々に至るまで宗家、いや宗主国の為に尽くします！ 　　　　　　　 |.,.,　_∨i:i:乂)‐-ヾ::::::::}ｈ｡/ ｿ'"´￣￣｀ｿ:/ |_,ヽ. |/ /|　　　.,.,ゝIi:i:i:i:i:i:i:i:i:i| 　　　　　　　 .|.／　|Ii,,i:i:i:/　／_,.ィi{//ﾞ｀|||ゞ＝＝ｿ/:/　__,＼＼|´|　　　.,.,.,.,.Ii:i:__i:i:i:i:i/　　　　　　　  兄上が兵を起こされた時は北方より精鋭を率いて駆けつけましょう！ 　　　　　　 ／　　/ヽ___ノ ゞ}ゝ‐‐//_　 | |,ﾍ::::::::ゞソ/　´　i　ﾄ .]~|　　.,.,.,.,.ノ‐‐‐ﾞﾞﾞﾞﾞﾞｿ ,,.､､--'''"／　　 /i:i:i:／ﾙ {ﾞ´￣／/ゝ､_| .||oﾍ,::/　 ｿ　　　|　　ノﾉ　　.,.,.,.,.ﾉゝヽ.,.,.,.,/ ,,.､-／／＝＝/ヽ／i:i:ﾙ/　 ／ /　　　|　||ヘ_ｿ　 .|ﾍ　　_,／´ ｀I,,__.,.,.,.,_,,ｿ,,ゝﾟ.,.,.,./ :;:;:;ﾉ／,,,,,......,,/／i:i:i:i:iﾙ | ／ //　　　 .|　||　У　　|i ~ﾟﾞ´(　　　j{==＝ﾆ/∨ゝ_.,.,/ ／ゞii.,.,.,.,.,.,./i:i:i:i:i:i:i:iﾙ |// //　　　　 |..,.,||　|　　　|iゝ_　|i　　　ゝ__,,.ィ〈 ヽi:i:i:ヾ《ﾟﾞ ／｀ﾏ.,.,.,.,./i:i:i:i:i:i:i:i:i:I //.,.//　　: :ヽ　||.,.,|| ﾉ___　　|ii:i:i:＼ i=＝ﾆ_,,. --ゝ＼i:i:X__ ＝＝ﾏ.,/i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾙ//.,.,//　　　　: |　||,.,||ﾞ＝＝==.|ii:i:i:i:i:iヽ‐ﾞ´　 |　　ｿ　 .＼:;:;:;｀~～｡ _____,,.ﾉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ|}ｈ｡､/　　　　　　 ||.,.,|| ｀ﾞｰｰｰﾞ |ii:i:i:i:i:i:i:|i´~｀:;Y/:;:;|　　　 ＼｀`丶､｀ゝ､ .,.,.,.,.,.,.,.|i:i:i:i:i:i:i:i／ |　〆二二ニ}h､　 .||.,.,||　　 : : ／|i ',i:i:i:i:i:i|i:;:;:;:;:|,:;:;j{　　　v　 ＼:;:;:;＼o__:;ヽ ､ゝ.,.,.,.,.|i:i:i:i:i:i:i:i,,..､|//／￣￣~ヽ}h､　||　||　　 ／／ |i ',i:i:i:i:i:i:|i:;:;:;|i:;/=＝ﾆﾆ=_,,____＼:;:;:;:;`丶､∨ ヽヽ,.,.,.,｀--.,''".,.,i.,.|/: : : : : : : : : :}iﾄ |i　￣　: :ゝ《|i.,.,.,.|i ',i:i:i:i:i:i:i:i',:;:;/.,｀ゝ-''"￣.,.,.,ゝ~^'ｿ:;:;:;:;:;:;:;:; )i ＼＼＼ゝ.,.,.,.,./|.,.,|,: : : : : : : : : : : }iﾄ |　　　 (　/〈 i.,.,.,.|i ',i:i:i:i:i:i:i:i:.ｿ∨.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ゝ／´/ ヽ,.:;:;:;:;:;:;:;:| :;:;|＼＼＼ゝ/ /.,.,|}ｈ｡:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:[ii |: : : : :/＼|i ∨i.,.,ゞ ',i:i:i:i:i:i:i/.,.,.,∨.,.,.,.,.,.ゝ／ ／ﾟ　　|＼:;:;:;:;:| :;:;|i　 ＼＼/　|.,.,.,j{　 ｀Y~^Y,,,..---ﾟ-ﾞ-ｰﾞﾞ´　 |i ＼〈 i.,.,.,.＼i:i:i:i:i/.,.,.,.,.,.∨ゝ／´／ﾟ／ﾞ／/.,.,.,ｿ丶| :;:;|i　　　丶I .|.,.,.,j{＝‐|{h｡〆),____________,,..+・"|ih､　∨i.,.,.,.',｀¨¨´,.,.,.,.,.,.,.∨´ ／／ﾞ ／　/.,.,.,|:;:;:;:;:| :;:;:;|i　　　　 .|.,.,.,j{_-‐ヽ=ゞﾉ,,__　　　　　　　_,,|　　 > 〈 i.,.,.,.,',.,.,.,.,.,.,.,ゝ／ﾍ/ ／ゝ／　　/.,.,.,.,|:;:;:;:;.| :;:;:;.|i　　　　.|.,.,.,j{;:;:;:;:;:;:;:￣:;:;:;￣~|"'i i‐''^~||::.| ／　　∨i.,.,.,.,.,.,.,.ゝ／／ ／　　　　　∨.,.,.,.,/:;:;:;:;| :;:;:;:;:;:く　　 .|.,.,.,j{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/| i |: :　 ||::::.|　　　　〈 i.,.,ゝ.,.／／ ／ｈ,　　　　　∨.,.,.,./:;:;:;:;:;| :;:;:;:;:;:;:;:く　 |.,.,,.j{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ .| i | :　 ||::::::.|　　　　 ∨ i+'´／／ｈ,　　ヽ　　　　|.,.,.,/:;:;:;:;:;:..| :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;く|.,.,.,j{ヽ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/: : | i |　　||::::::::.|　　　　 〈　i, ´／ 　　＼　　ﾏ　　　∧/:;:;:;:;:;:;:.| ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;く { ∧:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/: : : :| i |　　＼::::::|　　　　　∨ i, 　　　　　 ＼　|i　　　 /:;:;:;:;:;:;:;:i| 　ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;||: :∧:;:;:;:;:;:;:;:/: : : : :| i |　　　 ＼:|〆I　　　 .〈　i,　　　　　　　ｿ |i　　/:;:;:;:;:;:;:;:;:;i| 丶ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:/| |: : :∧;:;:;:;:;/: : : : : :| i |　　: : : 　Yミｿ　　　 .∨ i,　　　　　　 .|i　|i/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i| ∧:;:;ヽ:;:;:;:;:;:/ | |: : : :∧:;:;/: : : : : : :| i |　　: : : : :.|ヽｿ＼　　　〈　 i, 　　　　　 |i／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i|i, 　　　　,-――´￣￣￣｀ー―-- 、 　　　/:::::::::::||:::::::::::::||:::::::::::::||::::::::::::､ 　　 /:::::::::::::||:::::::::::::||:::::::::::::||:::::::::::::| 　　 |::::::::::::::||:::::::::::::||::::::::::::::||:::::::::::::| 　　 |::::::::::::::||:::::::::::::||::::::::::::::||__.　--v 　　 T´￣￣￣￣て７￣￣￣　　 　 l 　　　L＿＿＿＿＿＿＿_＿＿＞- '_,-､ 　 ,-､l::::::<　　　　`､__／　　　　 `､:::| _,- } 　| t　::::　　　　,　--v-t---､　　　 ::| l ./:..､ 　| ld :　　＞t´::l::,/---`､::l::/｀＞　 l　' l:::::..ヽ‐- 　､ :::::､`　　　　　｀￣／　 ＼￣´　　　 ly:::::::::::::::.　　　 ＼ :::::::l_,|　　　　　 　＼＿／　　　U＿l:::::::::::::::::::::.　　　　 ｀ :::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　＼＼::::::::::::::::l　　　　　　　　　　 （いやそんなの期待してないから、少なくとも当面は） :::::::::::レ-フ　　　　　　　　＿_＿7　 ＼ヽ::::::::::/ :::::::／.,イ　 ー―＝ 二二.＿_／　　,:::::＼〉::/　　　　　　　　　　　 （とりあえずまずは国安定させて！） _／＜:::::＞､ 　　　　　　　 　　　＜::::::::::::::::/ >::::::::::::::::::::::｀ー　‐､＿＿　　´::::::::::::::::::::::/ 　 ＼::::::::::::::::::::::＼　|　　| ／:::::::::::::::::::::::/ 　　　＼::::::::::::::::::::::＼___／::::::::::::::::::::::／ 　　　　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ 　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ 　　　　　　　　>-----------< -‐　　　￣￣´　　　　　　　 　　｀￣￣　　　‐- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀
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　　 　 　 　 　 　 ／￣￣ ＼ -、_ 　　　　　 　 　 _,ノ　ヽ､__ 　 /　/ ,〉、 　　　　　　 　 （＝）（＝ ）／　´／ /) .　　　 　 　 　 （__人＿） {　 　 , ' ´,/ 　　　　　 　 　 '､`⌒ ´　 V　__, ＜´ 　　　　 　 　 　 |　　　　　〈´／::::Λ　　　　　　　 しかしこれでクヌートとの手打ちはどうなるかなあ。 　　　　 　 　 　 | 　 　 　 ﾔ::::::::::::::Λ 　　　　　　　 　 `ｭ`ｰ─ｰ V::::::::::::::Λ　　　　　　 野郎がおめおめと軍門に下るとは思えねえが…… 　　　　　　　 　 /ﾑ _ , -.／V::::::::::::::Λ、 .　　　　　_,. -／:/:::ﾊ ,/´..::/i:::::::::::::::::::Vﾍ　　　　 財布にしてたヴランディアがエラい事になっちまったからなあ。 　　　 ／/.／.:::/:::l　y .::::::/::::ｉ::::::::::::::::::.∨} 　 　 j ::::::::>.:::/:::::l ./ .::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::ﾚ; 　　 i :::r :〈 ::::i::::::::ﾚ .::::::::::::::::::::〉､:::::::::::::::::ﾉ .　　ｉ :::| :::::'., :i::::::/.:::::::::::::::::::::::::::`::-==::イ . 　 | :::| ::::::::', :i::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 　　　　　　　　　　　　　)ﾄ、⌒＞ト-く⌒¨≧≠ア 　　　　　　　　　　　 ∠⌒ ヾ　rrf7⌒¨`弋⌒＞x 　　　　　　　　　　 . ⌒　　 )／{　i　　　 __　　　. ≠ミ 　　　　　　　　 ／　　　rf７′ i 从> ´　　　 ｀ヽ　　　 ＼ 　　　　 斗fヒ´　　　　/N　　　ﾚ'´　　　　 ／　　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　｀７ 7ｱ　j7人　　/　　　　　. i　　 ﾄ、ハ　　　　 ヽ 　　　　　　　 / /　　从　 )ﾄ./　 　　/　/ i!　　lトﾍ　li　　　　 V＼ 　　　　　　  . イ　　/　 V７ｲ　　　 /　/ /i!　　i|　 i　ﾄ.　　 　　V⌒ 　　　　　 ノイﾘ 　 '　　 ∨´　　　 i!i! ' /从　i iｌ|　 ﾚﾘ ﾊ　 　 }从 　　　　　　　 .　　/　　_ノ　　,　　 i|ﾙｲ_　 _)ﾇﾒﾘ　 ´ .ィｲ　　.ﾊ 人 　　　　　　　i　　斗＜斗f匕1　　 | 芹芋芋ミ　　 芹ﾃﾉ　　/ﾘ .　　　　 　 从　　 ト .　　 　人!　从 匕..ソ　　 　　 し'ﾉ}!iイ　　　　　　　　　 （どーすんだよ母上……） 　　　　　　　人　人　　 ／　 ﾘ　　ﾄ /j/j/j/ 　 　 ,""/从j 　　　　　　　　 )ト=孑く{!　　/ｲ从 | u　　　_　 _,　 . ｲ　!　　　　　　　　　　　 （これ西に援軍に来てくださいって言える状況じゃねぇぞ、 　　　　　　　.＞ '⌒ヾ 人　　 从　i! 〕ト　. ｀　 ´／　ト人 　　　　　　/　　　　　Vﾊ ＼　　)ﾙ　i!　　 ＞rく　　　i　　　　　　　　　　　　  ハーン直々の命ほっぽり出して） 　　　　　 .　　　　　　 Vﾊ　 ヽ.　　　i}-　´　 } ﾘ　 　 | 　　　　　 i　　　　　 　 } i}　　　ヽ　 ﾉ　　　 /ｲ　　　 i! 　　　　　 i!　　　　　　 .! i!　　　　「_ﾌ　　∠ﾍj　　　　 . 　　　　　 }　　　　　　 ﾘ.ﾘ　　　　　.斗＜　　ハ　　　　. 　　　　　 i!　　　　　 /｀¨¨　 ¨ て .__ ノ 　 　 ∧　　 　 V 　　　　　 }　　　　　 .　　　　　　　　　　_.　'　　　　 　 　 V__ ..　__ .　 　 　 /i!　　 　 　 !　　　　　. ｲヌ「　　　　 __ ∧　´⌒ヽV　　　　￣　　 ｀ヽ 　　　　/ ﾘ　　 　 　 |＞ --＜ 　 　 }ﾄrｭヌ´ 　 　 !　　　　 V　　　　　　　　　ﾊ .　　　/　i　　　　　　|　　 　 　 　 　 }} /j　　　　　i　　　　　 .　　 　 　 　 　 　 i 　　 / 　 !　 　 　 　 |　　　　,　　 　 ﾘ' ﾉ　　 　 　 .　　　　　 }／⌒　　　　　　 i! 　　{ﾄ、　|　　　　 　 |　　　　　　_.∠イj　　　　　　ﾊ　　　　 ﾘ　　　　　　　　　ﾘ .　 从 ＼!　 　 　 　 !--=≠≦斗ヒ ﾉ/　　　　　 　 i　　　　.　　　　　　　　 ／ 　　 )厂 {　　　　 　 jr≠≦　ijノ　 // 　 　 　 　 ／!　　　　　　　　　 　 ／ 　　)ﾒ_ノj　　　　　　 ＼⌒ ＼!/斗く__/＼_ 斗＜　 j　　　 i!　　　　 . イヽ 　　　i　人　　　　 　 　 ＼　　}～へく　　　ヽ　　　i!　　　 i 斗＜　　　　i} 　　　i!　　 ＼　　　　　　　ヽ ﾉ　　　　 　 　 ハ__ .ム　　 .ﾘrf-≠==ミ ._ノ 　　　i!　　　　＼　　 　 　 　 ヽ　　　　　 _ ,、人ノ　　 　 / .　　　i!　　　　　 　　、　　　　　＼ ／　　　　 /　　　　 〈 　　　 i!　　　　　　　　　　、　　　　ヽ　 　 　 /　　　　　 ﾊ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＿＿ 　ノ　｀て_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐　　　　 　 　 ,./　　＜⌒ 　　　　　　　　　　　　　　　　 j{　 ／´　 　 　 　 　 　 ／ﾉ　 -=⌒ ｀て_ 　　　　　　　　　　　　　　　　j ﾋく　　　　　　　　　 　 彡≦⌒　　 　≦⌒ 　　　　　　　　　　　　　　　  l!　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＾⌒ ミ:.､⌒ﾒ､ 　　　　　　　　　　　　　　　  l!　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　  l! 　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ヽ、 :. 　　　　　　　　　　　　　　　  {　　　　　　 i::...　　 　 ( __⌒＼ 　 　 ＼ヽ　｀､_ン 　　　　　　　　　　　　　　　 〉　　　 j{: 　|--l　　 　 (⌒ｰ＼＼ 　 ＼ヽ、ﾄ`、 　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　j{　　,小､ |==l　 l ! {⌒==== ヽ ＼　 　｀ヽー- 、 　　　　　　　　　　　  __　ノ'　人ヽ　| 　 ヾ､. {　 l ! l　 　　　　 }　:｢｀ヽ　八 :'⌒ ` 　　　　　　　　　　  ⌒、__／/　＼ |＝＝=ﾐx.､ハﾘx==＝ー‐ !|l :!　　ﾊ 　　　　　　　　　　　　 ｀て.ノ :k|＼｜弋赱ト>ヽ ﾉ'　,ｨf赱才　jハi 　l!｢｀ヽ　　　　　　　　　　　 まさかクーザイトがここまで乗り出して来るとはな。 　　　　　　　　　　　　　x爻.　 l!{j!从　　 ..:::　　: :　::..　　_xX" 　ﾘ,　l|!../(ﾉﾝ｀てノ! 　　　　　　　　　　　　　 爻爻 ::! ＼|　　...:::　　 : :　 :::... ´ 　 .:::://　 |li 爻爻爻爻{　　　　　　　 ハーンめ、やはり最初からそのつもりであったのか(誤解) 　　　　　　　　　　　　　  爻爻爻斧｀て,.　　　 、 ,.　 　 　 ..::::::!/　 jハ　爻爻爻〈 　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻爻 (　　　　＇　 　　...:::::::/　iＭﾊハ爻爻爻爻zxｸ'⌒ 　　 加えて、西がこうも動揺するとは。 　　　　　　　　　　　　  爻爻爻爻爻爻x 　　-‐..ー-　 淡炒jハ{ 爻爻爻爻爻爻く 　　　　　　　　　　　　  爻爻爻爻爻爻爻 氿狄愆炎幺狄 | 爻爻爻爻爻爻爻爻爻 　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻爻爻爻爻:.淡淡淡炎"　　l 爻爻爻爻爻爻爻爻衫 　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻爻爻爻爻{　　　　　 　 　 j{ 爻爻爻爻爻爻爻爻 　　　　　　　 _ - ニ二爻爻爻爻爻爻爻夊,､,､,､,､,､,/｀てノ 爻爻爻爻爻爻爻爻ニ - _ 　　　　_ -ニニニニニニニ爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二二二ニ - _ 　 _ -二二二二二二二二爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二ニニニニニニ - _ _-二二二二二二二二二二二爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二二二二二二二二二 - _ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ-_ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ- _ 二二二二二二二二二二二二二二ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ二二二二 - _ 　　　　  /: : : : : : : : ／　　　　　　　　　　　　}l　　、　 　 V: : : : ∧ 　　　  .7: : : : : : : ／/　　 / /　 /　|　　　 　 }', 　 |l　　　 V: : : : :∧ 　　　　乂＿:,. イ | /.　　　 /　 ｲ　∧　　　　 } ',　 |l　　　　V: : : : : :', 　　　　　　|　 ｲ　ｊ/　 /　 / ／ | /　 ', } ,　　 }　}__jL __　 、 V乂: : : } 　　　　　　|/　{／,. イ　　'７ ￣}７ー‐く「 　 }ｧ''"｢/ 　',　｀}l＼V　 }~´ 　　　　　　'{　￣} '　　 V {竓苹苹ミ 　 }　 /j'苹苹苹ﾐ　　'　　}',　' 　　　　　　　　　'从　　 V八 Vｒク　 　 }//　　Vｒｸ　ノ',　,'　// ∨ 　　　　　　　　/}／Ｖ＼　ヽ　　　　　　 ´　　　　　　　/∨,ィ , 　　　　　　　,ﾆ7ﾆ八}ヽ }ト-ヽ　　　 　 　 }　　　　　∠イ{　|/　　　　　　　　　　　  ヴランディア諸侯が手のひらを返すのは予想してたが…… 　　　　　　 /ﾆ-=≦ﾆ∧{ 人 Ｕ　　　　　　　　　　　人' ヽ 　　　　　／ﾆ{ニﾆﾆ〃ﾆﾆﾆ7＼　　 r　　 つ　　 ,.イﾆ7^ヽ　　　　　　　　　　　　　 なんでそこで新国家建設？ 　　　　 〈ﾆ{ニ',ﾆﾆ〃ニニ７: : 个s。 ￣　　,. ＜:／ア: : : }ﾄ、 　　　　 ∧∨ﾆＶ}ﾆ寸ニニ!: :／r‐く}≧=-<: : ／ア: : : :／ニヽ　　　　　　　　　　  頭の中で宇宙猫の大群がコサックダンスだ。 　　　  /ﾆ∨',ﾆＶﾆニ寸ニ|ノ: : |: : :|: : : : : ／,ア: : : ／斗ｒ七^＼ .　 　 /ﾆニ∨}Ｖニニニ寸|: : :丿: : !: :,.ィi〔rア: : :.／´ニニニニ∧ 　　 /ニニﾆ∨'ニくニニﾆ{: :「: : : :,.イﾆﾆア: : :.／ニニニニニニﾆ! 　　,ニニﾆノ^7、ニＶニニ':ノ0∠ニニア: : :.／ニニﾆﾆ／ニニﾆﾆ|l 　　Vﾆアく: :.〈ﾆ＼ﾆＶニ/:／ニﾆﾆア: : : ／ﾆ/ニニ／ニニニﾆﾆ八 　　 V': : :/l: :.{＼ﾆ}ﾆＶ∠ニ斗ｒア: : : :／ニ7'ﾆﾆ／ニニニニニ/⌒ 　 ／: : :/: l: :.{ニニニ「0「ﾆﾆア: : : ／ニﾆ７ﾆ／ニニニニニﾆ7
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　　　　　　　　　　　　,.:＜　i 　 八 　(⌒¨¨¨　‐-＜ 　　　　　　　　　　 ／　 {　八_（＿;＼　Y⌒ヽ　-‐- ＼ 　　　　　　　　　 /　{ ,x≪?-‐{…=ﾆ＼}=ミ､}ヽ　＼ 　ヽ 　　　　　　　　　 {x≪?´　|　　-‐＜ 　　｀ﾞ ≪ﾑ＼　ヽ 　　　　　　　　  ﾑ?´| i|　∧　ど|,.斗=ミ刈　　| }　| ＼}　　　　　　　　  ───────────────── 　　　　　　　　　}'´　八ﾘ./　ﾊ   .l´ 　　Ⅵ`　八  ﾉ 　　　　　　　　/　ﾃ'⌒ｉ　ｉ　 | ｉ　|  ミ≠' !　,芹刈ヽ　　　　　　　　　　 　　クヌートの決断は――――【1D5:3】 　　　　　　　./　| {（乙|　|　 | ＼!　　　　j／-≠ 　　　　　　イ |　{人　..|　|　 | |　ヽ　　／　　-彳   ヽ　　　　　　　　　 ───────────────── 　　　　　　 川 　 ! i＞}:八　{  ＼　　　　-‐- /i |　　ハ 　　　　　　　|ﾊ　 |　i.八爻_,.ィ ＼＼_　　　 /　 |､.　　ｉ| 　　　  ＞-ｰ|　}　|　|. 　＼爻爻 :「｀　 f;ヾ/　 l |ハ 　ｉ| 　　／　_二ﾆ二_.八j＞　　ﾞ'＜爻爻爻:r/|　i.　| 八　ﾘ　　　　　　　　　　　 1‐2、停戦はするが、降りはしない 　/　／; ; ; ; ; ; ; ; ｀; ＜　＼　　｀¨::::T:ｉ´八 |　i|′ ﾙ′ ./ _∠二ﾆﾆﾆ＝= ､; ; ; ＼　＼　::::::/ く　i 八_{　　 }　　　　　　　　　　　　  3‐4、妻の王位を取り返してくれるなら同盟 ／; ; ; ; ; ; ; ; =ミ 　 ＼; ; ;.;＼　ヽ::/ヽ　＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼　　＼; ; ; ;ヽ　 Y´ 　 _ﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　　 5、長恭に降る【1D3:3】(3で妹を側室に) ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; :＼　　｀ ≪; ﾊ.=|=　r; ; ;ト､ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼　　＼＼:::‐-＜__;ﾉ　}＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.＼　　＼＼:::::::::ﾉ　 ﾘ 　＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.＼　　＼｀¨¨´彡'　 i　 /;ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_;＞-‐＜⌒ヽ ＼　　_ﾉ　ﾉ／; ; ∧
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　　　　　　　　　　　　,.:＜　i 　 八 　(⌒¨¨¨　‐-＜ 　　　　　　　　　　 ／　 {　八_（＿;＼　Y⌒ヽ　-‐- ＼ 　　　　　　　　　 /　{ ,x≪?-‐{…=ﾆ＼}=ミ､}ヽ　＼ 　ヽ 　　　　　　 　 　 {x≪?´　|　　-‐＜ 　　｀ﾞ ≪ﾑ＼　ヽ 　　　　　　　 　 ﾑ?´| i|　∧　どぅヾ}　　 ＿　｀}　| ＼} 　　　　　　　　　}'´　八ﾘ./　ﾊ　　｀ﾌﾞ　　.{:.;.ﾆ､..} ﾉ 　　　　　　　　/　ﾃ'⌒ｉ　ｉ　 | ｉ　　　　　　ﾏﾞﾟｰ:∧ヽ 　　　　　　　./　| {（乙|　|　 | |　　　　'＾ .r'::.　:.}ハ 　　　　　　イ |　{人　..|　|　 |ﾉ　　　　-‐_〉:.:.:./|　 ヽ　　　　　　　　　　　 今だ私の元には万に近い兵がいる。 　　　　　　 川 　 ! i＞}:八　{　　　 -‐= ､}:.: /i |　　ハ 　　　　　　　|ﾊ　 |　i.八爻_,.ィ:{_　　'⌒ヽ:.:./　 |､.　　ｉ|　　　　　　　　　　 これでレヴィルに籠もればコルノバスのようには行かぬぞ？ 　　 　 ＞-ｰ|　}　|　|. 　＼爻爻ゞィ爻f;ヾ/　 l |ハ 　ｉ| 　　／　_二ﾆ二_.八j＞　　ﾞ'＜爻爻爻:r/|　i.　| 八　ﾘ　　　　　　　　　　 落とそうとするならクーザイト本国から大軍を動員せねばならん。 　/　／; ; ; ; ; ; ; ; ｀; ＜　＼　　｀¨::::T:ｉ´八 |　i|′ ﾙ′ ./ _∠二ﾆﾆﾆ＝= ､; ; ; ＼　＼　::::::/ く　i 八_{　　 }　　　　　　　　　　　  そこまでする余力はあるまい？ ／; ; ; ; ; ; ; ; =ミ 　 ＼; ; ;.;＼　ヽ::/ヽ　＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼　　＼; ; ; ;ヽ　 Y´ 　 _ﾊ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; :＼　　｀ ≪; ﾊ.=|=　r; ; ;ト､ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;＼　　＼＼:::‐-＜__;ﾉ　}＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.＼　　＼＼:::::::::ﾉ　 ﾘ 　＼ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.＼　　＼｀¨¨´彡'　 i　 /;ヽ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;_;＞-‐＜⌒ヽ ＼　　_ﾉ　ﾉ／; ; ∧ …━…━…━…━…━…━…━…━…┓ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,x=====─--xz,,,,,＿丿 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,xf"　　　　　 ヽ　　　　　　｀''fx,,_ 　　　　　　　　　　　　　　　　 ,xf"　　　´　　｀　　　＼　　　ヽ　　　 ｀''fx,,ノ 　　　　　　　　　　　　　　 ,／　　,x " ／ ∧　ヽ　　　丶　　　＼　　 丶　＼ .　　　　　　　　　　　　　 ,'　　／　／　i　i!　　ヽ＼　　　＼　　　丶　　 ヽ　 ∨ ﾉ 　　　　　　　　　　　　　/　　,'　　,'　　 } i!　i!　　i　 ',　　　 ﾐ',　　　　　　　i!　 ∨ .　　　　　　　　　　　　/　　,'　　 '　　 / i　 i!　　　　 ',　　　　',　　　　　　 i!i　i } .　　　　　　　　　　　 /,'　　!　　　　 / | i!　i !　　i,　　∨　　　 }　　　　　　i!i　! } .　　　　　　　　　　　,',/　　　　　　 /　|　　 i !　　}∨　 ',　　　 i!　　　　　 i!　 i .| 　　　　　　　　　　　i!' i　,'　　　　,'/ u ', i!　 ',　　}i　＼　　　　　　　　　　 i!　 ! .} .　　　　　　　　　　 |'　! i　　i -=,'{==''''''', }=''"i!　 }i´｀ﾞﾞﾞ''''',=--　i　　　　　',　　i}　　　　　　　　　　 むむむ……。 .　　　　　　　　　　 |　∨　　!　 {_i,,,,,,,,_　 ',∧　',　}iﾐi _,,,,,,,_｀*x, i!　　　　　}i　 .,' .　　　　　　　　　　 ',　 }i !　 i xt=-芯h=,,,_', ヽ　　 } 乂芯=r-=-i彡　　　/i!', ,/　　　　　　　　　　　帝国との戦いで疲弊しているのを見抜かれているか。 .　　　　　　　　　　　',　)i!　　}i　!ゝ,,,辷= '''"＼＼　}i'''''=ゝ="=ﾐ'},'　　　/}i '入 　　　　　　　　　(＿,j乂i!i!,　 i!}i',　　　　　　　 ゝ=-, ',　　　　　 ,'　　 ,/彡ﾐ,∨ヽ .　　　　　　　　　　　　 |'ﾐ}i　　}i}i',　　　　　　/i　　　ミ,　　　　/,'　　/／　ｿ|''=-= .　　　　　　　　　　　　 | ,/∨　}i}i,　　　　　 ヽ!　　　　ヽ　u ノ/ ,'　/　i!　/ } .　　　　　　　　　　　＿乂"∧　 }ih,　u　　　＿＿＿　_,,　´,/／//　, i!, {　 乂 　　　　　　　　　　　　　　ヽゝ }i　}i ヽ､　　´~￣=-￣'´　-'" xf} ,'　/{ i!＼x_, 　　　　　　　　　　　　　　　_ノ'"}i, ',ｿノ}h､　　　　　　　　,xf{//},'( ,'　ｿ 　　　　　　　　　　　　 _xtfz､_-=彡''乂}iﾐ,.}h､　　　 _,xf'　,xf}', ',}　ﾞ乂_ﾉ　　　　 ／ 　　　　　　　　　　　／i{i:i:i:i:i:i:i≧fx,, ノ　) }i!》iﾞ' -　　 ,／ ,xf}　乂　　　　　　／f' 　　　　　　　　　　/　 .{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀≧={iヽ∧　　／ ／'",x＞=,,,,_　　　 ,x{f´ 　　　　 _,, zxt=-z',,_　 {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:irxi:i:∧i!　》'"／,／'´ i!i:i:i:i:i:i:￣￣//x,,''=x_ _,,,xtf'"´　　　　　　 ｀''+x,,_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧i!彡=x《／彡==-'彡i:i:i:i:i:i:i:i:i:i://i:i:i:i:i｀''+
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＞ヤラナイトで攻めれば落とせないこともないけど ＞そこまでやって何が得られるかというと半島領域の支配権くらいなのね 　　　　,. -‐──────‐‐- ､ 　　 ／　　　　　　　　　　・　　　　ヽ .　 /　　　　　　　　　　　　┃ 　　　 |　　　　  >>158 .　 |　　　　　　　　,人 __　┃_　　　　| .　 ヽ　　　　　 　 } 　（　Ｙ　）　　　　 |　　　　 正規兵だけで同数が籠もる街落とせとか無茶言うな。 　　 ヽ　　　　　ノ　 （;;;;;）（;;;;; ） 　 　 | 　　　/　　　 く　　　　＼　　/~ 　　／　　　　 まして防衛戦なら向こうは民兵も動員出来るんだぞ。 　　　|　　　　 ＼.　　　　＼＿＿／ 　　  |　 　 　|ヽ、二⌒)　　　　　　　　　　　　確実に今度こそこうなるだろ常識的に考えて。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 /{ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿ 　ノ　｀て_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　-‐　　　　 　 　 ,./　　＜⌒ 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 j{　 ／´　 　 　 　 　 　 ／ﾉ　 -=⌒ ｀て_ 　　　　　　　　　　　　　　　　j ﾋく　　　　　　　　　 　 彡≦⌒　　 　≦⌒ 　　　　　　　　　　　 　 　 　 l!　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＾⌒ ミ:.､⌒ﾒ､ 　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l!　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ ＼ 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l! 　 　 　 ＼　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ヽ、 :. 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {　　　　　　 i::...　　 　 ( __⌒＼ 　 　 ＼ヽ　｀､_ン 　　　　　　　　 　 　 　 　 　 〉　　　 j{: 　|--l　　 　 (⌒ｰ＼＼ 　 ＼ヽ、ﾄ`、 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉ　j{　　,小､ |==l　 l ! {⌒==== ヽ ＼　 　｀ヽー- 、 　 　 　 　 　 　 　 　 __　ノ'　人ヽ　| 　 ヾ､. {　 l ! l　 　　　　 }　:｢｀ヽ　八 :'⌒ `　　　　　　　　 そもそもハーンとて当初はその選択肢も考慮していたのだ。 　　　　　　　　　 　 ⌒、__／/　＼ |＝＝=ﾐx.､ハﾘx==＝ー‐ !|l :!　　ﾊ 　　　　　　　　　 　 　 ｀て.ノ :k|＼｜弋赱ト>ヽ ﾉ'　,ｨf赱才　jハi 　l!｢｀ヽ　　　　　　　　　　　 北方の安定の為にも西に同盟国を作っておくのは悪くはなかろう？ 　　　　　　　　　　　　　x爻.　 l!{j!从　　 ..:::　　: :　::..　　_xX" 　ﾘ,　l|!../(ﾉﾝ｀てノ! 　　　　 　 　 　 　 　 　 爻爻 ::! ＼|　　...:::　　 : :　 :::... ´ 　 .:::://　 |li 爻爻爻爻{ 　　　 　 　 　 　 　 　 　 爻爻爻斧｀て,.　　　 、 ,.　 　 　 ..::::::!/　 jハ　爻爻爻〈 　　　　　　　　　　　　　 爻爻爻爻爻 (　　　　＇　 　　...:::::::/　iＭﾊハ爻爻爻爻zxｸ'⌒ 　　　　　　　　　　　 　 爻爻爻爻爻爻x 　　-‐..ー-　 淡炒jハ{ 爻爻爻爻爻爻く 　　 　 　 　 　 　 　 　 爻爻爻爻爻爻爻 氿狄愆炎幺狄 | 爻爻爻爻爻爻爻爻爻 　　　　 　 　 　 　 　 爻爻爻爻爻爻爻爻:.淡淡淡炎"　　l 爻爻爻爻爻爻爻爻衫 　　　　 　 　 　 　 　 爻爻爻爻爻爻爻爻{　　　　　 　 　 j{ 爻爻爻爻爻爻爻爻 　　　　 　 　 _ - ニ二爻爻爻爻爻爻爻夊,､,､,､,､,､,/｀てノ 爻爻爻爻爻爻爻爻ニ - _ 　　　　_ -ニニニニニニニ爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二二二ニ - _ 　 _ -二二二二二二二二爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二ニニニニニニ - _ _-二二二二二二二二二二二爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻爻二二二二二二二二二 - _ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ-_ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニ- _ 二二二二二二二二二二二二二二ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ二二二二 - _
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　　　　　　「選んで頂こう、我がレヴィル公国と同盟しメアリ女王を復位させるのか」 　　　　　　「それとも、スワディアなる国を突如立ち上げたあの女伯と組むのか――――」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ｒｆ〔〔＿Ⅵi;〉‐‐‐ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐　彡　r＜　-‐‐‐=ミ ＼　　　　　　　　　　　　-‐　'^~⌒　　'丶､､..,,__ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 ＼-‐…＜　　￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　,,　 -‐-　 -　ミ　　　　　　　　　  |　 　 }　‐‐ ＜　　∧　　〈 〉　〈 〉　〈 〉 　　　　　　　　　　　　 -=ﾆ　／}　　　　　　jﾚﾍ、　　　　　　 人＿__}　｢⌒¨´　__〕〔-‐…/⌒＼⌒＾＼‐‐‐〈 } 　　　　　　　　　 　 /　厂／　 ｛/__　　 {V＾rﾍﾆﾚ　　　　　　 〕　　 o＼}i:i〉　　 丶　ri～..､､ o　　ﾉ-=ﾆﾆ〔彡ﾟ 　　　 　 　 　 　 　 |　'　　 　 /ハ　 ＼ }从j イ}弐　　　　　　〕＿＿___〔Ii:i:〉　　./⌒¨¨´ 　 十　　⌒¨⌒´　､ 　___ﾉ〉 　　　 　 　 　 　 　 |/　ﾉ　　/　 　,　}　＼ ( 斗ヤ{　　　　　　　}⌒　⌒{Ⅵi:〉　./ｲ　　　　　　　　　 ＼　　　　＜⌒´ 　　　　　　　 　 　 ﾉ／　_,∠　 　 }__j__　　 ,　　　　　　　　　　  }　　 　 { Ⅵi:〉 　i|　 -从‐-　　　斗…‐　　　　 ＼ 　 　 　 　 　 　 ／.　 　 仏八　　ﾊ,/V｢`　 ′　,　 |　　　　　　 }　　 　丶.Ⅵi:〉 八　　{ 芯ｧ＼ ＼芯ｧ　 ＼{＼{⌒¨´ 　　　　　　 　 / /　　 //爪小. / 汽i芸ﾄ､　}　　′ 、　　　　　 }＼＿_／{ Ⅵi:〉 ./＼_乂__, 　 ＼(　 j八⌒　　　ﾆ=‐ .　　　　　　　 { ｛　　 /{｛　沙 ﾉ′　 )沙/　;　　　 ,　＼　　　 .八　　　　 {　Ⅵi:〉 /|　ﾊ⌒´　 ｀　　　},､ ＼ ＼＼⌒ヽ 　　　　　　　　＼＼ ｛ ＼ ､_　,^　　　 ﾌ　／　/　} ′　}　　　　 }＼＿／〉　Ⅵi:〉八　八 　 （::::） 　 ′　　＼ ＼＼ﾉ .　　　　　　 　 　 ＼ ｛　 ﾊ　　r:┐　 ノイ／ /　 ﾊ | ／　　　 ,.，}　-==- ∧. Ⅵi:〉./＼　＞　 　 イ⌒＼　　　乂 ＼ (__　 ＿__ 　　 　 　 　 　 　 　 ＼≧ｰ＼　 '　　 ィ　 ／　 / ﾉｲ`丶 ≫'゛:. :.}　‐=ﾆ=‐　〉 Ⅵi:〉　　＼＼}===ミ　　 〔　　　〈　／⌒´:.:.:.:.:.: 　　 　 　 　 　 　 　 　 }/ﾊ　　ト-=　 _j　/　 ／イ}:.＼／:.:.:.:.:.:.:.:}　‐=ﾆ=‐　∧.Ⅵi:〉　 　 ) // -==-＼l〔　 　 (:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 　　　　 　 　 　 　 　 /　　}　〈///}　}/, ｛　//／ :.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ＼ ‐=ﾆﾆ=‐ 〉.Ⅵi:〉:.:＞┬　-=ﾆﾆ=-ゝ‐彡⌒:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:､丶 　　　　　　　　 　 __,,」, イﾉ／ V/ 　 }∧｛　＼{　  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　 　 ‐=ﾆﾆﾆ=‐ .Ⅵi:〉/　/ -=ﾆﾆﾆ/丶ﾆﾆﾆ=-＼:.:.:.:､丶'^~ .　　　　　　　　（ ／　 ／ _/　 }｛　 _｣／`ヘ、 ＼  .:.:.:.:.:.:.:.:.:./　　　　　　　　　　　Ⅵｉ:〉 /／ ￣￣　　;.　　　　 ＼=‐_ 　　　　　　　 ／`{　　{-‐　　　　 Ｙ＾　　　 　 ）　  ⌒''～､､丶　　　　　　　　　　 　.Ⅵi:〉　　　 　 　 　 丶 　 　 　 ＼=‐_ 　　　　 　 ／　 八　　___彡'　　 /　　 〈＼／　/__ﾉ　　　　 「　　　　　　　　　　　　 Ⅵi:〉 ＼　 　　　　　　　　　　　　 =‐_ 　　　　　　＼　 /　｀¨¨　　　　.:　　　　 ＼__,, ｧ　 〈　　　　！　　　　　　　　　　　　 Ⅵｉ:〉‐=＼＿＿__　 }　＿＿／=-}=‐ _ 　　　　　　　　/{　　　　　　　/　　　　　　　　　　　 },,___　 -=≦　　　　　　　　　　／Ⅵi:〉‐=ﾆ二二二＼/二二ﾆ=‐ ﾉ=- )＼ .　　　　　　　/　,.　　　　　　 {　　　　　　　　　　 　 }　 }　{　　　　　　　　　　　　く＿_,Ⅵi:〉-=ﾆ二二二≠二ﾆﾆ=‐≪ﾆ=〈＼ ＼ .　 　 　 　 _/　, ′　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /}___{　{　　　　　　　　　　　　  .＼__,Ⅵi:〉〕_＼ ｀~^⌒^~　 〕_〕　　〈＼__〉.､ 　　　　／　 　 }　 ＼　　　　　＼　　　　　　　　∠, }　 }　 ｰ‐　　　　　　　　　　　　 .} -Ⅵi:〉ﾆ‐ ≧=‐〈〉‐=彡'ﾞ 　 　 ＼　＼＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_} - Ⅵi:〉ﾆﾆﾆﾆﾆ=‐ ,′ 　 　 　 　 ＼　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ／ 　 } ‐='Ⅵｉ:〉ﾆﾆﾆﾆ=‐/ ＼.　　　　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .／/ 　 　 } ‐==Ⅵi:〉ﾆﾆﾆ=‐ {＼　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/‐=　　　/丶‐=ﾆⅥi:〉 ﾆﾆ=‐ {　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ./‐= {　　八　 〉‐=ﾆⅥi:〉ﾆﾆ=‐ /{ l|　　 | 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  .-‐=ﾆﾆﾆﾆﾆ{ 　 〈∧/-----Ⅵｉ:〉‐‐‐‐‐.{ l| 　　|ﾆ‐_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 ‐‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧　　丶ﾆ＼　　 Ⅵi:〉　 　 ／l|　　 |ﾆ=‐ _ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ 　‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼　　＼ﾆ≧=‐Ⅵi:〉‐=≦ /　 ／ﾆﾆ=‐ _
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＞宮廷で暇してる帝国文官とかももらっておこう ＞とりあえず数を数えられるやつを揃えないと組織化は無理無理ィ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　>>188 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___　　　　　　　　　　　  ──────────────────────────── 　　　　　　　　　　　　　　　　 =ニ三ニ= 　　　　　　　　　　　　　　　 /ニニニニニﾍ　　　　　　　　 　　長恭ウルス(仮)に宗主国クーザイトから派遣された官僚団。 　　　　　　　　　　　　　　　 =ﾆニニニニﾆ= 　　　　　　　　　　　　　　　{ニニニニニﾆﾆ}　　　　　　　  　　その代表は――――【1D5:4】 　　　　　　　　　　　　　　　 =ﾆニニニニﾆ= 　　　　　　　　　　　　　　　 , ニニニニニ ′　　　　　　  ──────────────────────────── 　　　　　　　　　　　　  _=ﾆ二 ｀ ｰ=ﾆ=- ´ 二ﾆ=_ 　　　　　　　　　　　 ＝ニニニﾆﾆ ￣ ﾆﾆニニニ＝　　　　　　　　　 1‐2、帝国人(カガチ派) 　　　　　　　　　　/ニニニニニニニニニニニニﾆ∧ 　　　　　　　　　  =ﾆニニニニニニニニニニニニﾆ=　　　　　　　　 3‐4、帝国人(ルーコン派) 　　　　　　　　　 ｌニニニニニニニニニニニニニﾆﾆｌ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5、クーザイト人
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　　　　┌　　　　　　　┐ 　　　　│バルガード │ 　　　　└　　　　　　　┘ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿,,..．--‐‐……─-- 　　　　　　　 _,,..､､..,,__,,..　-‐　'' "´￣￣´"""´￣￣＞-ｰ……ｰ‐ｧ'"´´｀"'　 _ｰ‐‐～～''""~´＿＿＿,．-‐～～￢冖 ￣￣￣_､‐''゛: : : : : : :＞--─────-------／:;.:,:,.:'´: : : :,.:'´: : : : : : : : : ｀"'ｰ-=ﾆ二￣: : : : : : : : : :_,,..　-‐ ' "´ ｀"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"''ｰ-　　_.:.:.:.:.:_,,..　-‐'' "´:;.:,,.:'´:;.:,:;.:,,.:'´:;.:,:;.:,:;._､‐''´"´"´"´"´"´"´"'''ｰ＜´´´´. . : : : :_､‐''゛ .::.::.::.::.::.::.::.::..:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : ｀`'＜;';';';';';';';';';';';';i:i:;';';';';';'／;';';';';';'／:;.:,:;.:,ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:;.:,:.:.:｀"｀"｀"｀"´.:.:;';';';' :;.:, ; ; ; ; ; ; : : : : : : : : .:.:.:.:.:;';';';';';';';';';')い‐-､、i:i:i;';';';';';';'i:i:i:;';';';';';';X:;.:,:;.:,;';';';';';';';'i:i:;';';';';';';';'i:i:;';';';';';';';'i:i:;';';';';';';';'X^;';';';' :;.:,;';';';';';';:;.:,:;.:,.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::: : :i:i:i:i:i:i:i:ﾉ　 　´"''ｰ‐ｰｰ-------ミﾐ,､,､xX'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'"'Xｘ;';';';';';';';' i:i:i:ﾞ;ﾞ;ﾞ;i:i:i:i:i:ﾞ;ﾞ;ﾞ;i:i::;.:,:;.::;.:,:;.:,ﾞ:ﾞ: :j"´￣￣　　　. . . : : : : : .:.:.:.:.:.:_､‐''゛ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾐ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;;';';';';';';';'ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;ﾞ;:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞ:ﾞXxﾉ;';'i:i: ´´´~~""" ' ' ''""~~""" ' 'ｰ-小、　　　　　　. . . : : ,､-ｰｰ''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀⌒辷ﾉ;';'.:.:;';'.:.:.: : : :.:.:.:);';';').:.:).:.:).::;.:,爻xi:i:i: : : : : . .　　　　　　　　　　　　　´"'ー‐-　　____,.,.＜;';';')┐,､,、从从. . : : :.:.: ﾉ庁辷F(;';';'(;';'(;';';'):;.:,:;.:,):;.:,:;.:,):;.:,:;.:,):;.:, ∴．　. : :┌从:)从　. : : (:;.:,)]二ｉ(:;.:,(:;.:,从;';';'п叩;';';';')]｣;';';')Ｔﾆ匚]-ｰ‐口ノ;';';'‐‐‐‐┐;';';');';';')-------‐ｰ…･･''´ , ;'＾;,∴∴．(;';';';');';';');';').:八]┘:;.:,:;.:,(;';'(;';');';');';';');';')＝===ｆﾝ少'´,．‐‐‐‐匚]--;';';':　:　ﾛ口´´´"""""~~~￣￣´´´´´ ;';';'／￣ 癶　　　 　 . . {;';'} ,．'ﾞ,､-‐''""~~￣.:.:.:.:.:_､‐''^＾”” ｛.:.:{￣￣￣￣￣￣￣｀`'''""""''""""""""´´´´￣￣￣￣ ∴|￣￣|　 |∴．　　 : : 'ii'/　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:._､‐''゛.:.:.:.: : : : .　{ﾌﾉ,:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:" ＾,:＾:,,:＾:,,:＾:,,:^:,,:＾:,:＾:, : : : :{　 {: :＼.:.:.:_､‐''゛.:.:.:.:.:.: : : : . .　　 {´´~~ﾟ" '　ｰ-　　___,:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:" ,:ﾞ.:.:.:,:＾:,:,:＾:, ,:^:,,:^:,:＾:,,:＾:,:＾:,,:＾:,､、｀'<.:.:.:.:.:.:.: : : . .　　　　　　´´~~""''…ｰ-　　__L__,:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:",:" ＾:, ,:ﾞ.:.:.:ﾞ:, ,:＾:, ,:ﾞ.:.: ﾞ:,,:ﾞ.:.:.ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,:＾:,:＾:,｀''-､_ : : .　　　　　　　　　　　　　　　. : : :￣´"''ｰ　 __,:",:",:",:",:",:",:",:".:.:/,:" .:.,:＾:,.:.:.:,:＾:,.:.:,:＾:,.:. ,:＾:,.:..:,:＾:,.:.:.:,:＾:,.:ﾞ:,,:＾:,:＾:,,:＾:,ｰ､__　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . : : :⌒ﾞﾞｰ-=ﾆ..__,:",:",:",:",;i:i:i:i:i: ,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,,:ﾞ.:.: ﾞ:,:ﾞ.:.:.ﾞ:,,:ﾞ.:. ﾞ:,:ﾞ.:.:. ﾞ:,,:ﾞ.:.: ﾞ:,,:ﾞ.:.:.ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,,:＾:,｀''-､_　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . : : : : : : : : ´"'ｰ--i:i:i:i:i:i:i: ＾';: : ,:＾:,.:.:,:^:,.:. ,:＾:,.:.:,:＾:,.:. :,:＾:,.:.:.:,:＾:,.:.:.:,:＾:,.:.:.:,;＾:,.:.ﾞ:,,:＾:,:＾:,:＾:,…ｰ-　　.,　　　　　　　　　　,､:'＾ﾞ＾ﾞ＾ﾞ＾ﾞ＾'ｰ､、: : : : : : : : ,;'ﾞ＾ﾞ;ﾞ.:.:.:ﾞ;'ﾞ.:.:.ﾞ:,:ﾞ.:.: ﾞ:,:ﾞ.:.:.ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,,:ﾞ.:.: ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,:ﾞ.:.:.:ﾞ:,´´~ﾟ"''㍉丶、　　　　,.:'´´´｀｀':,'´´｀｀:,:´´｀｀:,'´´｀:,: : :
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. 　　　　　　　　　　　　　　　　 ／´ ￣ ｀ヽ . 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 く . 　　　　　　　　　　　　　 ,.. .-. .― -- .､ . 　　　　　　　　　　　 ／: : ::／ : :/ : : :/ :、 . 　　　 　 　 　 　 　 / : : ／: : : :/ : : :/ : :!:ヽ . 　 　 　 　 　 　 　 ,: : : /: : : : :从: : :/ : : } : ', . 　　　　　 　 　 {､/: : : ;' : : _:_/|:/i;ノ|: : ;ィ: :八ノ . 　　　　　　　　 乂__: :ﾊ: : : ｀二ﾆﾐﾐ. |: :/T: ;' {ゝ . 　　　　　　　　 ｲ : : /:（ヽ: :!.弋:ﾘ' 　.ﾚ{ﾘ|/ : ﾊ . 　　　　 　 　{､ノ: : :/ : :ゝ!ヾ　　　　　'　ｰ=彡' . 　　　　　　 .乂≧=-: :: :ｲ: :|　　 　-= ' /:V　　　　　　　　　　お初に御意を得ます。 . 　　　　　　　　ゝ/: :ﾚ彡|ヘ!　 ､　__ ／ﾊﾉ 　　　　　　　　 　 {: :{:i: : ',　 `''ｰ.､ ﾄ､::', 从ゝ　　　　　　　　　  モンチャグ陛下の命によりて派遣されました、シオニーと申します。 　　　　 　 　 　 ,.-ヾ:从::',: :ヽ. 　 /-ヽﾐ:ｰ-.､　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　、、、、、 　　　　　　　　,::::::::::＼::::::',: : :ヽ/､　__}ヽ:ヽ:::::.､　　　　　　　　 新たな国の政全般にて国王殿下を補佐せよと。 　　　 　 　 　 {::::::::::::::::ヽ::::',: : : ＼｀}　 >!: :!:::j::! 　　　　　　　　';:::::::{ヽ/}:::ヽ:ヽ:_:_:_:_＼´　!: ヽﾍ:! 　　　　　 　 　 ';::::::ヽ./::::::: !::::::＼o::::::＼j_ノ: :.ﾘ 　　　　　　　　　';::::::::::::::::::::|::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ:.', 　　　　　　　　　 ';::::::::::::::::: }::::::::::::::}::::::::::::::::::::}::}　　　　　　　　　　  ┌─────────────────┐ 　　　　　　　　　　ヽ:::::: ;:::: ｨﾐｰｧ´,ﾆミ ､:::::::::::}:/　　　　　　　　　　 │亡命帝国人官僚　シオニー(ルーコン派)  │ 　　　　　　　　　　　',:::::i´::::: //　j ,r　Ｖ.',ﾞ::::::::!　　　　　　　　　　　 └─────────────────┘ 　　　　　 　 　 　 　 ヽ:::::::::: |.|　〈_ﾉ ､　} |::::::: { 　　　　　　　　　　　　 ゝ;:::::::!.!　　|　 ｀ リ:::::::::', 　　　　　　　　　　　　　j: ｀''ｰﾐ:､__| i i !|'::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　 　 　 /::::::::::::ヽ:::::iJ } }!::::::::::::::::::} 　　　 　 　 　 　 　 　 {:::::::::::::::::::l::::::iﾊﾉ ::::::::::::::::::i! 　　　　　　　　　　　　j:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::|:! 　　　　　　　　 　 　 /:::::::::::::::::::}o::::::::::::::::::::::::::::o|:! 　　　　　　　　　　　,:::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::,.;.ｨ:::::::::: | 　　　　　　　　　　　i::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::i;;;/:::::::::::::! 　　　　　　　　　　　| ::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::ﾚ:::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 　　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　r======s｡,___ 　　　　　　　　　　　　　　　／￣　　　　　　　　　　ﾆ=‐ 　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　＼　　　　＼　　＼ 　　　　　　　　　　　　／／／ ;:　　　　　　　　　 ヽ　　 ﾏ 　　　　　　　　　　　 /　／　　;:　　 　　　 ヽ　　　　',　＼ﾏ 　　　　　　　　　　　/　　　　lVl　　　　　　　ヽ　　　 li　　＼ 　　　　　　　　 __／　　　 ,'l l 八　　ﾄl　＼　　 ;　　　 l　　 ﾄﾏ 　　　　　　　　　　 /　　　;ﾊ/l　 ﾏ　l .l lﾟ'*。　　;　　　lﾏ　　{ ﾏ　　　　　　　　　　　　 長恭です。 　　　　　　　　　 ／:: ..　 ;　ﾊ{　　ﾏ ', l l_　--＼l　　　|　＼乂j{ 　　　　　　　___ノ／}:: . 　;/─ヽ.　 ﾏ Vl ｨぅ示㍉　　 lV　　　ヽゝ　　　　　　　　　　　  わざわざお越しくださり恐悦の極み。 　　　　　　　　　　　}: .　　ｨぅ示㍉　 ヽ{　乂ツ　|i　　ﾊlVヽ＼　ヽ 　　　　　　　　　　　}: .　 ∧乂ツ　　　/＼　　　.l　 //;ヽ＼}￣ヽ}　　　　　　　　　　　 兄上のお計らいには感謝しかありませぬ。 　　　　　　　　　　　lヽ: . ヽ 　　　　 ;:　　　　　　.: :乂ｲ::l　　 　　　　　　　 ＿ 　　　　　　　　　　　　} ﾊヽ ',',　　　 '　　　　　 .: : .lﾊ}ヽ|ヽ　　　　　　　／　　l 　　　　　　　　　　　　jl　 }斥l ヽ、　｀　 ´　 ／/八|　　　　　　　　　／　　／ l 　　　　　　　　　　　　　　 八lﾙヽ≧s｡,　イ,｡sﾆl -=''^~ ヽ　　　　／　 lﾆﾏﾑﾆl 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾊ　／／ﾆﾆl　 ／l　 l　　　／ ／| |ﾆﾆﾏﾑl 　　　　　　　　　　　　　________/ﾆﾉﾆV／ﾆﾆﾆﾆ／≧s｡, l--／ ／ニl .lﾆﾆﾆﾏ{ 　　　　　　　　 r=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　迅Y迅｀¨/ﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´ /　 /ﾆﾆﾆl .lﾆﾆﾆﾆ{-　_ 　　　　　　, イ lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂_人___彡ﾆﾆﾆﾆ＞'´　　/　/───┘ﾆﾆﾆ{￣｀＜ヽ 　　　　／　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´/　　 l Vﾊﾆﾆ＞'´　　　 /　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　　 /　 l 　　／　　　　 lﾆﾆﾆﾆ＞'´　 ヽヽ-彡 ハ＞'´　　　ﾆニ/　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　／ ／
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　　　　　　　　　　　　　 -―……―- 　　　　　　　　　　 ／ : : : : : : : : : : : : : ＼ 　　　　　　　　　 / /: : : : : : : : : : : : : : ヽ: :. 　　　　　　　　　 : :' : : : : : : : : : : : : : : : : ': i .　　　　 　 　 　 | l: :|: : : :│: : : : : : : :| : : l:| 　　　　　　　　 ﾉ: : :| | : : :| : : : : | : : :| : : lﾊ 　　　　　　　　/:/ : :| ト|､八{: : :从イ八 : : ':ﾊ　　　　　　　 （何よ、ペコペコしちゃって！たかが小役人相手に） .　 　 　 　 　 ,: :{ : : 笊弋)ﾅ ⌒弋)ﾅ笊| : : ｝ :. 　　　　　　　 |: ﾊ: :.:トﾑ.　　　　　 　 厶|:.: :ﾊ: :|　　　　　　 帝国人でも東方慣れしてない感あるわね。 　　　　　　　 |人:＼|: :个: ._　^　_. :个: |／ ﾉ|ﾉ .　　　 　 　 　 　 ＼|＼厂V|,二.厂V|／|／　　　　　　　　 最近流れて来たルーコンの取り巻き連中？ 　　　　　　　　　　　,.ィ7=- 〔ｏ　-=} トミ 　　　　　　　　　 r'´:::::: ∨　了　∨::::::::::ヽ 　　　　　　　　　 |:::V:::::::::＼ |o／:::::十V:::| 　　　　　　　　　/ :::ト----:::∨::::----ｲ::::| 　　　　　　　　  | :::::|::::::::::::::::｢o ::::::::::::::| :::| 　　　　　　　　 ／: :／ : /: : /: : :｜i:|ｉ : : : : : : : : }: : : : : : : :ﾊ 　　　　　　　／: :イ: : : ｲ: : :′ : : | : |ｉ : : : : : : : : } { { : : : :/ :| 　　　　　　 .′/: /: : :{: {: : :{i : : : :|: :八: : : : : : : : }: ヽ､: : : : ::|　　　＜ ヽ 　　　　　  ': :/: :/: : : :{八: : {:i: : : :Ⅳ 　ヽ:＿＿: : } : : ＼、: :｜　　　　} :} 　　　　　 {: /: :/: : : : /: }:ヽ 从: :从　　｀¨¨､¨´: : 八 : : : ＼、廴__　　/:/ 　　　　　 ∨: /: : : : /: /: : :ﾒ´ ､: : ﾊ　　　　 x=＝≦＼: : : :≧====彡 　　　　　  {: /: : : : /: /: ／}　 　＼: :ヽ 　ィ"　`ー　 __: ≧=-　 _ : :＼｀ヽ　　　　　　　　　  はい、オスティコス一門に縁がごさいまして。 　　　　　  ∨ : : : /: / ´: :/x=＝≦＼込、＿　　--==ミ:、`ｰ==ミ: ､ : ＼:} 　　　　　　 {: : :／／: : : ｲ"　　　 　 } ｀ー――――‐i≧: ､ : : : ∨:ﾊ: : : ヽ　　　　　　　　  聞けば同郷のリボンズ殿がお仕えしているとの事。 　　　　ー===彡　: : :／　　　　　　く{i　　　　　　　 　 |i : :、:ヽ : : ∨∧: : : : 　　　　　　　 ゝ: : : :/ :∧　　　　　　　　　　　　　　　 八 : 丶: :＼ :∨∧: : :}　　　　　　　　 その縁もあって私共の方が働き易かろうとのご配慮にて。 　　　　　　　{: : : : / :/ ∧　　　　　 , 　-‐ 　ｱ 　 　 / /ヽ : : ＼: :ヽ∨ } : / 　　　　　　　 ＼: /: / / 込、　　　　｀ ー=彡 　 　 ｲ ｲ:廴≧=- ` : : } /／ﾉ 　　　　　　　　 У / ;イ: : : ≧=-　　　　　　 　 ／ :|: :ﾄ: : :、: : : }: : : 幺イー-　､　　　　　　　　　　元々の身分【1D100:29】(80以上で貴族) 　　　　　 ｰ==彡 '　/: {: : {: : : : : : :}≧=- 　 ＜　　:|: :{: :＼＼ :/ イi:i:|　　　　 　＼ 　　　　. ´　 　 　 ヽ{ 八: : ヽ≧zx :j　　　　　　　　人:ｉ{: : : : ｰ≧==-- .　　　/　　　 　 　 八 : ､ヽ: :}i:i:i:i:i:i廴　　　　　　　　八 ､: : : ﾘi:}: : |i:ｉ:|　　　　　　　 } 　　　{　　　　　　　　}i＼:ヽ:＼i:i:i:i:iﾊ　｀ヽ　　　　　/　 ヽ}: : /i:ﾉ: :人ｉ:|　　　　　　　.′ 　　　{　　　　　　　　}i:i〈:＼:ト ヽ:i:i:八　　　　　　　　　　 ﾘ /i:幺ｲi:i:i}＼　 　 　 　 /
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　　　　　　 　 ,ｨ　　　　　 　_............._ .　　　　　 　 /,ゝ ＿,. ＜: :´へ : : : : ＞ 、 　　　　　　　{: . : : : : : : : : :/: ﾍ:ヽ{￣｀ヽﾞ:＞､ 　　　　　　　 `ゝ : : : : : : :/: :/: :/ : : : : : ﾊ : :ヽ 　　　　 　 _z≦-ｧ: : : : : /: :/: :.:l∨: : : : : ﾞ!: : ,ﾊ .　　　　　 　 'ﾞ : : : : : : /{: :/: : : トl,V : : : ｜: : :,i 　　　　　　　l' : : : : : :ｲ{从{: : :ﾞﾘ　!'ﾊ : : .八: : ,ﾊ　　　　　　　　　　 ─────────────────────── 　　　　　 　 l: : !.:／´人{ ヽ;. //ニﾘ__V: : : ヽ: : ﾊ . 　 　 　 　 ﾉ: : !. :ィ´‐u‐　ﾞ//´‐u―刀'ｰ=ﾐ:ﾞ＼/＼　　　　　　　　 　　どうやらリボンズよりも庶民に近い出自の模様。 　　　　　／ イ/Vﾘ: _`ー' //　 ｀ｰ一/ : : : :＼,∧￣｀ 　　　　　ﾍ{ . j: : ゝ/／　/'　 　 　 ／人 : : : : ヾ≧=-　　　　　　　  ─────────────────────── 　　　　 　 ゝ/ﾉ: : ｲ.:ゝ.　　´　｀　 u /.}:ヽ: : }: : : :.,ﾍ 　　　　　　 ∠ イ: : :l: : ＞　. _　イ./ ﾉ : :}:/: : : : : ﾞ,ヽノ} .ｲ .　　　　　 /: : :/: : : : ﾞ/ /ﾞ:.:.{ ;　 ./ 八 :l/.＼. : : : ﾞ彡ｲ :ノ　　　　　　 （しがない【1D2:1】(小作人/解放奴隷)の娘から必死に勉強して 　　　　 ／/／!: : : : / ./:.:.:.: ', ／!ﾞ: : ヽ,!:.:.:.:丶_: : : : ﾊ 　 　 　 {: { 　 .{: : : / :.,'ﾞ:.:.:.:/　 　! : : .V{:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ': : : ヽ　　　　　　  ようやく書記に取り立てられたと思ったら主家が没落） 　　 　　ヽゝﾞ　.V//. :/ﾞ:.:.:.:.j　　/ V .,{. ヾ、ﾞ.:,.　'" .i‐-　._ゝ、 　　　　　　　　 {ヽ{: .' ====|ﾞ.／==∨{==.:／ :.:.:.:.:.:j　　　ﾉノ　　　　　 （こんな東の蛮族の国まで逃げて来た時は終わったと思ったが……） 　 　 　 　 　 　 l :.｀.!:〈.:..:.:.:.Y.:.:.:.:.:.:.:.ﾞ〈:.:,':.:{ヽ／}.:.;　 　 ´ 　 　 　 　 　 　 lﾞ:.:.:.,:.:ヽ():.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.;:.:.:.:ヽ／:./ 　 　 　 　 　 　 l:.:.:.:.:、:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ, 　 　 　 　 　 　 ｊ.:.:.:.:.:ヽ:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l.:.:.:.:.:.:.:.:./ .　　　　　　 　 〈:.:.:.:.:.:. ゝ:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾞlﾞ:.:.:.:.:.:.:..' ヽ 　　 　 　 　 　 ｊﾞ:.:.:.:.:.:.:.':.:.:.:.',.:.:.:.:.:.:.:.:. ; .:.:.:.:.:.:/ﾞ:.:.:ヽ 　　　　　　　　,ﾞ:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.}()ﾞ.:.:.:.:.:.:.:!ﾞ:.:.:.:.:.:.〉:.:.:.:.:.ヽ 　　　 　 　 　 l:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.:.:.:j:.:.:.:.:.: l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', .　　　　 　 　 l:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.;ﾞ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　´＿＿￣´"'㍉ 　　　　　　　　　　　　　 ／ _ ‐ ￣　　 ￣｀`ヽ、〉＿ 　　　　　　　　　　　　_ - ￣　　　　　　　　 　 |'´　 ｀`丶､　　 ＼ヽ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ /／ 　　　　　　　　　 ,．'´　　　　 ／　　　　　　/ .八　　 ＼　 ＼  二　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  二 　　　　　　　　／　　　　　／　 　 ／ 　 ／／　　 ＼　 ＼　   二まさかこんなチャンスが巡って来るとは！　　　　　　　　　　 二 　　　　　　 ／　　　 　 ／　 　 ／ 　 ／／　　 　 :|　‘,　　'， 二　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  二 .　　　　　 ⌒7　　 　 /　　　 　　　／／　/　　 :　:| 　 ´, 　 　 二このお人好しそうな王子様を利用して伸し上がってやる！  二 .　　　 　 　 /　/　　/　　　 /　 ／／　　/　　 .:　｜　　´,　　 二　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  二 　　　　　　.′/　　/　　　 / ／／　 　 /　　 .::　　|　　　 l　　 ／/ l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜l｜ ヽ＼ 　　　　　　|: /　___,|＿＿__彡'´　　　／| 　　/　　,'　|　　.:|:　 ｜｜　｢￣ 　　　　　  j/ 　 ￣|￣￣/　/　　 ／　 j　　/ 　 /＼|ｉ　　:|: 　 ＼|　 | 　　　  __／　 / . . |　 . ｜/|//／　　 .,′. . : : /　　ハ　 :|　　:|　|＼| 　　　 ⌒7　 /. .:/.:|　 . .:|'　|/￣~"''　.′ . . ／ '"~/￣∨:|　　:|　|　 ＼ 　　　　　　 /. :./.::ｉ|　 : ::{¨丁えぅト. / 　 ／　,xぅえて 灯,′　,′∨⌒ 　　　　　| /|.::/: :.:||ｉ,　: ！ トうン　.:　／　　　／乂うｿ /　　/|＼　＼__　　　　　　━┓ 　　　　　/ ﾉｲ : : 八}ｉ,　 ！|　　　/／　 　 ／ 　 　 　 /　　/从 |ｉ⌒¨¨¨　　　　　  ┏┛ .　　　　　　 人／ ノハ　 乂__　／　　　　　　　　＿_,/　　//.::| 八　　　　　　　　 ・ 　　　　　　　　 ／⌒7ﾍ　 〈￣　 　 　 　 ,　　　　⌒７　　 ∧|.:|/⌒＼ 　　　　　　　　　　　 |ノﾍ　 '，　　　　　　　　　　　 /／／: :ﾉノ 　　　　　　　　　　  /　／＼ ＼　 　 ‐　　　‐　　 ／ィ: :ハ( 　　　　　　　　　　　　　　　  ￣〕iト　　　　　　　イ＼人/　　 ／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼　　|＼　＞---＜_／|　　　　　/／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼＼ ／| ＼ 　 ／|＼ノ|　 　 　 //.:.:.|　　 　 ／|　　./ 　　　　　　　　　　　　　 ＼.:＼|.:.:.廴.:. ／／|＼＼　　　　|/.: .: |　　 ／／|　 / 　　　　　　　　　 |＼ 　 ＿|.:.:.:.|_＿_,／／　 |　 ＼＼＿　∨.:.:∧ ／／　｜/ 　　　　　　　　　 |.:.:.:`マﾆﾉ.:.:.:ﾉﾆﾆ/ :/　 　 |　　 ‘， Vﾆﾆ|.:.:.:.:∧／　 　 |,′
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　　　　　　　 /{　/ 　 　 l|　　ヽ!　!　　　 l |　　!|　　!|　l　　 / 　 ! ! ∧ 　　　　　/　/　ⅵ＿　　 {　　　　　、 　　!｛ 　 !|　　ﾘ ,.|　　′　 l l/　ｊ/ .　　　　 ﾞ　/　 .ﾍ「￣` ＝= ､__　　　ヽ　 ぃ　　ﾘ　 ,／ム /　　| ﾉ/　丿 　　　｛ l　/ 　 　 l＿＿　　　｀¨ ＝＝=＼ヽ-　　 〃仏八{　　 |｛ 　 |　！Ⅳ　　 　 ー＝＝ｆﾗ行〒＝ミ､ヽ ｀ ＼ 　｛　泛ノﾉ　! ハ{ 　！　lハ!　　　　　　＼ 弋:::{ｊｼ　　　　　　　　　　'　　　 ! /ｊ/　 ` ぃ ﾞ､　ﾞ､　　　　　　　　｀`＝=-‐''ﾞ´　　　　　　　　 '、 　 lｨ丿　　　　　　　　 貴女の噂は耳にしておりましたよ、シオニー殿。 ヾ ､ ヽ 丶　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　 　 ＼　 |　　　　　　　　　　 ﾌﾟﾚﾌﾞｽ { ヽ ＼＼ ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冫′　　　　　　　　　 平民の身から努力して成り上がられた俊才だと。 .＼ ＼ ﾞヾ　-＼　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,.　　 ／/ 　　丶 ｀_ー-　､　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　,　　　　　　　　　　　　 (要するにただの筆の虫か、どうとでも扱えそうだ) 　|　　　l　l`ー-ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｿ / l八！　ハ{　　　､ ＼　　　　　　　　 ←---‐''ﾞ´　　/ l　 い　{　`　　　 ヽ　＼　　　　　 　 　 　 　 -‐ '´/ 　　　　　　　　 . :´: : : / : : : ′ : : : : : : : :＼ : :ヽ 　　　　　　　 /: : : : : :|.: : : :.| : : : : : : : : : : : :＼　’， 　　　　　　  .′ : : : : il : : : :|: : : : : : i : : : : 　 　ヽ: :.， 　　　　　　 ': : : . . . . .il. . . ..|. . . . . .ﾄ､ . . . . . : ＼ ＼､ 　　　　　　, : : : : : : : 八!: : :|、: : : : l八 :_:＿: : : : :＼ ＼ 　　　　　  {: : : : : : : : :从 :__|:_: : : : :|. ¨＼: : : : : : : : :ヽ: :Y 　　　　　  |.: : : : : i: : :√}从|＼: : :从　　_≧ｭ､.,_: : : : : :＼ 　　　　　 八: : : :/: : :7 　 　 _　ヽ: :ゞ　,x≠ﾐ.、Y :￣弋=､: :,　　　　　　　　　　 こちらこそリボンズ殿。 　　  ＼_/__,.．イ.: : :ﾉ{　,.x≠ミ､　＼丶　 　 　 .}: : : : : :,　)ﾉ 　　　  /ヾ、＿彡イﾞ: | 　　　 　 　 　＼丶._　　从: : : : .:,　　　　　　　　　　　　 ルーコン元陛下が宜しくと仰っていました。 .　　　 {: : ／: :／ヾ : :＼　 　 　 　 　 '　 ｰ一 从: : : : : :| 　　　　／: :／: : : :.＼ : :＼ 　 　＿. 　 ｧ 　 ,.: :{: : : : : : :l　　　　　　　　　　　　共に働けるのを光栄に思います。 　ｰ=≦- イ: : :|: : : : : ＼: : ＼_　　 　 　 _ｨ": :｜ : : : : : | 　　　　 { : : : : l : : : : : : : ヽ: : ヽ≧.. ｰ　{. ‘,: : :l: : : : : : :ﾄ､　　 )、　　　　　　　 (コネで取り立てられたボンボンが！こんな奴に負けてたまるか！) .　　　 　〉ﾞ: : : :.ヽ: : : :.} : : :{≧ｰ一　　　}.　‘; : }、: : : : 人_｀¨´ : ) 　　　　 乂 : : : ;ｘ}.: : :八: :.ﾉ　 　 ＼　　ﾉ　メ_メ : : : : :(} {:ｉ:ｉヾ¨´ .　　　　　_ ＞ｲ:ｉムイ: : ヽ(､　　　　..ﾇ⌒K 　 }i:iﾑ: : : : :＼i:i:iム .　　 　 /i:i:ｉﾑ　寸∧ : : : :{i:i＼、 ／　}ﾆ{　＼.!:i:i:i:ヽ: : : : :.＼:i:iﾑ 　　　　}:ｉ:i:i:i:ｉﾑ　寸ｉl : : : ;}:ｉ:i:i:i:ｉ〈､　./ニヽ　/:i:i:i:i:i:i＼: : : : : ヽ:iﾑ 　　　 ﾉ:i:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉﾑ　寸: : :/i:i:i:i:i:i:i:i:i∨二二∨:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:＼: : : : :):ｉﾊ
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　　　　　　　　　　　　. 　〃´￣￣)　}} ..　　　　　　　　　 .　． :´へ: :´: ￣ :`: .､ 　　　　　　　　　 .　/: :/: : :/ﾞ''ﾍ: :: :､: : : :. .　　　　　　　 　 　/: : : ／小 : ､: : : : : : : :. .　　　　　　　　　./: : : : /: / :|: } : : :ヽ: : : : : .　　　　　　　　ィ: : : : :／{从 : Vヽ : : ＼ : :| ﾄ .　　　　　　／: ﾑ: :　卅､‐ﾄ　　!ｨﾅﾚﾄ､: : : :ヽ.L}:} 　　　　　　..ｰ=彡イ:ﾊ仡符ﾞ　 ﾉ仍尓ゝ'vヽ: :_: ノ 　　　　　　..／: ／: : :ゞ一′　　`ﾞ‐ﾁｲ八: :〉､: ｰ‐':} .　　 　 　∠: イｰ- : :ヾ､　 ､ ′,　 .ｲ　:}ヽ: : :＼¨´　　　　　 コホン、さて殿下。 .　　　ｰ=彡>.r､＜!:.:へﾏ＞　__　イ`jﾘ : : ＼: :: :ーｧ ..　　　　　 　 |jヽ !__,j::ヽⅥー‐一jV./:|__〉 /'］ﾄ￣　　　　　  大汗陛下より王位を賜られるに際し、 　　　　　　　 V}､!/}:ヽ>::/¨7八ﾔ¨ﾑﾞ:´ r､ﾞj/ i 　　　　　　　　!ヽﾞ､ヽ::::::::〈 〈:::::〉 〉:::::::::| j/'//　　　　　　　　新しい国政の方針についてお考えを伺いたいのですが。 　　　　　　　 ∧ ヽ! V=====V=====V　!,　,::､ 　　　　　　　 j::ﾊ　　ﾉ:::l〈〉::::::::::::〈〉l:::ﾞ{　　 ﾊ::! 　　　　 　 　 |::!/＼.ﾑ:::l::::::::::::::::::::::l:::::,ゝ_ﾍﾉ､| 　　　　　　　ﾉ:/＼__/､::i::::::::::::::::::::::i::ｲヽ.＿／} 　　　　　　/.:/.:::::::::ｲ.::::|::::::::::::::::::::::|::ﾞヽ::::::::::::{ 　　　　　 ,／.:::::::::/ｲ:::::|:::::::::::::::::::::::!:::::::}::::::::::::ヽ 　　　　　 !::::::::::: /´_T:::l〈〉::::::::::::〈〉l:::::::ﾞゝ､:::::::/ 　　　　 　`ー‐ '゜/ﾞ::::::/:::::::::::::::::::::::ヽ:::::`､　｀¨ 　　　　　　　 　 /ﾞ.:::::/::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::. .　　　　　　 　 /ﾞ::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､:::::::::. ..　　　　　　　/ﾞ::::::/〈〉:::::::::::::::::::::::::::::〈〉ﾞ､:::::::ﾞ､ ..　　　 　 　 /ﾞ::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､:::::::ヽ .　　　　　　/ﾞ::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ､:::::::::. .　　 　 　 /ﾞ::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::::::::.ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+・''"´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+''"メ´　__,,.､､､...,,,,,,____ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ,."´.､+・''"´　　　　　ヾ　　￣~^''ゞ-- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//／／　　　　　　　　　　　　　ヽ　　＼｀"'～､､,,,,_　　____ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||∠　'"￣｀`丶､　　　｀丶､　　　　` ､　　＼＼｀~"''"￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｘゝ　　　 ｀`丶､＼' ,　　　　　' ,　 　 ',　`､　　ヽ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　`丶､　　　　丶､i `､　　`､　`､　　 ',　 `､　　ﾞ　ヽ}h､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ |￤　￤　: `､　　　　　`､ ﾞ　￤　`､ `　　　;　　 ',　￤ ∧}iﾄ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |￤: :￤､　　: `､　　　　￤　　￤　 `､:　　　:　　 ',　:　　 }i ∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /| |￤: :￤`､　 ',: :',　　　　￤　　￤: :　｀､　　:　　　　;ゝ　　}i ‘， 　　　　　　　　　　　　　　　　　/ | | ',: : : ￤`､　 ',: : ',　　　 ￤ i　￤: : : : :｀ ､ ;　　　　',i　ヽ､.＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　 / ||| |',: : : 　￤　`､ ',: : ',　　　 ,'　',￤､..=-　､ 丶i　　　　',i　| `､`丶､ 　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|: :|ヽ: :　',`､ヽ､　丶､ ;　　　;　 ￤ゝ､.＼: :　Yi　｀､　　;　　|　 ', 　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ i: :i: :ゝ: : }i,,.､＼｀` ￤,|　　 ;　　,'',　|､＼ｿ: :/　,' ￤　;',　　ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽi: :ih.: :＼ }i,,.､ イ+''"i/|　 ,'　　 ,' ‘，|　// ,'　〆i　i　;:.: ヽ　 ゝ､__　　　　　　　　  兄(宗主国)の意向が最優先【1D100:20】(最低50) 　　　　　　　　　　　　　　　　￤ | i: :}h: : : ＼|ﾋrﾘ､　i/i　, ' ;　　/　　〉ｲ /: : : /￤:.:　 ', ､丶､､+・''"´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　X iヽ : :＼: :}h､　ゞ／i,i　　 :　 ;/　　i__.ﾉ丶: : /.:.:.:.:.:.', |　 ',　 '　　　　　　　　　　　 妻の立場もありますので……【1D100:63】(最低30) 　　　　　　　　　　　　　　　　/　 iヽ ＼ /＼＼ ',　　ﾉ| |　　i　|　　　i　　| |: :/|.::.:.:|:.:ゝヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ 　/　　 ﾞヽ＼　　ﾉi　　||　|　　　; ／　ｿ　ヽ:.:|ヽ | ゝヽ､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　/　ﾍ　i　ﾍ　　 , '　　ノ (　　):.:|　|ゝ. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~"i''ヽ　　　　　　ﾍi　　　 , '　 　　　　,.､+''"´∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : `Y"　　　　　ヽ　　　　　　,､+" ´+''"´:;:;∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ i (　ヽ 　　　　 ,.､ﾍ　　　 ／+／:;:;　　;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉヽ　　 ＼,,.､ '"　 ∧ 　// ∧:;:;:;:;:;:　　:;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;　　;:;:;:;:;:ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《/;:;:;:;,,.､+・''";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　》;:;,､'":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,､':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　´＿＿￣´"'㍉ 　　　　　　　　　　　　　 ／ _ ‐ ￣　　 ￣｀`ヽ、〉＿ 　　　　　　　　　　　　_ - ￣　　　　　　　　 　 |'´　 ｀`丶､ 　　　　　　　　　 ,．'´　　　　 ／　　　　　　/ .八　　 ＼　 ＼ 　　　　　　　　／　　　　　／　 　 ／ 　 ／／　　 ＼　 ＼　 ヽ 　　　　　　 ／　　　 　 ／　 　 ／ 　 ／／　　 　 :|　‘,　　'，　｀、 .　　　　　 ⌒7　　 　 /　　　 　　　／／　/　　 :　:| 　 ´, 　 ∨　｀、 .　　　 　 　 /　/　　/　　　 /　 ／／　　/　　 .:　｜　　´,　　∨　 ＼ 　　　　　　.′/　　/　　　 / ／／　 　 /　　 .::　　|　　　 l　　 |　|　　＼ 　　　　　　|: /　___,|＿＿__彡'´　　　／| 　　/　　,'　|　　.:|:　 ｜｜　｢￣ 　　　　 　 j/ 　 ￣|￣￣/　/　　 ／　 j　　/ 　 /＼|ｉ　　:|: 　 ＼|　 | 　　 　 __／　 / . . |　 . ｜/|//／　　 .,′. . : : /　　ハ　 :|　　:|　|＼|　　　　　　　　 私のような至らぬ弟をお引き立てくださった 　　　 ⌒7　 /. .:/.:|　 . .:|'　|/￣~"''　.′ . . ／ '"~/￣∨:|　　:|　|　 ＼ 　　　　　　 /. :./.::ｉ|　 : ::{¨丁えぅト. / 　 ／　,xぅえて 灯,′　,′∨⌒　　　　　　　 兄上のご意向には可能な限り添いたいと考えております。 　　　　　| /|.::/: :.:||ｉ,　: ！ トうン　.:　／　　　／乂うｿ /　　/|＼　＼__ 　　　　　/ ﾉｲ : : 八}ｉ,　 ！|　　　/／　 　 ／ 　 　 　 /　　/从 |ｉ⌒¨¨¨　　　　　　  しかしそれと同じくらい、私はこの北の民に受け入れられる王でありたい。 .　　　　　　 人／ ノハ　 乂__　／　　　　　　　　＿_,/　　//.::| 八 　　　　　　　　 ／⌒7ﾍ　 〈￣　 　 　 　 ,　　　　⌒７　　 ∧|.:|/⌒＼　　　　　　　　それがひいては両国の為であると思っております。 　　　　　　　　　　　 |ノﾍ　 '，　　　　　　　　　　　 /／／: :ﾉノ 　　　　　　　　　 　 /　／＼ ＼　 　 ‐　　　‐　　 ／ィ: :ハ( 　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣〕iト　　　　　　　イ＼人/　　 ／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼　　|＼　＞---＜_／|　　　　　/／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼＼ ／| ＼ 　 ／|＼ノ|　 　 　 //.:.:.|　　 　 ／|　　./ 　　　　　　　　　　　　　 ＼.:＼|.:.:.廴.:. ／／|＼＼　　　　|/.: .: |　　 ／／|　 / 　　　　　　　　　 |＼ 　 ＿|.:.:.:.|_＿_,／／　 |　 ＼＼＿　∨.:.:∧ ／／　｜/ 　　　　　　　　　 |.:.:.:`マﾆﾉ.:.:.:ﾉﾆﾆ/ :/　 　 |　　 ‘， Vﾆﾆ|.:.:.:.:∧／　 　 |,′ 　　　　　　　　　　 .　-＝ミｰ―==ミ 　　　　　　　　 ／ : : ／ヽ: : : : : : : : :＼ 　　　　　　  . ': : : : :/ :/: : : : :｀ヽ: : : : : ヽ 　　　　　　/ : : : : : .' :′: : : : : : : : 、: : : : :. 　　　　　 /: : : : : : :{ :{: : : : : : !: : : : :＼: : : :. 　　　　　{/ : : /: : : Ⅵ : : : : : ﾄ､: : : : : :ヽ: : :. 　　　　　{: : : /: : : :人:ノ: : :､: {　＼: : : : : ＼:| 　_　　 　 ､:乂: :ｰ==≦Ⅵ: : {≧==ミ ｰ=ミゝ: ヽ　　 　 ｲ /:r ｀ .．: ´ : : イ ､弋ﾘ〉　. :八'弋ﾘ ′}､: : : :＼:≧=彡' ゝ＝＝≠彳:/:ﾊ　　　 　 ＼: ヽ　　　. /:ｰ-: : _:ヽ　　　　　　　　　　 （ぬ……思ったより手強いか？） 　　　 ( (　从 : : :.　　 　 i　 ヽ: :.、　∧〈: : : :ﾄ､ ｀ヽ 　　　  ゝY　ノ : 八　　 , 　 ､　 ｰ=メ: :ヽ＼: :} ,}从:} 　　　　＞‐‐＜ : : :丶、`ﾆ¨　　イ} :}: : }:＼ヽﾉ}　 ﾘ　　　　　　　　　 それでは……事前にお伝えしていた、 　　　.′:.:.:.:.:.:.:.ヽ: : : : ≧ｰ‐ ´　|ﾊ/: :/:＞､-=ﾐ 　　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ: ｰ') 　 ｀ヽ__ムr-≦ミ ､}}:.:.:.ヽ　　　　　　　　　　諸公領への徴税官派遣には同意して頂けぬと？ 　　　|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.ﾐヽ}:、　 ゝ-{ ､ヽ ヽ ヽ }}.:.:.:.:.:. 　　　|:.:.:.:.:.:／i!.:.:.:.:.:.ミヽ:.ヽ/　 r ､＼｀　 　＼.:.:.:.:.:. 　　  i!ト､_ノ r″:.:.:.:.:ト､:ﾊ:.:.:＼.ﾊ　ヽ}　　　　 ヽ､:.:.| 　　  i!:ｰz、〃:.:.＼.:.:|:.):ヽ}:.:.:.:/､:.:＼　　　　　　 : ､ﾄ 　　  i!l:.:.:.:.:∧:.:.:.:.:.ヽ!/: :ﾉ:.:.:.:ゝ､ﾉ:.:.:〉 ´￣￣｀ヽ}_}ノ{ 　　  |ｉ|:.､:.:.∨:.:.:.:.:.:.:.:＼{:.:.:ｲ≫:´:.:.:/　　 　 　 　 :. 　ヽ 　　  |:i!:∧ヽ.:.:ｰ-:.:.:_:.:.:.:}彡':ﾊ:.:.:.:./　　 　 　 　 　 〉　 | 　　  |:i:.:.:∧:.:＼:.:.:.:.:.:￣:ヽﾘ V:.:../　＿　　　　 　 / 　 .! 　　  |八:.:.∧:.:.:.＼:.:.:.:.:.:八:.:}}:.:.:.〉´:.:.:.:.:｀ヽ　 　 /　 　 } 　　　　  ’，∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　 /　　　ｲ 　　　　　　 :.::∧:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.ヽノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ/:L ／:./| 　　　　　　  :.:.:∧:.:.:.:.:.:.:ｰ-≦{ﾐ:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:./‐′.:.:.:.:./:.:! 　　　　　　  }:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:/:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八 　　　　　　 人:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ′|:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.::〉 　　　　　　 〉、＼:.:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　 .!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ 　　　　　 ノヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./　 　 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/〉 　　　 ／:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:/,ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ　　 　 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:/ 　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､//:.:.:.ー==彳:!　　　 　　丶:.__／ .／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_　 -‐ 7/ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:′
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　　　　　　　　　　　　 ､ 　　　　　　　　　　　　　｀~''～ ,,＿　　　　　＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　丶,s￣￣￣　　｀ﾞﾞ　''～､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ,､ -　　　　　　　｀＜ 　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ／: : : : : : : : : : :､ : : ヽ: :＼ 　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　: : : : : : : : : : : : : : 丶: : :丶　,∨ 　　　　　　　　　　　_､‐''/　　　 i: : : : : : : :!: : : : : : :i: : ｀: : : : : : : ,∨ 　　　　　　　　-=,__　／　　　　!: : : : : : : i: : : : : : : :!　,　i: : : : :', : : } 　　　　　　　　　　／　　　　: :i: : : : : : : : !: : : : ,ri　 |∨| |: : : : : ',: : } 　　　　　　　　 /´: :　　　　: :,!: : : : : : : i: : : :／/ !　|　} ,|: : : : : : ',: :} 　　　　　　　 ,//∨　: :　: : : i: : : i: : : : !: : ／ /|　 i |　| }ヽ: : : : : :', ,} 　　　　　　　 (＼/: : : : : : : : :!: : !: : : :I ／／　 {　 !,| ,} }|i ヽ､ : : : :｀| 　　　　　　 ´￣ﾉ-丿: : : : : /~}ヽ､: : : ,|^ﾞ ―ｪ- ,{　 i| }/　}i: : :ゝ､　 乂　 　)　　　　　　　　  北の民は誇り高く自主独立を重んじると聞きます。 　　　　　　　　　／: : : , - 〈 6 i}: :ヽ　{茫云= ､_ ヽ ,'/　_≦,!__: : : ｀~￣',￣ 　　　　　　　　　｀(/｀ -- /∧r-i}: : ヽ{｀ -ﾟｲ-´　 ／h〈ﾔ莎}i/　ゝ､: : : : :＼　　　　　　　　  ガンダロヴィングが強勢であった頃さえそれは変わらなかったとも。 　　　　　　　　　　　　 ／: : : }h､ﾉ|h: : ＼　　 _／　　 ヽ,￣ |} i{,,} !!ヽ＼　ヽ＼　 ,) 　　　　　　　　　　　 ´´(_斗-ii: : ,|i　}i ,}ヽ!　　　　　丨　}　∧',ゝ∨　)_,∧ ,},,_ ￣　　　　　  今ことを急げば私を支持してくれる諸公もそれを翻しましょう。 　　　　　　　　　　　　 ,､--､ノメ ﾉ|＼| |　}　　＿＿　　 ',∧　＼/＼´.;.;, -)} ,| 　　　　　　　　　　　／::::::::´∨ﾉ/ ,|　 | }　　 〈￣ /　 ／ {ヽ,>乂ヽ､＼_{.;.;´.;.;|　　　　　　　  クヌートに付け入るスキを与えてはなりません。 　　　　　　　　 ／~::::::::／.;.;.;.}　　 {｀=}ﾒ }h､　￣_ ィi{_, --ﾞ´::´::::｀::::::::::::{.;.;.;.;.| 　　　　　　__／:::::::::::/.;.;.;.;.;.;.;.|　　 [　/h ＼_｀　´/ﾞ,}i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{.;.;.;.;} 　　　,斗匕:::::::::::::::::::ヽ.;.;.;.;.;.;.|,,,,,/´-((i:i＼,==v/==i}h_,,,,,,_＿_,,,　--＜　{.;.;.;| | 　　〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::}i.;.;,､.;.;|:;:;:;:｀- ､ヾ((~~＞}]ゝ､ { }h､_i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〉八人} 　　　|i:::::::::::,＿_:::::::::::::::,〉ヽヽ,:;:;:;:;:;:i:i:,､ﾍ＼//]-＼ゞ ミ,_ミ≧ih斗七´ |,　 |ﾉ<, 　　　,|i::::__/, ,,／￣＼ﾉ　　ﾉ〉i:i:i:i:i／／／i:i:./{ }　 ＼ゝ､__,,. - ~ヽ~三三彡| }/ 　　　 X_,　-ﾟ- ,　　　 }_　,//｀三´／／i:i:i,／/ヽ＼: : : ＼{_=二三}｀~＼|　} | ﾉ 　　 /　u ´ I~~´　)　 /~ Yヽ―- イi:i:i:i,／／: : : {　＼: : : : :｀~~´≧､ヽ_ |　~｀´ 　　|　　　 人_　 ´　,/ /ノ　}i:i:i:i:i:i:i:i ／／: : : : : :ヽ_, ~~Yi: : : : : : : : ｀ヽ,| 　　|　_,／ノノ,)　　,/＼ゝ／i:i:i:i:i:i:／／: : : : : : : : : :ゝ-ノ 　 八 {　＼/ﾉ　／i:i:i:i:i｀´i:i:i:i:i:／／ 　　　ゝ　　　｀´ 　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ=ミ: ､ 　　　　　　　　　　,.　-===ミ :､‐ ､‘.‘. 　　　　　　　　 ／　 x≦: : : ＼:ヽi: :l :} ､ 　　　　　　　　　　 :´ : : : : : : : :ヽ:}: }:/ ハ ≠ﾐ: .､ 　　　　　　　　　 ノ: : : : : : : : : : : : 〃: :／:ヽ　}: :} 　　　　　 ＼.z≦: : : : : : : : : : : : : :ﾉ: : : : : : :} /:/ 　　　　　　 ,:＼ : : : : : : : :／: : :／} }､ : : : : :ﾑｲ 　　　　　 /: : : :`ｰ====彡≧z　 /:/x≦: : : :ト､ 　　　　　 {ｲ: : : : : : : : : :/代ツ /:/弋ツ}｀ヽ ト-` 　　　　　　{:ｨ　≧==-彡ﾍ　-=彡' i　　 八: }ﾘ　　　　　　　 むむむ……。 　　　　　　　イ｀ヽ:.:.:.:}:.:.:.{＼　　, .， ／: : }＼ 　　　　　 くi:i:iト-，＼; : トゝ、≧==彡: :〉 :八 　　　　　　 ヽ|¨´:.:../: :∧:.:.:.＼¨/:.:.:.:.∧/､: :＼ 　　　　　　　≧zz彡イ:.:∧:.:.:.:.:X:.:.:.:/:i:/　　　　　　　　　　　　  【1D5:4】 　　　　　　　 ;.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.∧／:,}:ヽ/:i:i′ 　　　　　　  /:.:.:.:./、:.:.:.:.:.:.:.:.:.〃:.:.:〉:i:|　　　　　　　　　　　　　  1‐4、同意する 　　　　　　,〈:.:.:.:./:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.j:{:／}i:i:i| 　　　　　 /:.:ゝ:.ｲ:.:.:.:.:.:｀¨¨¨´:.:.:.:.:.′i:}　　　　　　　　　　　　　  5、同意しない 　　　　  〈:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′i:/ 　　　　　/｀¨¨T:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.,i:i:i:i:} 　　　　 ｛ 　 　 }:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:./ｰ一’ 　　　　　ｰ-くノ:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:.′ 　　　　　　　　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:斗 　　　　　　　　`ト　zz彡:i´:i:i:i:’ 　　　　　　　　  '.:::::::::::::::|:i:i:i:/ 　　　　　　　　　 '.:::::::::::::|:i:i:/ 　　　　　　　　　  }::::::::::::}:i/ 　　　　　　　　　  '::::::::::::{/ 　　　　　　　　　 {:::::::::::::'. 　　　　　　　　　八::::::::::::'. 　　　　　　　　 {//ﾑ::::::::::'. 　　　　　　　　 ゝ'/∧::::::::i 　　　　　　　　　 {//ﾊ::::::::i 　　　　　　　　　 ヽ//}:::::::} 　　　　　　　　　　  ｀¨i:::::::i 　　　　　　　　　　　　 |:::::::i 　　　　　　　　　　　　ﾑ::::::{ 　　　　　　　　　　　  {'ﾊ::::::} 　　　　　　　　　　　  V/ーﾊ 　　　　　　　　　　　　 乂//ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　__,z==x､ 　　　　　　　　　　　　　 　-=才 ¨ハ ﾌノ ､ 　　　　　　　　　　　　／　／/ .イ　 } !.:',､ .＼ 　　 　 　 　 　 　 　 / ／.／　 /　 ./ i　 !ヾ .､ヽ 　　　　　　　　　 ｰｲ.ｲ　/ ./ ./ 　 /. ﾉ　ﾉﾊ .i i. ', 　　　　　　　 {､/／./.i　i ./. ｲ =イ　_;z.ィ　 /.!.i　iヽ 　　　　　　　 乂　/. |　/. / ﾘｰ/;　　 ./ ｲ/i..|〉ﾞ ;ﾊ 　　　　　 　 　 ／i ､ !..{　i. !.ﾊ{芯､｀从{.:ｨr-! !..ﾘ..!::.　　　　　　　  （ここは引き下がっておくか） 　　　　　 　 {､ノ:f:i　ヾ..iﾞ ﾚ人 ｀　 "'Ⅵ'筏テﾒ┐ｲ./ ....　　　　　　乂≧＼ヽ}ヾ}...}ｿ　　　　/i ｀ﾞ"/ /...爪　　　　　　　　 仰せまことにご尤も、まずは国の安定が第一です。 ....　　　　　,ｨ{　ヾト､...ヾ..ｿ.イﾑ　 _　　 ' ｰ=イ.!./.!..{ 　　　　　　 ｰ=≠| |｀ヾ'Y{　i＼　　 ￣ .イ...／/ノ}.ﾄ　　　　　　　　 ですが―――― ..　　　　　　　　　| |ﾞ !＜}l　! _ ｀　 ＜/./ﾉ/.}ノ/ .ﾉ' 　　　　　　　　 __,l..l≦:.:.:.l　! ､｀￣7.:.l　!ﾚ'// 　　 　 　 ,r≦:.:. //;:.:.:.:.://{イｧ=ﾐ.{t:.:} }.:.:{:{:.ﾊ 　　 　 　 i:.:.:.:.::/´ヽ.:.:.:.:.l.l.:.￣｀ヾﾊ＼}/:.:.:ヽxL 　 　　　 　 　 　 　 /i f1 　　　　　,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.}..ﾘ.＼:.:.:.:.:.:.:.≧x、. 　　　　　,､　} |.ﾊヽ 　　　　,ｲ.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ‐='¨ヾ'"＼ゞ= 　 |二ﾆﾆﾆ二i..　　　　　/ ﾉ/ /',! ! ! 　　　　〉／}.:.:ヾ__ア　ヽ､ ヾ:、＼、ヾ　　|.:.:.:ﾊヽ:.:.:.:ﾘ..　　 　 /／　" ' / / 　　　 / ／:.:.:.／f.　 ',　i.ヽ　込　il　{、....|:.:.:.V:::ヽ.:./ 　 　　 f　　,　‐　 , ′ 　　／:.:.:.:.:.／.　 {　 ヘ Yﾆ､_!ﾆ､_〉ｲ.:.＼|:.:.:.:.:.:.:.:ヽ{　　　　,ｲ'　　　　／ 　 .i:.:.:＞'"、 　 . ヽ_/:.:..¨:.:.:.:.:ヽ.:ヽ-' :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.　　／ﾆヽ＿r_〈 　／ﾞ:.:.:.:.:/ﾞ＼、メ ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i_,.ｨ. 　 　　＞ '" ノ:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:./..　　　＼:.:.:.:.:.:.:.::ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.＼_ ／ ﾞﾔ.:.／:.:.:.:.:.／　 　 　 　 ﾏ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:/ 　ゞ:.:.:.:.:.:／　　　　　　　　>:.:.:.:.:.:.:.:.lﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.／ 　 　 ￣　　　　　　　　　　i:.:.:.:.:.:.:.:.:.lV.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ" 　　　　　　　　　　　　　　 ﾔ:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> 　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈 　　　　　　　　　　　　　　　　　　r======s｡,___ 　　　　　　　　　　　　　　　／￣　　　　　　　　　　ﾆ=‐ 　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　＼　　　　＼　　＼ 　　　　　　　　　　　　／／／ ;:　　　　　　　　　 ヽ　　 ﾏ 　　　　　　　　　　　 /　／　　;:　　 　　　 ヽ　　　　',　＼ﾏ 　　　　　　　　　　　/　　　　lVl　　　　　　　ヽ　　　 li　　＼ 　　　　　　　　 __／　　　 ,'l l 八　　ﾄl　＼　　 ;　　　 l　　 ﾄﾏ　　　　　　　　　　 分かっております、将来的には。 　　　　　　　　　　 /　　　;ﾊ/l　 ﾏ　l .l lﾟ'*。　　;　　　lﾏ　　{ ﾏ 　　　　　　　　　 ／:: ..　 ;　ﾊ{　　ﾏ ', l l_　--＼l　　　|　＼乂j{　　　　　　　　　  ご理解くださり感謝します。 　　　　　　　___ノ／}:: . 　;/─ヽ.　 ﾏ Vl ｨぅ示㍉　　 lV　　　ヽゝ 　　　　　　　　　　　}: .　　ｨぅ示㍉　 ヽ{　乂ツ　|i　　ﾊlVヽ＼　ヽ　　　　　　　　 兄上は良い助言者を送ってくだされた。 　　　　　　　　　　　}: .　 ∧乂ツ　　　/＼　　　.l　 //;ヽ＼}￣ヽ} 　　　　　　　　　　　lヽ: . ヽ　 　　　 ;:　　　　　　.: :乂ｲ::l　　 　　　　　　　 ＿ 　　　　　　　　　　　　} ﾊヽ ',',　　　 '　　　　　 .: : .lﾊ}ヽ|ヽ　　　　　　　／　　l 　　　　　　　　　　　　jl　 }斥l ヽ、　 ー　　 ／/八|　　　　　　　　　／　　／ l 　　　　　　　　　　　　　　 八lﾙヽ≧s｡,　イ,｡sﾆl -=''^~ ヽ　　　　／　 lﾆﾏﾑﾆl 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾊ　／／ﾆﾆl　 ／l　 l　　　／ ／| |ﾆﾆﾏﾑl 　　　　　　　　　　　　　________/ﾆﾉﾆV／ﾆﾆﾆﾆ／≧s｡, l--／ ／ニl .lﾆﾆﾆﾏ{ 　　　　　　　　 r=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　迅Y迅｀¨/ﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´ /　 /ﾆﾆﾆl .lﾆﾆﾆﾆ{-　_ 　　　　　　, イ lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂_人___彡ﾆﾆﾆﾆ＞'´　　/　/───┘ﾆﾆﾆ{￣｀＜ヽ 　　　　／　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´/　　 l Vﾊﾆﾆ＞'´　　　 /　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　　 /　 l 　　 ／　　　　lﾆﾆﾆﾆ＞'´　 ヽヽ-彡 ハ＞'´　　　ﾆニ/　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　／ ／
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　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　 　 ＼ 　　　　　 　 '　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ 　　　　　　/ 　 　 　 　 ,　　　　 　 /　　　　　l 　 　 　 　 ‘, 　 　 　 　 　 　 　 　 l　 　 　 　 l　　　 l　 l 　　　　　 ｌ　 ｌ　　　　l　 　 　 　 l　　　 l　 '　 l 　　　　　'　　ｌ ┼-l ､lﾊ　r、　 | lvヽ＿jl /　　ヽ 　　　　/　　　∨从VV大| ＼/l/￣ 　 l/　 　 l ヽ 　　 　 '/　　　ハ| t==ミ　　 　　t==ミ/j/ 　 从　l 　　　 lハ　　 lゝ_‘,　　　　　　　　　 /ノ　　/l　/lj 　　　 　 ‘, ヽﾊ ｌ　ゝ　 　f 　　7　 ノ 　/／,ｲ / 　　　　 　 ＼l　{ヽﾉ 〉＞　＿_　＜lノl/}_／ }/　　　　　　　 ﾆｺﾆｺ 　　　　　　　 _＞＜/7:::::::「:o:::l::::::l＞＜＿ 　　　　　　 '::::l/////:::::::::}::::::::|::::::ヽ////l::::ヽ 　　　　　 /:::::::￣:::::::::::::::::|::::::::|::::::::::::::::￣::::::::l 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ....::::::::::::::::::::::｀　 、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　  ::::::::::::∧|　＼:::::::::::::::::::::::::::::::、 　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::: /　 ＼／＼::::::::::::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::::::/--､　　ィ妁ス|::::::::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　　　　  :::::ｲャ妁,　　　　　 |/＾Y::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　　　　  〉´iﾊ　　　　　 　 　 _ ｲ:::::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　　　　/　　Jゝ　　｀　　　 ｲｉ:i::::::::::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　  ___/　 ﾉ　´ノ:＞:..　イ　 |:i:i::::::::::::::::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　　　 /∨　　_,,xく::::::VT¨¨¨￣￣］___:::::::::::::::::::::::,　　　　　　　　では僭越ながら殿下、一つ申し上げたき事が。 .　　　　　　 　 　 　 　 /......＼_∧::::| ＼::ﾏ-―…ァ´　　＞ﾄﾐ::::::::::::::, 　　　　　　　　　　　  〈............. ＼|ﾍ广¨|＼　　／X¨¨¨7.../......∨:::::::|　　　　　　　  国の名前についてなのですが―― 　　　　　　　　　　　/...＼..........／∨____|/__,／_,/______/∨..........| ::〈八 　　　　　　　　　　 /................､/..／　　 F7　　 /　　　 |...j ......... | :::::＼ .　　　 　 　 　 　 /.....................〃　　　//　　　　　　　 |./.............｢＼厂 　　　　　　　　　 |................_ﾉ..{{ 　 　 ｛｛ 　 　 {　　 　 八 ............| .　　　　　　 　 　 ＼_.......´_／ﾍ　　 　 ､　　　　　　　　 │......... | 　　　　　　　　　　　 ￣￣　　 丶_　ｰ=}}=…ｰ==彡　／|.............| 　　　　　　　　　　　　　　　　　　}´　　,ﾘ 　 　 　 　 〈　 |......... 八 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ,ﾘ　　　　　　-=ﾍ│..............〉 　　　　　　　　　　　　　　　　／］　　,ﾘ　　 [￣￣￣]-ﾍ| ..............］ 　　　　　　　　　　　　　　　 /￣|　　,ﾘ　 　 ｢￣￣￣|　 | ...............］ 　　　　　　　　　　　　　　  /＿_｣　　|| 　 　 __________｣　 | ................］ 　　　　　　　　　　　　　 .　⌒ ヽ　 ´　￣　　 ￣ ｀　　. 　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　 __　　　　　 ＼ 　　　　　　　　　  ／　　　　　　　　　 ／´　 ｀ 　 　 　 　 ヽ 　　　　　　　　 . '　　　　　. '　　 厂｀　　　 　 　 ＼　　　　　. 　　　　　　　 /　　　　　 /　　　.ｌ　　　　　　　　　　＼　　　　. 　　　　　　  /　　 　 　 /　　　　|　　　　　　　　　　　 ヽ .　　　 　 　.'　　　　　 .'　　　 　 l　　　　　Y　 !　　　　　. .　 　 　 　 }　　 　 　 }!　i　　　 ﾊ. 　 　 　 ｌ　 ト、　 _　 j!　　　 i .　　　　　 ﾉ　 . '　 !. ┼十トx／∧　　　　 ｌ　 |　.X´ 　 从　 　 ! 　　　　　〈　./　　ハﾘ　人!≧≠ ﾍ　　　 斗＜! ム夊　 ハ　＼j__　.ノﾊ .　 　 　 　∨　　/　ﾊく'´/ jr'んk 人. 　 　 !イ jr'｀ﾊ　>i　 }　　 _ _ _. イ　　　　　　　 何だキサマ、差し出がましいぞ！ 　　　　　　 )　 /　/ .Y /　⊥ 斗＜ ＼.　! |人⊥⊥'イ ｌ　ﾘ　　 i　　 メ、　　　　　　   、、 　　　　　  / . '　 .' 爪i {　　　　　 　 　 )八j＼ ＼　　　|ﾙ′ 　 !　　　ハ　　　　　　 王妃の家来風情が口を挟むn .　　　　　/　ｌ　　ｌ | { .!ﾊ /j/j/j/　　　'　　 /j/X/jX　 从　　　 l　 　 　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ 　　　　　.　 i{　　| j入i.ハ　　　　　　　_ _　　　　 ヽ　X く　　　 i ＼　　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　シオニー殿。　 　| 　　　　　iレ人　ﾙ'　 人人　　　　 「　　　｀ヽ　u　. ｲ.! ＼ヽ　从　　 Y　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿_乂 　　　　　 _＿　＼ ／　　|l ＼　　　L . ￣｀ソ　.イ　 !:!　　ヽY　 　 　 } 　　／´. :: :: :::｀Ⅴ)　　　从　　〕ト .　　　　 . イ i|　　 !　　　 |:i＼　　ﾉ 　/. :: ::: :: :: :: ::.:j/　 　/.:: ::｀＜ﾘ＼　 ￣　 　 !.人 　 ! 　 　.从.　 Y .〈: :: :: :: :: :: :: : :.'　　 人: :: :: :: :{ 　 ＼　　　 ／　 トxj　　　ﾊ　＼人 . ﾊ ::: :: :: :: :: :: ::i　　'　ﾘ:＼:.):::∧　　　ﾇ⌒K　 　 |::从　　ハ!__ 　Ⅵ 　 }: ::: :: :: :: :: ::.:|　　 /. :: :: :: :'::∧　／　}__!　＼　|: ::ハ　'　 |: :::｀＜!
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+・''"´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+''"メ´　__,,.､､､...,,,,,,____ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ,."´.､+・''"´　　　　　ヾ　　￣~^''ゞ-- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//／／　　　　　　　　　　　　　ヽ　　＼｀"'～､､,,,,_　　____ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||∠　'"￣｀`丶､　　　｀丶､　　　　` ､　　＼＼｀~"''"￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｘゝ　　　 ｀`丶､＼' ,　　　　　' ,　 　 ',　`､　　ヽ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　`丶､　　　　丶､i `､　　`､　`､　　 ',　 `､　　ﾞ　ヽ}h､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ |￤　￤　: `､　　　　　`､ ﾞ　￤　`､ `　　　;　　 ',　￤ ∧}iﾄ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |￤: :￤､　　: `､　　　　￤　　￤　 `､:　　　:　　 ',　:　　 }i ∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /| |￤: :￤`､　 ',: :',　　　　￤　　￤: :　｀､　　:　　　　;ゝ　　}i ‘， 　　　　　　　　　　　　　　　　　/ | | ',: : : ￤`､　 ',: : ',　　　 ￤ i　￤: : : : :｀ ､ ;　　　　',i　ヽ､.＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　 / ||| |',: : : 　￤　`､ ',: : ',　　　 ,'　',￤､..=-　､ 丶i　　　　',i　| `､`丶､ 　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|: :|ヽ: :　',`､ヽ､　丶､ ;　　　;　 ￤ゝ､.＼: :　Yi　｀､　　;　　|　 ', 　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ i: :i: :ゝ: : }i,,.､＼｀` ￤,|　　 ;　　,'',　|､＼ｿ: :/　,' ￤　;',　　ヽ　　　　　　　　　　 “王妃”ではありません、“大公”です。 　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽi: :ih.: :＼ }i,,.､ イ+''"i/|　 ,'　　 ,' ‘，|　// ,'　〆i　i　;:.: ヽ　 ゝ､__ 　　　　　　　　　　　　　　　　￤ | i: :}h: : : ＼|ﾋrﾘ､　i/i　, ' ;　　/　　〉ｲ /: : : /￤:.:　 ', ､丶､､+・''"´　　　　　　 カチューシャ殿は私の伴侶というだけではなく、 　　　　　　　　　　　　　　　　　X iヽ : :＼: :}h､　ゞ／i,i　　 :　 ;/　　i__.ﾉ丶: : /.:.:.:.:.:.', |　 ',　 ' 　　　　　　　　　　　　　　　　/　 iヽ ＼ /＼＼ ',　　ﾉ| |　　i　|　　　i　　| |: :/|.::.:.:|:.:ゝヽ　　　　　　　　　　　　　 彼女もまたこの地に君臨する権利を持つ者。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ 　/　　 ﾞヽ＼　　ﾉi　　||　|　　　; ／　ｿ　ヽ:.:|ヽ | ゝヽ､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　/　ﾍ　i　ﾍ　　 , '　　ノ (　　):.:|　|ゝ. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~"i''ヽ　　　　　　ﾍi　　　 , '　 　　　　,.､+''"´∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : `Y"　　　　　ヽ　　　　　　,､+" ´+''"´:;:;∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ i (　ヽ 　　　　 ,.､ﾍ　　　 ／+／:;:;　　;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉヽ　　 ＼,,.､ '"　 ∧ 　// ∧:;:;:;:;:;:　　:;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;　　;:;:;:;:;:ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《/;:;:;:;,,.､+・''";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　》;:;,､'":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,､':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ／⌒ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　__＿　 --―==ミメ(⌒ヽ 　　　　　　　　　　　 ／　 　 .／￣＞-‐===‐／￣｀ヽﾊ／￣￣｀ 　､ .　　　　 　 　 　 　 (　　　.／　.／／.:.:.:／／.:.:.;￣｀Ｖ{ }:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ 　　　　　　　　　　　 ＼／　.／／.:.:.:／／.:.:.:／￣｀ヾ乂:xく￣｀ヾ:i 　 ', 　　　　　　　　　　　  / ＼,/／.:.:.:／／.:.:.:／:／イ:.:/小(⌒:＼＼人　 ； .　　 　 　 　 　 ／ 　{　　//ー―‐≠＝＝彡／/:./'|:.:ｉ:.:.＼:.:.:.＼＼) :.| .　 　 　 　 　 /(　 　 ＼//／:.:.:／／ .:.:.:.:／　/:./　|:.:i:|、:.!|＼:.:.∧:.V:| 　　　　　　　 {:.:.＼　　//)／／／ :／ ／/-―:/―:|:.:i:| ＼|:.: ∨Y|:.:.i | .　　　　 　 　 ｀ ー‐＝彡:／／ :／ ／:ィ｛,ｨ赱气ﾐ　∨:!｀ｰ-:.:.:.}Ｖ!|:.:.|ﾘ 　　　　　　　 ／:／／.:／／ :／ ／r从八( ＾¨¨´　　 ∨赱气 :.:.:.:!|:.:.|　　 ⌒Y　　　　　　　 う…………失礼致しました。 .　　　 　 　 /／　/ //:_ｉ＿彡イ.:.:.ｰﾍ＼(⌒ : ::::::: :　ゝ＼　ハ＼从,人_＿,彡' 　　　　　  //　 ./ //:.:.!|.:.:.:|ｉ:.:.|:.:.!|:.:八　＼　u　 　 　 :::: ,`:ｰ=彡Ｙ(　　　　　　　　　　　　  考え違いをしておりました。 .　　　　　 {:{　　i| :ハ:.:.:.|.:.:.:||:.:.|:.:.!| :ﾄ､　　　　　　r ｭ　　ｲ:.:.|:.|:ﾄj八 ｀ ー=ミ、 　　　　　　＼　｜ｉ 　＼|.:.:.:||:.:.|: 八ﾘ　＼ ＼　　　　／}/|:.八乂　＼__＿ 　　　　　　　　　  |: 　 ／／￣￣￣＼ /⌒/⌒/⌒ヽ:ｲ:.:|:.:.:.:.)　　　　￣￣｀ヽ 　　　　　　　　　 人／／二二ニニ＼=|　 　 　 ,／｀Y⌒ヽｰ┐ .　　　　　　　 　 //／二ニニニ===‐　|　　 　 　 r<_厂k　∨| 　　　　　　　　 ///二二ニニ===‐　 }┴―　. .　　Y彡′　}ハ .　　　　　　　 /∧{ニニニニ===‐|￣|.: : : : : : : :.＼}　{　　 ハ∧ .　　　　　　／二∧二|￣|二二二| 　|: : : : : : : : : : :＼　 ,/: : V∧ . 　 _　-=彡==─ ∧=|　 |二二二|　 |: : : : : : : : : : : : : :Y : : : :}ニｉ
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　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ 　　　|　ノンナ殿、どうぞ。　 　| 　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿_乂　  . . .-‐: .: : : : :. :. :‐- . . 　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 . .::::::::.:.:.:.:.:. .: : : : : : :. :. :. : ｀: .、 　　　　　　　　　　　　　　　　. ::::::::::.:.:.:..: .: : : : : : : :. :. :. :. :. .:.:.:::＼ 　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 . ::::::::.:.:.:.:..: .: .: .: : : : : : :. :. :. :. :. .:.:.:.:.:.:.:.、 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .:::::::::::.:.:.:.: .: .: .: .: : : : : : : : :. :. :. :. .:.:.:::::::::::. 　　　　　　　　　 　 　 　 .:::::::::::.:.:.:.:.: .: .: .: .: : : : : : : : : : :. :. :. .:.:.:.:.:.:::::: 　　　　　　　　　　　　　 .:::::::::::.:..:.: .: .: .: .: .:.: .:.: : : : : : : : :. :. :. .:.:.:.:.:::.:.: 　　　　 　 　 　 　 　 　 ::::::::::::.:.:.: .: /:. :.:丿、 : : : : : : : : : ::. :. :. .:.:.:.::::::: 　　　　　　　　　　　 　 ::::::::::: ::/: ::/:.:.／│ ＼ : : : : : : : : : :. :. :. :..::::::::i 　　　　　　　　　　　 　 ｉ:::::::::::/ .::/／　　 ! 　　＼: :＼ : : : : :. :. :. :.i::::: l 　　　　　　　　 　 　 　 ｌ:::::::::/.: ./　　　　│　　　 ＼: :＼: : : .:. :. :.::l::::::| 　　　　　 　 　 　 　 　 |:::::::/.: :/ ‐‐-ミ､　ｌ　　　　　 ＼:: :: :.: :.:|:::::. | : :| 　　　　　 　 　 　 　 　 |:::: :. : // 汽恣 　 i　 　 --‐一 ＼ :. :. |:::: . |.:.::|　　　　　　　　　はい。 　　　　　 　 　 　 　 　 |:: :. :./∧　```　 　 　 　 汽恣㌻|: ＼ :|:: : . |: ::| 　　　　　 　 　 　 　 　 | !:. :.. :/∧　　　　 　 　 　 ```　人:. :. :|:::::::. | : |　　　　　　　　　殿下が即位される国の名前なのですが、 　　　　　 　 　 　 　 　 |::!: :. :. /:.∧　　　 ‘　　　　　 　 _ノ:. :. l::::::::. l : | 　　　　　 　 　 　 　 　 |::|:. :. : . /:./ヽ／) ｰ_-‐　　　 ／:::|:. :.:.|::::::::. |:.:.|　　　　　　　　　長恭ウルス(仮)では些か草原の色が強過ぎるかと。 　　　　　 　 　 　 　 　 |: !:. :. :. :.:/.／／、 　 　 　 イ:::::: │:.:│::: : │ | 　　　　 　 　 　 　 　 　|: |:. :. :. :／／厂i:ト ‐-＜.,,__!ヘ、::|: : :|::::::::::│:|　　　　　　　　　 恐れながら今少し、北の文化を取り入れて頂きたく。 　　　　　 　 　 　 　 　 |:::|:. :.／∠__/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ∧ |.:::::|::::::::::│:! 　　　　　 　 　 　 　 　 |:::|／　 　 ／｝＼i:i:＼i:i:i:0i:i:i／i∧|.:::::|::::::::::::l :| 　　　　　　　　　　 ／￣/　 　 　 ／｝＼i:＼i:i＞--<i:i:i:i:i∧ .:.|￣＼::: | 　　 　 　 　 　 　 /　/ /　　 　 　 ／　　∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ∧│∨ /＼ 　　　　　　　　　/　/ /　　　　 ／　 　 　 ∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: //∧|　 ∨ /∧ 　　　　　 　 　 /　//＼_____,／＼　　　　　∨i:i:i:i:i:i:i:i:i:i///　　　　∨ /∧ 　　 　 　 　 　 |/// 　 　 　 ￣二〉　　　　　＼i:i:i:i:i:i／　　 　 　 　 ∨ / | 　　 　 　 　 　 |// 　 　 　 　 　 /-‐…￢二￣＼／￣¨二ﾆ￢…‐-∨ /| 　　　　　 　 　 |/ 　 　 　 　 　 /　　　　　　 　 　 ＼　 　 　 　 　 　 　 ＼| 　　　　　　　　/ 　 　 　 　 　 / 　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　　　　　　　　 　 ＼ 　　　　 　 　 / 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 　 　 　 ′　　　　　　　　　 　 ‘， 　　　　　　　　　　　　　　　　　　r======s｡,___ 　　　　　　　　　　　　　　　／￣　　　　　　　　　　ﾆ=‐ 　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　＼　　　　＼　　＼ 　　　　　　　　　　　　／／／ ;:　　　　　　　　　 ヽ　　 ﾏ 　　　　　　　　　　　 /　／　　;:　　 　　　 ヽ　　　　',　＼ﾏ 　　　　　　　　　　　/　　　　lVl　　　　　　　ヽ　　　 li　　＼ 　　　　　　　　 __／　　　 ,'l l 八　　ﾄl　＼　　 ;　　　 l　　 ﾄﾏ 　　　　　　　　　　 /　　　;ﾊ/l　 ﾏ　l .l lﾟ'*。　　;　　　lﾏ　　{ ﾏ　　　　　　 ふむ…………確かにそうですね。 　　　　　　　　　 ／:: ..　 ;　ﾊ{　　ﾏ ', l l_　--＼l　　　|　＼乂j{ 　　　　　　　___ノ／}:: . 　;/─ヽ.　 ﾏ Vl ｨぅ示㍉　　 lV　　　ヽゝ　　　　　  何か良い案はありますか？ 　　　　　　　　　　　}: .　　ｨぅ示㍉　 ヽ{　乂ツ　|i　　ﾊlVヽ＼　ヽ 　　　　　　　　　　　}: .　 ∧乂ツ　　　/＼　　　.l　 //;ヽ＼}￣ヽ} 　　　　　　　　　　　lヽ: . ヽ　 　　　 ;:　　　　　　.: :乂ｲ::l　　 　　　　　　　 ＿ 　　　　　　　　　　　　} ﾊヽ ',',　　　 '　　　　　 .: : .lﾊ}ヽ|ヽ　　　　　　　／　　l 　　　　　　　　　　　　jl　 }斥l ヽ、　 ー　　 ／/八|　　　　　　　　　／　　／ l 　　　　　　　　　　　　　　 八lﾙヽ≧s｡,　イ,｡sﾆl -=''^~ ヽ　　　　／　 lﾆﾏﾑﾆl 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾊ　／／ﾆﾆl　 ／l　 l　　　／ ／| |ﾆﾆﾏﾑl 　　　　　　　　　　　　　________/ﾆﾉﾆV／ﾆﾆﾆﾆ／≧s｡, l--／ ／ニl .lﾆﾆﾆﾏ{ 　　　　　　　　 r=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆl　迅Y迅｀¨/ﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´ /　 /ﾆﾆﾆl .lﾆﾆﾆﾆ{-　_ 　　　　　　, イ lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ乂_人___彡ﾆﾆﾆﾆ＞'´　　/　/───┘ﾆﾆﾆ{￣｀＜ヽ 　　　　／　　 lﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞'´/　　 l Vﾊﾆﾆ＞'´　　　 /　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　　 /　 l 　　 ／　　　　lﾆﾆﾆﾆ＞'´　 ヽヽ-彡 ハ＞'´　　　ﾆニ/　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ{　／ ／
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　　　　　　　　　　_,　‐　´￣￣｀　 ､ 　　　　　　　　,　´　　　　　　― ､.　 ＼ 　　　　　　 ／ｒ　　､　 ､　　　　　 ｀ ､　 ヽ 　　　　　 /　 { !　　ヽ　 ヽ　＼　　 　 ､　 ､ 　　　  ／　l !l ﾄ､　　 .ト､ .ﾄ､　 !　　　　＼_＼ 　 ー 'ｿ/　 !l !｀､＼ ､ |_, >ｒ_ﾆ､ﾄ　!　`i ､＜､_ミ 　　　 {ｲl　 {l!`　 ヽ .>ﾘ,xｨiﾁ} `ﾘ V 　 !'ﾍ´ .! ｀　　　　　  それでは、〈ヴァエギル〉という名は如何でしょう。 　　　 川 l ､Yﾆ_ｭ､　 '　　ゞ’'´ 　 }　,ﾘﾐ　} .! 　　　　ハゝヽ代ﾘ 〉　　　　　　　/ 〃ン/ /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣｀ヽ 　　　　　 ` ｀弋　/　　　　　　 ノ ´　r:r'　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  |　ヴァエギル？　　| 　　　　　　　　 ､　ヽ ´　＿,　　　 　'ﾞ ﾘ! l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿_乂 　　　　　　　　　ゝ　＜_,　´　　 　 　 /|!.| 　　　　　　　　　　 ＼　一　　 , ｨ　　__,」}`　　　　　　　　 ノルド到来以前、古い北の民がそう呼ばれていたそうです。 　　　　　　　　　　　　＼__, イ,　‐　´　　l! 　　　　　　　　　　　　　　 i!/　　 　 　 　 ､　　　　　　　 帝国圏では〈ヴェージャー(ベージャー)〉とも読まれますね。 　　　　　　　　　　　　　　 |{　　　　　　　　 ､ 　　　　　　　　　　　　　　 !!　　　　　　,..　　 ｀ フ ー--　 ...__ 　　　　　　　　　　　　　  ノj　 ＿,..　 ´　　 　 ,ｲ　　　　　　　　ヽ 　　　　　　　　　 _,..　‐ ´／ ＞ ､　　　　　　/　|　　　／　　　　 ｀､ 　　　　　　 ｒ ' ´　/　 ／｀　　　　 ＼　　　./ 　.|　　/　 　 　 　 　 ｀､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,',⌒==ゝ"､~: :~~"｀ゝ,,_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.､ '"´, ﾙ ｀~"'｀　,,ヽ: : : ゝ　 ヾi, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／　,､ '　/　|i ~"' , ' , ヽ,|‐‐ゞ　　　ｿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/ , '　,　 ;　　 |i.　　`.　､　∨::ゞ,　　　( 　　　　　　　　　　　　　　　 _,,.ノﾞ/´　/ 　 / ,.:i　　 i　 |i.　 ;　; i: : ＼{.,　　: :{.,,__ 　　　　　　　　　　　　　　 /　　.ﾉ´ﾉ,'　 /,|/- ､|　　.|h､　 |i.,,_;　i: :i ヽ｀{　　　}　Y　　　,,...,, 　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　､_ノ/,.　　i _|__,,　|i　　|,,..ヽ　)　 ; i: :|＼|::{　　　 }　|　　 ゞ: : ) 　　　　　　　　_ｨi〔⌒~''/,: :　 ヽ,ﾉ /i　 i´ |⌒｀ | i　 .|_　 iｿ,　;　i: :|::::|　{　　 八 .|　 〈: :＼´ 　　　　　　　r´i:i:i:i:i:i:i:i:}､: :　　　ｿﾞヾi　i｀八　　,　i　|｀ﾞ'ｿI　 '　i: : ゞﾉ::::(　　: :ｿ　}　　',: : : :〉 　　　　　　　Iri:i:_,,...-,ｿ　ヽ: :　 / ∨|i .i ｀　,,.._´　 ＼.__ノ　' ;'; i ,, | ,,.-ﾞ　　: : {　 I　　ヽ,: :ﾉ 　　　　　　　Ir=,,,..　/｀,-､ヾ､: :　　I::|::.圦,　`､_,,､ゝ　_ノ , '　,': :ソｰ介 _,,_: : :: :ｿ　 ゝ ´: :〈 　　　　　　　|.,.,　　/ '",.´ヽ　У,,: :}八ﾍIi丶 __,,. _+ '"ノイ_,ｘ￢.　 ,., /i:i:i∨／ , ': : : :,,､乂 　　　　　　　|.,.,　〈´'ヽ´,- ､ヽ《´＼ゞ::::::::Ii　　／∠／Y~´　　　ri //ヌ,,_,, ∨: : : :,,.､+'"　　　　　　　  〈ヴァエギル〉ですか、勇ましくも深沈な良い響きだ。 　　　　　　　 |.,.,　∨ﾍ ゝ-ｲ´ 》}h､｀ﾞヾ,,.::Ii,,//ﾞ／ r´: : :ri: :.　 | |/ |/-- ..,,ヽﾋ"+・'''"⌒| 　　　　　　　 |.,.,　_∨i:i:乂)‐-ヾ::::::::}ｈ｡/ ｿ'"´￣￣｀ｿ:/ |_,ヽ. |/ /|　　　.,.,ゝIi:i:i:i:i:i:i:i:i:i|　　　　　　　 新しくも古きを尊重する姿勢を表す名として相応しい。 　　　　　　　 .|.／　|Ii,,i:i:i:/　／_,.ィi{//ﾞ｀|||ゞ＝＝ｿ/:/　__,＼＼|´|　　　.,.,.,.,.Ii:i:__i:i:i:i:i/ 　　　　　　 ／　　/ヽ___ノ ゞ}ゝ‐‐//_　 | |,ﾍ::::::::ゞソ/　´　i　ﾄ .]~|　　.,.,.,.,.ノ‐‐‐ﾞﾞﾞﾞﾞﾞｿ ,,.､､--'''"／　　 /i:i:i:／ﾙ {ﾞ´￣／/ゝ､_| .||oﾍ,::/　 ｿ　　　|　　ノﾉ　　.,.,.,.,.ﾉゝヽ.,.,.,.,/ ,,.､-／／＝＝/ヽ／i:i:ﾙ/　 ／ /　　　|　||ヘ_ｿ　 .|ﾍ　　_,／´ ｀I,,__.,.,.,.,_,,ｿ,,ゝﾟ.,.,.,./ :;:;:;ﾉ／,,,,,......,,/／i:i:i:i:iﾙ | ／ //　　　 .|　||　У　　|i ~ﾟﾞ´(　　　j{==＝ﾆ/∨ゝ_.,.,/ ／ゞii.,.,.,.,.,.,./i:i:i:i:i:i:i:iﾙ |// //　　　　 |..,.,||　|　　　|iゝ_　|i　　　ゝ__,,.ィ〈 ヽi:i:i:ヾ《ﾟﾞ ／｀ﾏ.,.,.,.,./i:i:i:i:i:i:i:i:i:I //.,.//　　: :ヽ　||.,.,|| ﾉ___　　|ii:i:i:＼ i=＝ﾆ_,,. --ゝ＼i:i:X__ ＝＝ﾏ.,/i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾙ//.,.,//　　　　: |　||,.,||ﾞ＝＝==.|ii:i:i:i:i:iヽ‐ﾞ´　 |　　ｿ　 .＼:;:;:;｀~～｡ _____,,.ﾉ|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ|}ｈ｡､/　　　　　　 ||.,.,|| ｀ﾞｰｰｰﾞ |ii:i:i:i:i:i:i:|i´~｀:;Y/:;:;|　　　 ＼｀`丶､｀ゝ､ .,.,.,.,.,.,.,.|i:i:i:i:i:i:i:i／ |　〆二二ニ}h､　 .||.,.,||　　 : : ／|i ',i:i:i:i:i:i|i:;:;:;:;:|,:;:;j{　　　v　 ＼:;:;:;＼o__:;ヽ ､ゝ.,.,.,.,.|i:i:i:i:i:i:i:i,,..､|//／￣￣~ヽ}h､　||　||　　 ／／ |i ',i:i:i:i:i:i:|i:;:;:;|i:;/=＝ﾆﾆ=_,,____＼:;:;:;:;`丶､∨ ヽヽ,.,.,.,｀--.,''".,.,i.,.|/: : : : : : : : : :}iﾄ |i　￣　: :ゝ《|i.,.,.,.|i ',i:i:i:i:i:i:i:i',:;:;/.,｀ゝ-''"￣.,.,.,ゝ~^'ｿ:;:;:;:;:;:;:;:; )i ＼＼＼ゝ.,.,.,.,./|.,.,|,: : : : : : : : : : : }iﾄ |　　　 (　/〈 i.,.,.,.|i ',i:i:i:i:i:i:i:i:.ｿ∨.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ゝ／´/ ヽ,.:;:;:;:;:;:;:;:| :;:;|＼＼＼ゝ/ /.,.,|}ｈ｡:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:[ii |: : : : :/＼|i ∨i.,.,ゞ ',i:i:i:i:i:i:i/.,.,.,∨.,.,.,.,.,.ゝ／ ／ﾟ　　|＼:;:;:;:;:| :;:;|i　 ＼＼/　|.,.,.,j{　 ｀Y~^Y,,,..---ﾟ-ﾞ-ｰﾞﾞ´　 |i ＼〈 i.,.,.,.＼i:i:i:i:i/.,.,.,.,.,.∨ゝ／´／ﾟ／ﾞ／/.,.,.,ｿ丶| :;:;|i　　　丶I .|.,.,.,j{＝‐|{h｡〆),____________,,..+・"|ih､　∨i.,.,.,.',｀¨¨´,.,.,.,.,.,.,.∨´ ／／ﾞ ／　/.,.,.,|:;:;:;:;:| :;:;:;|i　　　　 .|.,.,.,j{_-‐ヽ=ゞﾉ,,__　　　　　　　_,,|　　 > 〈 i.,.,.,.,',.,.,.,.,.,.,.,ゝ／ﾍ/ ／ゝ／　　/.,.,.,.,|:;:;:;:;.| :;:;:;.|i　　　　.|.,.,.,j{;:;:;:;:;:;:;:￣:;:;:;￣~|"'i i‐''^~||::.| ／　　∨i.,.,.,.,.,.,.,.ゝ／／ ／　　　　　∨.,.,.,.,/:;:;:;:;| :;:;:;:;:;:く　　 .|.,.,.,j{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/| i |: :　 ||::::.|　　　　〈 i.,.,ゝ.,.／／ ／ｈ,　　　　　∨.,.,.,./:;:;:;:;:;| :;:;:;:;:;:;:;:く　 |.,.,,.j{:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ .| i | :　 ||::::::.|　　　　 ∨ i+'´／／ｈ,　　ヽ　　　　|.,.,.,/:;:;:;:;:;:..| :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;く|.,.,.,j{ヽ::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/: : | i |　　||::::::::.|　　　　 〈　i, ´／ 　　＼　　ﾏ　　　∧/:;:;:;:;:;:;:.| ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;く { ∧:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/: : : :| i |　　＼::::::|　　　　　∨ i, 　　　　　 ＼　|i　　　 /:;:;:;:;:;:;:;:i| 　ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;||: :∧:;:;:;:;:;:;:;:/: : : : :| i |　　　 ＼:|〆I　　　 .〈　i,　　　　　　　ｿ |i　　/:;:;:;:;:;:;:;:;:;i| 丶ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:/| |: : :∧;:;:;:;:;/: : : : : :| i |　　: : : 　Yミｿ　　　 .∨ i,　　　　　　 .|i　|i/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i| ∧:;:;ヽ:;:;:;:;:;:/ | |: : : :∧:;:;/: : : : : : :| i |　　: : : : :.|ヽｿ＼　　　〈　 i, 　　　　　 |i／:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i|i,
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. 　　　　　　　　　　ィ^ヽ‐- -‐- 、　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ . 　　　　　　　　 ｲ'´￣≧v彡‐- 、ヽ　　　　　  |　ならばいっそ、私の名乗りも変えるとしましょう。　　　 　| 　　　　　　　　 '/ /: : : : : :}: :j }: : : ヽi　　　　　 |　本名としての長恭を捨てる訳ではありませんが……　 　| . 　　　　　　,　/ /: : : : : :ｲ: :ｲﾘ: :ヽ: :}　　　　　 |　この地の人々には東方的であり過ぎる。　　　　　　　  　| . 　　　　　/{､ｲ./:|'ｨ≠ﾐlﾊNｨ≠ﾐV＼ !　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_乂 . 　　　　　｀ 才―《　○〃 　○　》 ‐-≧ . 　　　　　　 /: :ｲ八ゝ 　 ｀　　　ｲヽ＼） . 　　　　　　 ヽ ヽ}ヽ｀''-､-‐‐　.ｲ二}ﾘ　ヽ 　　　　　　　  |.ヽ.}==ﾊ.Y__〉 ´_ﾄ::::|:::∧ . 　 　 　 　 　 } __ヽツ／_/ﾊノ＿| ﾉ:::::ゝ 　　　　　　　 ｲ::::/::::::{:::::::ﾊ;》::::||ヽ>::><:)　　　　　　　  （え、そこまでやっちゃうの！？） .　 　 　 　 　 l::ﾞ{:::::::/ﾞ::::/∨_==ﾏ:::::Y::::| 　　　　　　　 ﾍ人／ﾞ::::/ ::::::::::::o}}:::::}::::|　　　　　　　　 （私が言うのも何だけど大丈夫！？） 　　　　　　　　 V:::::::::::,__ｧ=-ヽ ∥イ/::{ 　　　　　　　　  ﾍ ＿/〃¨¨¨¨¨¨¨´::::/ 　　　　　　　　　  〉,イ《イ￣　o ￣７´ 　　　　　　　　　  〈〈::::||::::::::::::::||:::::::{ .　　　　　　 　 　 /ｚｚ ||:::::::::::::ﾞ||. zz∨ 　　　　　　　　  /:::::::::||o :::::::::o||:::::::::∨ 　　　　　　　　 /:::::::::::ﾊﾞ:::::::::::::::ﾊ:::::::::::∨ .　　　 　　 　 /:::::::::::∥ｏ::::::::::::ｏ∧::::::::::∨ 　　　　　　 ,ｲ､::::::::::∥::::::::::::::::::::: ∧::::::::::人 　　　　 ,ィ::::::::::::::::::∥::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::ハ、 .　　　　{::::::::::::::::::::∥:::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::.〈 　　　　 `＜::::::::::::∥::::::::::::::::::::::::::::::::∧::::::==彳 .　　 　 　 　 ﾊ　￣ ⌒―┬┬─''´￣　 ﾊ .　　　　 　 　 ﾍ　　　　 　 |　|　　　　 　 , 　　　　　　　　 ﾍ　　 　 　 l　l　　 　 　 / 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+・''"´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､+''"メ´　__,,.､､､...,,,,,,____ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ,."´.､+・''"´　　　　　ヾ　　￣~^''ゞ-- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//／／　　　　　　　　　　　　　ヽ　　＼｀"'～､､,,,,_　　____ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||∠　'"￣｀`丶､　　　｀丶､　　　　` ､　　＼＼｀~"''"￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ｘゝ　　　 ｀`丶､＼' ,　　　　　' ,　 　 ',　`､　　ヽ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／　`丶､　　　　丶､i `､　　`､　`､　　 ',　 `､　　ﾞ　ヽ}h､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ |￤　￤　: `､　　　　　`､ ﾞ　￤　`､ `　　　;　　 ',　￤ ∧}iﾄ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |￤: :￤､　　: `､　　　　￤　　￤　 `､:　　　:　　 ',　:　　 }i ∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 /| |￤: :￤`､　 ',: :',　　　　￤　　￤: :　｀､　　:　　　　;ゝ　　}i ‘， 　　　　　　　　　　　　　　　　　/ | | ',: : : ￤`､　 ',: : ',　　　 ￤ i　￤: : : : :｀ ､ ;　　　　',i　ヽ､.＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　 / ||| |',: : : 　￤　`､ ',: : ',　　　 ,'　',￤､..=-　､ 丶i　　　　',i　| `､`丶､　　　　  アルレッキーノ…………いや、アルレキノフ。 　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|: :|ヽ: :　',`､ヽ､　丶､ ;　　　;　 ￤ゝ､.＼: :　Yi　｀､　　;　　|　 ', 　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ i: :i: :ゝ: : }i,,.､＼｀` ￤,|　　 ;　　,'',　|､＼ｿ: :/　,' ￤　;',　　ヽ　　　　　　　　 ヴァエギル王としてはそう名乗るとしましょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　ゝヽi: :ih.: :＼ }i,,.､ イ+''"i/|　 ,'　　 ,' ‘，|　// ,'　〆i　i　;:.: ヽ　 ゝ､__ 　　　　　　　　　　　　　　　　￤ | i: :}h: : : ＼|ﾋrﾘ､　i/i　, ' ;　　/　　〉ｲ /: : : /￤:.:　 ', ､丶､､+・''"´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　X iヽ : :＼: :}h､　ゞ／i,i　　 :　 ;/　　i__.ﾉ丶: : /.:.:.:.:.:.', |　 ',　 ' 　　　　　　　　　　　　　　　　/　 iヽ ＼ /＼＼ ',　　ﾉ| |　　i　|　　　i　　| |: :/|.::.:.:|:.:ゝヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ 　/　　 ﾞヽ＼　　ﾉi　　||　|　　　; ／　ｿ　ヽ:.:|ヽ | ゝヽ､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　/　ﾍ　i　ﾍ　　 , '　　ノ (　　):.:|　|ゝ. 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~"i''ヽ　　　　　　ﾍi　　　 , '　 　　　　,.､+''"´∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|: : `Y"　　　　　ヽ　　　　　　,､+" ´+''"´:;:;∨ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ i (　ヽ 　　　　 ,.､ﾍ　　　 ／+／:;:;　　;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉﾉヽ　　 ＼,,.､ '"　 ∧ 　// ∧:;:;:;:;:;:　　:;:;:;:;:;:ﾏ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;　　;:;:;:;:;:ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《/;:;:;:;,,.､+・''";:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　》;:;,､'":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ﾍ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,､':;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍ
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=========================================================================== 　初代ヴァエギル(ベージャー)王、アルレキノフ１世。 　“美麗王”とも称されるその出自は東方の出である事以外、詳細は分かっていない。 　一説には妻であるカチューシャ聖公との共同統治を重んじたと言われる。 　近年、実は女性で妻との肉体関係は無かったとの説が発表され 　歴史学界にて大きな論争を巻き起こしているのは、聡明なる読者諸君なら既にご存じの事であろう―――― 　大北方書院刊　「萌えと共に学ぶベージャー王国史」より ================================ ''^~￣￣~^''　､ =============================== 　　　　　　　　　　　　　　　　　　  _､‐''~　/　　 ／:　 ∧__:) 　　　　　　　　　　　　　　　　 、''｀/　　 /　 ／/　　//^ ＼~^'' ､ 　　　　　　　　　　　　　　、''｀／ .′　 .′/i:i:.′　 { {/ }⌒ヽ:　 ∨/ 　　　　　　　　　　　　 ／　 .: .′{　 　 {: /i:i:i {　 　 { {: 厂 ヽ　'， ∨/ 　　　　　　　　　　　　　 ／ . {　 {　 　 {/∧i:i:{　　.八{/~ﾞﾞ^　'，　　} 　　　　　　　　　　　´^''=―　{　 {　 　 _｣L｣_ｉ:{ 　　{/　　　 ﾟ,: ﾟ, . } { 　　　　　　　　　　　　　　 / ∧　ﾟ,　 込^怎ｯ㍉　: { ^~~~^'' }　}　} { 　　　　　　　　　　　　　／i:i:i:i∧　'，　 {/i/i/　＼ { ^怎ぅx､{　}　} 乂_) 　　へ、''｀^}＼__　　　''^~￣￣} ＼廴､:乂　　　　,＼￣~^''/{:∧: /⌒ ／L : : : :_/__∨」＿　　　　　 ∧　　　{ ⌒　　　　　　/i/i/:}:}{　} } : :「￣{⌒ ､ -=ﾆニ ￣~^＼　 /∧　　 ﾟ,　 　 ＇ ┘　　 .:_ノ八/:/ : :廴^≧=-}-=ﾆニ }-=}- }-'，　 沁,{＼廴 　 　 　 　 ィ(　}/／ ﾞ ⌒: : :}: : : :}廴}-= /-=}- }- }~^''， ∧i:i:i'，)>｡._　 ＜⌒　　⌒ ''^~~┘:「￣ :乂__/-=/-/___」=＜￣二ﾆ=-　_　/}￣~^''　､　　　　　￣二ﾆ=-　_ : : :廴{ 乂__厂/￣~¨¨~￣~^'' ､　＼-{∧i:}〈　￣二ﾆ=-　_ ＼ ＼￣ } : : : { /~^''　､　 　 　 　 ＼　'，　}ｉ} 廴Ⅵ廴 -={　￣~´^''=―┐　　　　￣二ﾆ=-　_ ⌒≧=-⌒　′~^'' ､〉　　 　 　 　 ＼:＼}/￣~^''込^＼:＼　　　⌒ ／ 　　　　　　  ＼　 　 '，　　　-‐…‐- ∨＼　廴ﾉ⌒廴 )>｡.~''＜ ／ ､ 　　　　　　　　 `､　　}: ＼￣￣ヽ￣~^''　､`､　〈〉じ⌒)>｡. ≧=-{ 　 廴 ￣￣~ﾟ^''　 ,,_　　`､ .′　 ＼⌒圦廴 ＼　＼'，]　}　　　　　 ＼⌒／￣廴 ￣￣~~ﾟ^''　　　,,＿」_／:　　 ＼ ⌒､} 　 ＼:　 '， ´'' ､　　　　　∨ 　 厂」「 　　　　　　　 _)ｱﾟ¨'，~^'':　　　　＼　＼　　　　 ∨/　 ＼　　　　}＼ i{　 |:|　　 ┌───────────────────────┐ 　　　　　　 _)ｱﾟi:i:i:∧　　´,　　　　 ＼　`､　　　　'/ 　 　 ＼ 　 /:　‘, 　 |:|　　 │女性説に基づいて描かれたアルレキノフ１世の肖像画 │ 　　　　　 _)ｱﾟi:i:i: /: ∧　　´,　　　 や:`､ :`､ 　 　 '/~^'' ､　 ＼′　: | 　 |:|　　 └───────────────────────┘ 　　　　 _)ｱﾟi:i:i:／ ://∧　　´, 　 　 や: `､ :`､　　: }-=ﾆ-)>｡.　'，／:|　　|:| 　　　　_/i:i:i:i/ 　 //　 ∧　　´,　　　や　 `､　'，　:}-=-＿__- ≧'，-|　　|:|廴 .　　　_/i:i:i:i/　 , ﾞ ′ //∧ 　 ´,　 　 や 　 `､: '， {-=-＼乂＼-∧ |　　|:|＼} 　　　/i:i:i:i/　 /　　 /{　　∧　 「'，　　∧　　∧　Ⅵ'，-=-)>｡.＿､-Ⅵ　 |:| .　　/i:i:／: ／ 　 |/i: {　　/∧ 乂〉　 〈-=〉 　 ∧　 }「i，-=ﾆニニニ |:　 / 　 /i:i:/: ／　　　 |i:i:ｉ:{.　　 /∧　}　 　∨{　　 /∧: }-「i，-=ﾆﾆニニ:|　 ′ 　′/／　　　　　|i:i:ｉ:{　　　　/∨'，　　∧　　　 ∧{-=「i，-=ﾆニニ |∨ /i: /ﾞ　　 　 　 　 |i:i:ｉ:{　　　　　i}　 '，_/　 '，　　 　}-=-「i，-ﾆﾆﾆニ|　'， i:i: { 　 　 　 　 　 |i:i:ｉ:{　　　　　i}　　}i:i{.　　 '，　　.′-= 「i，-=ﾆ二 | 　 '， i:i: { 　 　 　 　 　 |乂i:'，　　 　 廴／i:i:ﾟ,　／iﾟ,　 ∧ -=ﾆ 「i，-=ﾆ-/|.　　 '， i:i: { 　 　 　 　 　 |⌒＼＼　　/i:i:i:i:i:i:i:i:i}/i:i:i:i:} /-='，-=ﾆﾆ} -=ﾆ/-|＼ 　 }
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　´＿＿￣´"'㍉ 　　　　　　　　　　　　　 ／ _ ‐ ￣　　 ￣｀`ヽ、〉＿ 　　　　　　　　　　　　_ - ￣　　　　　　　　 　 |'´　 ｀`丶､ 　　　　　　　　　 ,．'´　　　　 ／　　　　　　/ .八　　 ＼　 ＼ 　　　　　　　　／　　　　　／　 　 ／ 　 ／／　　 ＼　 ＼　 ヽ 　　　　　　 ／　　　 　 ／　 　 ／ 　 ／／　　 　 :|　‘,　　'，　｀、 .　　　　　 ⌒7　　 　 /　　　 　　　／／　/　　 :　:| 　 ´, 　 ∨　｀、 .　　　 　 　 /　/　　/　　　 /　 ／／　　/　　 .:　｜　　´,　　∨　 ＼ 　　　　　　.′/　　/　　　 / ／／　 　 /　　 .::　　|　　　 l　　 |　|　　＼ 　　　　　　|: /　___,|＿＿__彡'´　　　／| 　　/　　,'　|　　.:|:　 ｜｜　｢￣ 　　　　　  j/ 　 ￣|￣￣/　/　　 ／　 j　　/ 　 /＼|ｉ　　:|: 　 ＼|　 | 　　　  __／　 / . . |　 . ｜/|//／　　 .,′. . : : /　　ハ　 :|　　:|　|＼|　　　　　　　　 はい、やらない夫殿には私から身代金をお支払いします。 　　　 ⌒7　 /. .:/.:|　 . .:|'　|/￣~"''　.′ . . ／ '"~/￣∨:|　　:|　|　 ＼ 　　　　　　 /. :./.::ｉ|　 : ::{¨丁えぅト. / 　 ／　,xぅえて 灯,′　,′∨⌒　　　　　　　 いつまでも兄上に頼る訳には参りません。 　　　　　| /|.::/: :.:||ｉ,　: ！ トうン　.:　／　　　／乂うｿ /　　/|＼　＼__ 　　　　　/ ﾉｲ : : 八}ｉ,　 ！|　　　/／　 　 ／ 　 　 　 /　　/从 |ｉ⌒¨¨¨　　　　　　  先の戦で貴女の弓の腕前は見事だったと。 .　　　　　　 人／ ノハ　 乂__　／　　　　　　　　＿_,/　　//.::| 八 　　　　　　　　 ／⌒7ﾍ　 〈￣　 　 　 　 ,　　　　⌒７　　 ∧|.:|/⌒＼　　　　　　　　トモエ殿のような優秀な武人に一人でも我が国に仕えて頂きたい。 　　　　　　　　　　　 |ノﾍ　 '，　　　　　　　　　　　 /／／: :ﾉノ 　　　　　　　　　　  /　／＼ ＼　 　 ‐　　　‐　　 ／ィ: :ハ( 　　　　　　　　　　　　　　　  ￣〕iト　　　　　　　イ＼人/　　 ／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼　　|＼　＞---＜_／|　　　　　/／| 　　　　　　　　　　　　　 |＼＼ ／| ＼ 　 ／|＼ノ|　 　 　 //.:.:.|　　 　 ／|　　./ 　　　　　　　　　　　　　 ＼.:＼|.:.:.廴.:. ／／|＼＼　　　　|/.: .: |　　 ／／|　 / 　　　　　　　　　 |＼ 　 ＿|.:.:.:.|_＿_,／／　 |　 ＼＼＿　∨.:.:∧ ／／　｜/ 　　　　　　　　　 |.:.:.:`マﾆﾉ.:.:.:ﾉﾆﾆ/ :/　 　 |　　 ‘， Vﾆﾆ|.:.:.:.:∧／　 　 |,′ 　　　　　　　　　　　　　　_______ /　　 { /　 _　 .＞---、 　　　　　　　　　　　　　  {　r- 、＼　 {　／　／／￣V∨ 　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　 ＞-＜二＞＜　　　 〉 〉 　　　　　　　　　　　　　　　 〉}／ 　　　　　　　　｀　 ノ / ∨ 　　　　　　　　　　　　　　 ／　/　　　　　.￣＼　　 　＼　 ∨ 　　　　　　　　　　　　  ／　 ./　　　＼　　　　 ＼　　　 ∨ .＼ 　　　　　　　　　　　  /　　 /　　　　　　　　 　 　 　 ＼　∨　 ＼ 　　　　　　　　　　 ／　/ ./ 　 }　　　　　ト　　 　　＼　＼}　　　 ＼ 　　　　　　　　　／／　　 ∨イ　　　　　 }　＼　j!　　 ＼__＼　　　 .＼ 　　　　　　　 .∠イ　　　　 { 　}ﾉ　　　　 ＼　 ∨}　 　 　 ∨＼　　　　 ＼ 　　　　　　　　 .　|ﾊ　　　 .{- ´＼　 　 ﾊ }_｀ー}/　 　 　 /　　.＼　　　　. ＼ 　　　　　　　　　　 ∧　＼ }ｨｪzzzx　　j! ｨzzzzx、　 　　/　　　　 ＼〉　　　　＼ 　　　　　　　　　r---}＿r 、rっぅv: ＼{　 v::ぅ(つ　 　 /　　　 　 　 .＼　 /＼　｀　 、 　　　　　　　　　.Vi:i:i:＼ﾉ ﾉ / ／}///,///<＼ヽ }-=≦　　　　　 　 　 ∨＼ .＼　　 ＼　　　　　　 （北では、弓は下賤な武器と蔑まれていたと聞くのに） 　　　　　　　　　 .Vi:i:i:i:ヽ ヽヽ}_人　 r--、　) }-ハ }￣￣∨　　　　　　∨ / 　.∨　　 ∨ 　　　　　　　　　  /i:i:i:i:i:i:i:＼/////＼￣__ィ´／￣/　　　　∨　 　 　 　 ∨　 　 ∨　　 ∨　　　　 …………恐れながら、一族の者達も呼び寄せてよろしゅうございますか？ 　　　　　　　　　 /二二二/人￣ .＼∧ __/＿＿ /、 / 　 　 |　　　　　　 　 　 　 .∨　　 ∨ 　　　　　　　　　j!i:i:i:i:i:i:i:i:}/:::::::::::::::::::::::∨::::::::::::::＼∨　　 　.|　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　 　.}　　　　 今は零落しておりますが、弓の達者は多うございます。 　　　　　　　　ノi:i:i:i:i:i:i:i:i:i{:::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::∧∨　 　 ′　　　　　　　　 　 　.∨　 ./ 　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧:::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::∧∨　　′　　　　　　　　　　 　 }　 / 　　　　　　  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/　 V::::::::::::::::::ﾉ＼::::::::::::::::::::/| .ﾏ　 ′　　　　　　 　 　 　 　 }／ 　　　　　rﾆﾆﾆﾆﾆ＼i:i:.{　　 }＼＿::／　　.＼:::::::::／ .|　.}　 ′ 　　　　 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ}i:八 　 }　　　　　　}　　 ￣　　　|　八/ 　　　  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: //　 ＼.}　　　　　　}　　　　　 　 | /　 ＼ 　　　./-------- / ハ　 　j!　　　　　 ハ　　　　　　 Y　　　/ 　　 ./----------/. ∧　/}　 　 　 　 }ﾆ}　　 　 　 　.}　　 / 　 ／/　| /　|　|＼＼　 }　＼　　　　　 }ﾆ}　　　 　 　 .}　 ./ 　.ヽ/|_/|_|__/ヽ|___}ヽ」　＼ 　 　 　 　./ﾆ.＼　　　　　　　 } 　　　　　　　　　　　　　  ／＼＿＿／二二 ≧s。　　　 イ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勿論です、何を断る道理がありましょうか。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カルラディア一とも言われるバッタニアの優れた長弓の技、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうかこの地の戦士達にもお教えください。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿,,,,,ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,.､　　-― '' "゛ﾞ￣　斗r´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.､*''"´,,.､　-　~￣　　　　　~｀}ｈ｡,_ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　,　'　 ＿　　　　　　　　　　　｀~''　,}h､ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／(　/　''"´　　｀~"''～ ,,_　　　　　　　　 .丶＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,/ﾉ　　,　~"''　,　　￣~"''～ ,ヽ､　　　　　　　　　｀ ―-―ノ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,/',　　ヽ ',　　　 ＼　　　　　　 ~'' ,ヽ　　　　　　　　　　＜´　　, 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 ',　　　', }i,　　　 ヽ　　　　　　　丶',　　　　　　　　　~　｀ ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,{/,!､ ヽ､　　', }',　　　　 ',　　　　　　　　 ＼　　　　　　: : : ∠´ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ i　: ヽ､　＼ ', } ',　　!　　',ゝ　　　,｡_　　　　 ゝ､　　　: : : : : :: :＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .| !　 }､ヽ＼　　; |- ',　 i　　',｀　-./ /ヽ＼　　丶､ ゝ＿　-―／￣｀ヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | i　　} ＼＼ゝ､　!　 ',　!　　 ',_,,_,{ /_~, ',　',ヽ ､＿＿-― ￣〆 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,| ! i　.},_, _-+ ,＿|二 }　i　　　!rii| { h､ヽ) ,}　＼: : : : : ＜~´ 　　　　　　　-r　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | ii !　}~´　　　　| ,￣| ,!　　　i v| 丿// /: : : : : : : : : : :＼ 　　　_-､　　__! }i　　　　　　, r-　　　　　　　　　　　.{ ii i,　},　＼_,,.ィ!ﾞ　 ,i ,i　　　 ',',　~ ﾉ ,/: : : : : : : : : : : ＼ゝ 　　　',_} ',　 }i　 }i　　　　　 | ,{__{　　　　　　　　　　　{', { ヽ }h　,}iir´i　　 ! !　　　　iヽ/_,,/==--: : : : : : : : : : - ~｀ 　　　||i　 }i　 }i　 }i　　　　　',　　',　　　　　　　　　 　 ' ,ゝ､. | ＼　　!　　 i i　　　　: :}ヽ　　 ＼, ヽ: :ゝr=-―ヽ) 　　　.i, i,　 ＼ }i　　}i　　　　 |　　 }　　　　　　　　　　　　ヽハ＼＼　　　},i　　　　: : } ,〉＼　　 ヽ }h　＼ 　　　　.} i,　　_ヽ},　　 ヽ､　　|　　 ',　　　 　 　 　 　 　 　 ゝ ､｀￣ ￣~　ﾉ!　　　　: :i /　',　　　,ィi } }-｀|｀丶 　　　　.|i ＼|,.._｀~''～ ,,　｀ -´　　　',　　　　　　　　　　　　　 λ　 , 　'ﾌ/i　　　!: :/ }　　 ', ／／ノ,､+''"} 　　　　.{,ヽ ,|ヽ )｀~''　,,｀~''～ ,,　　　|　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣ ／,/ !　 !　i　/丿　 ／／／:;:;:;:;:;:;:;:八 　　　　 ,ヽ i| | ~:;:;:;:;:;:;:;:｀''～ ,,__｀~''-}　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ､　|　 i ,' {／ヽ　// /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:^} 　　　　　　.i,| |:;:;＼:;:;:;:;:;:＼:;:;:;:;:;:￣~ }　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,ﾉ∧ {　 ／|{　　j´/ /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:マ 　　　　　　 ∧∨:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |{ゝ|　i{　__,,=-| |,,|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;マ 　　　　　　　 .ゝ､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ヽ,___　　　　　　　　　　　　　　　,〆＼_ゝi:i:i:i:i{|δ∨,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;＼ 　　　　　　　　　 ＼,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;／::::::/:;:;:;}ｈ｡_　　　　　　　　　　 ,／/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:x{hﾟﾟ,／:;:;:;:;,,.､:;:;''"´:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;マ 　　　　　　　　　　　 ＼:;:;:;:;:;:ｨi〔:::::::::ノ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼　　　　　　　　/´/i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ノ({ {:;:;:;:;／:;:;:;:;:;:,,.､+''"´｀~"''～ ,,　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ___ _ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r‐─　　、 //⌒/＼　　　 _＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::{⌒　＼V: { 　{ . : :＞ ¨ ￣￣ )::} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八:'，　　 __>ﾆ=-＜⌒=-ミ､__／／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＼ __/／⌒7⌒＼　　＼ ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 '／/　　 　 　 　 ＼　'， 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.　'　 　 　 　 、　　 ＼} 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  '　/　 ':::M{ 　 　 　 i }''＼　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　  /　 ' 　 {/''ﾞﾞ{　　　 　 }八　 V/　､　＼　　　　　　　　　　　　 ―――――貴方様にこの上なき感謝と、そして忠誠を。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　{ 　 { 　 八　　 　 } ￣ ｀ V/　＼　＼ _ 　　　　　　　　　　　　　　　　　  '　{　八　 {／⌒ ＼　　 } 灯うぅ V/ 　 ＼<¨⌒　　　　　　　　  我がフェン・キソ、一族あげてお仕え申しあげます。 　　　　　　　　　　　　　　　 _／　八　　＼{ ｨぅ示＾ ＼　{ 乂ツ ﾉ}　＼　V､⌒ 　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒¨´ {　＼　_八乂ツ　　' ＼〉　　　八　 ': ＼〉 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　  八　{ 「r､)ｧ＼_　　　 　 _, 　　人 }/ ⌒　 　　ﾆ=------ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 r＜)八「///<⌒ 　｀　　 　　　'　　⌒ ﾆ=----　　 ---　　　 __ 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　_}∧::::::〈＼//ハ::...　　　 　　ｲ　　　　　　　　　　　　　⌒＼　　　ﾆ=- ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　  {::}/ﾊ::::／⌒Y⌒Y＼≧=-＜ﾆ}､　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ 　 　 ＼　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　 _V// }人i:i:i:i:iLi:i:」i:i:i:}ﾆ=-=ニ人＼　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　 　 　 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　 _/ﾆ〉//j「ニニニニ=-人ニニ／ﾆ/i:i∧_　　　　　　　　　　　　　　　 ､　　　 '，　: :､ 　　　　　　　　　　　　　 /〈ﾆﾆ////{ﾆニ=- ､-=ニニ}=--=ﾆ/i:i/　} }「「 ￣　 ､　　　　　　　　　　　　　　 }　 }: .} 　　　　　　　　　　　　  ∧　V//／::j／　　　 ＼-=ﾆ∧ﾆﾆ／／　/{ { / 　　　　　　　　　　　　　　　}　 　 　 ,: :/ 　　　　　　　　　　　　//∧　〉_{ノ／ 　　　　　　＼∧i:i:yi:／　　/{ﾆﾆ}::/　　　　　　　　　　　　　　/ 　　 '　〈:/ 　　　　　　　　　　 _ノﾆV/} /::::{/　　　　 　 　 　 ∧: V／　　　'　Lニ」'　　　　 }　　　　　　　{(__ノ　　／ 　　　　　　　　　 〈　Vニ〉 /::rく　　　　　　　　　/: .}／ 　　／　　　 V　　　　　　　　　　　　　｀¨¨¨¨´ 　　　　　　　　　 ∧　V/ /::/　　　　　　　　　 / ／　　 ／/　　　　　'， 　　　　　　　　rく/∧　〉_{::∧　 　 　 　 　 　 ,: /　　 ／　/ 　　　　　　 ／{ﾆﾆ〉/ /:::::::/∧　　　　　　 ／ /　　 /　　'　　　　　　　 }　　　 '　　　　　　　　　　【1D3:2】(３でちゃっかり側室に) .　　　　　 人　V/ / /:::::::::::/∧　 　 　 ／ : :.′　 /　 /　　　　　　　 , _＿ ノ 〉 　　　　 ／/∧　∨_/::::::::::::::::::::::ﾆ=--<{　. :/　　 / ､: . 　 　 　 　 　 ｲﾆﾆﾆﾆ〈 　　　／////∧　〉「:::「:::「::「::「::::{　　　 Vニ=--　 ⌒＞　　 __　　イ:/: .　／　}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｳﾞｪｰｼﾞｬｰ 　　　　　　　　　　　「――――いつかこの国は、我が故郷に劣らぬ 　　　　　　　　　　　弓矢の国と言われるようになるかもしれませんね――――」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 7/＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ　 .＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ　 ＼　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _,-'i＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽヽ 　.＼　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i~,-'_,-' 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽヽ 　 .＼　　　　　　　 　　　　　_, -' ￣ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽゝ　 　.＼　　　　　　　　 _, -' 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| i.7　　　 ＼.　　　　_, -' 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ノ/ ＼　　　　＼ _, -' 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 )　　.∠ 　 　 ,,-'＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀⌒＾ヘヽ_.,-'　　　.＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,-'＼＼　 　 　 .＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  _,-'　　　└丶>,　　　　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,／.ヽ 　 　 　 　 ∠　ゝ、_　　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／´~　 　 　 　 　 　 )___---｀｀、　　＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀｀' ヽヽ _ 　 ＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＼＼　 .＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾ､ ､_ .＼ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ~＝-,ゝ
名前は中の人が同じな(そして顔も似てる)原神キャラから。 ちょい強めのお助けモブくらいの予定だった蘭陵王がここまで重要キャラになるとは……。